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松之山のアカショウビン本当どうなつての・・・

2017-08-02 17:37:47 | 野鳥写真

国鳥の水辺の散歩・・・

松之山のアカショウビンどうなっての・・・

 首都連から比較的近いアカショウビンの生息地のアカショウビン情報が気になるところではあるためか、今年の松之山はどうなってのと言われることが多くなってきましたが、実際のところ分からないと言うのが本当のところではないでしょうか・・・。
 地元の野鳥愛護会の探鳥会や新潟県の野鳥の会などの調査によると、松之山地内には約30つがい位のアカショウビンが渡って来ていると言われるため、相当の個体数が美人林の周辺や大厳寺高原周辺には営巣していると思われるが、この冬の松之山の雪の量としては、4mと決して多い方ではなかったが、冬の終わりの春先に降った雪が5月のG/Wが終わった後も松之山の周辺の沢筋には多くの雪が残っており、6月の頭近くまで沢に入ってけないと言うことになっていました。
 ほぼ毎週のように仲間や知り合いが松之山を訪れており、自分も二回ほど現地に出向き調査しているため、松之山に限って言うと抱卵中や巣穴での子育て中としか思えず、雛が巣立ちしたような状況にはないと思えるため、例年と比べると大幅に遅れているとしか思えません。

又、違った最新情報が入手できるかも知れない・・・

 明日から二つの仲間達が待ち切れず松之山へ二回・三回目と出掛けると言うので、今回の仲間達の訪問である程度の子育ての状況が分かるのではと期待していますが、自分も他の仲間達と7日の出発を変更し8日の夜中から旧盆の混雑に入る前に松之山へ出掛ける予定にしています。
 奥胎内を含む新潟県内のアカショウビンの生息スポットでの子育てか大幅に遅れているものと思われているが、他の地域では鳥取県八頭町が7月25日巣立ちや十二湖の仲道の池も2週間前には雛が巣立ちが終わっており、長池(繁殖しなかったかも知れない)に関しては今年も子育てに失敗したらしく、各個体も雛達の巣立ちが終わり繁殖期が終わっていると言うのに、松之山だけが子育ての給餌を運んでいるような光景が確認できないでいるため、先々週に松之山のアカショウビンのスポットへ出掛けて行った時にも、一部の場所で個体や鳴き声を確認てきたが、子育てしている餌運びが見られなかったため、何処へ行っても我々だけがいるだけで他のバーダーの姿は全くありませんでした。

アカショウビン達の習性を知ること・・・

 松之山や周辺だけに関していうと、仲間達の誰よりも熟知していると思ており、これだけ空振りが多くなると、いいままで培ってきた経験や自信が喪失してしまい、松之山のアカショウビンの何を知っていたのか分からなくなってしまいました。
 確かに松之山の周辺は、全国でも珍しいブナの原生林が多く点在しているため、アカショウビン達は何処にでも営巣できるので、数ヶ所の営巣場所を知っているからと、人が入り込むと警戒し直ぐに営巣中の巣穴でも放棄してしまいますので、自然界を自由に飛び回るアカショウビンを探すこと事態が難しいことなのです。
 しかもタイミングが少しでもズレると、アカショウビン達は鳴くこともしなくなりますので、囀りや鳴かなくなった野鳥を探すほど難しいものはなく、野鳥達の繁殖期の行動で抱卵や雛が孵ると、警戒レベルがマックスとなり巣の位置や出入りにもつがい達の合図があるらしく、ある程度巣の近くに来ると鳴いて知らせ、巣穴の中のオスやメスに合図を送っており、分かっていても巣穴のへの出入りのシーンはなかなか写真に収めることが難しいものです。

前回訪問と現地の知り合いの情報・・・
 
 前回の観察結果は、昨年営巣していたところへアカショウビン達が後を追うように我々の目の前を横切って林の中へ入って行ったり、暫くすると少し離れた林の上の方で「キョロロロ・・・」と長い間鳴いていると、反対側の林の中にいる個体が「キョロロロ・・・」と泣き交わしをしていましたので、何とか個体を見つけ撮影しようとしましたが、木の中で鳴いている個体を見つけることが出来なくて撮ることが出来ませんでした。
 又、林の上の枯れ枝にも二度ほど止まったが、機材を持っていなかっため、撮り逃がしてしまいましたので、アカショウビンが近くに営巣していると分かりましたが、何度も個体を見ることや鳴き声を聞きましたが、早朝から昼頃までガンガン照りの中を6時間ほど探し回ったり待っていましたが撮ることが出来ませんでした。
 簡単に撮れない野鳥だからアカショウビンは赤い珍鳥と言われるため、あまり警戒させないように探鳥や撮影にも気を使っているにも拘らず、何処へ隠れてしまったのかと思う程、午前中あれほど鳴いていたり姿を見せていましたが見えなくなってしまいました。
 明るいところにいる我々はアカショウビンから見えていても、薄暗い林の中にいるアカショウビン達は鳴かなくなり動きがないと探すことも出来なくなってしまいましたが、林の中を移動して全く違うところから出て行ったものと思われ、林の上の方で時々鳴くことはありました。
 イタチごっこのようになってしまいましたので、諦めて他の場所へ移動することにしましたが、移動していった先でも予感がした通り、物の見事にアカショウビン達の気配がありませんでした。

野鳥撮りの基本に立ち返って楽しむべし・・・

 松之山のアカショウビン達はバーダーが多く警戒心が強くなってしまい、他の地域とは違いブラインドの中からでないと撮れないのかも知れませんので、毎回用意はしてきているが使用したことがなく、次回もブライド用品を持参しカモフラージュして撮ることにしたいと思っている。 
 野鳥撮りの基本に戻っり撮ることが、警戒心の強い野鳥を撮ることを忘れてしまっていると考えられますので、こちらからは見えて居なくても薄暗い林の中にいる野鳥からは明るいところにいる我々がよく見えていると思わなくてはならない。
 野鳥を撮る誰もが出来る限り条件良く撮りたいと言うことでしょうから、野鳥達の警戒域を超え近づき自分だけでも撮るという気持ちが強すぎると、野鳥達にはストレスを与えていることになり、撮る者が自分の心の中で野鳥との警戒域を決め守ることが、少なくて野鳥愛好家の野鳥カメラマンがやらなければならないことで最低限守ることだと思います。
 誰も居ないから誰も見ていないからと自分勝手な撮影や行動が過ぎると、やがて来ている野鳥達(何千kmも渡って来ているため)が、①「来なくなってしまったり」、②「あまりに大きなストレスを与えると死んでしまう」ことになりますので、来なくなって別の場所へ移動するだけならいいと言うことはありませんが、後者のようにならないように取り返しのつかないことにならないよう、野鳥愛好家(野鳥を撮っているのだから少なくても野鳥のことが好きで・・・)の野鳥カメラマンはしなくてはならないと思います。
 自分本意で我儘な野鳥カメラマンを多く知っていますが、自分だけ撮れればいいとよく現場で他の仲間や来ていることから注意されると、「あんたにそんなこと言われたくない」と口論や口喧嘩をしている光景を見ることがありますが、いい大人が冷静になってみれば分かることなので、正気を逸した行動を取ることの無いようにしてもらいたいものです。

公の場所での野鳥撮りを楽しく・・・

 多少の問題を起こしても会社勤めをしている訳でもなく、怖いものが無くなってしまった世の中の野鳥を撮っている爺さん達に、数年前いや十数年前に会社や仕事をする仲間達とどう接し上手くやって行けるかと、思い悩んだりしたことを思い出して欲しいものですが、幾ら老後の趣味の世界だからと言って何でも自分の思うとおりにいく訳もなく、上下や横の関係が全くなくなったからと野鳥や仲間(同じ趣味を持つ知らない仲間でも)に対する「思いやりの精神」がトラブル等の仲間同士の問題が無くなると思いますので、お前偉そうなこと言ってんじゃーあねよと言われそうですが、あと何年元気で野鳥の写真を撮ることが出来るのかと考えると、前述のとおり野鳥にも仲間達とも楽しくやった方が宜しいし長きも出来そうな気がします。

 奥他周遊道路のところに「月夜見第二駐車場」がありますが、その場所から小河内ダムの上を飛ぶクマタカを狙って撮っている何人かのお爺さんがいますが、知らない人が来たり、又、声を掛けられると迷惑そうな対応をしているため、何様だと思っているのか勘違いも甚だしく、社会人としてあるまじき行動を取っており、「おめえ何処の土地で撮っているのだ」と自分の土地でもあるまいし公共の場所にも拘わらず、多くの仲間達がそんなことをいつているため、「ついでに一言」言っておきます。自分も何回か気分の悪に思いをしたことがありましたが、新入りが迷惑そうにしているが大人の対応をしました。


マミジロのオスの木止まり・・・

マミジロのオスの木止まり・・・

山梨県甲州市柳沢峠へ出掛ける・・・
 
 二度目のマミジロ撮りに挑戦して来ましたが、現地(マミジロの撮影スポット)に到着すると、舗装された林道にいたマミジロが路肩の岩の上に逃げるように乗ると、林の中へ消えて行ってしまいましたが、暫くすると再び道路の反対側の藪の中に飛んで移動して行ったり、我々の周囲を警戒するように飛び回っていましたが、三脚を立てバックからカメラを出しセッティングが終わると、出て来なくなってしまいました。
 2時間くらいマミジロが出てくるのを待ちましたが、小粒の雨が落ちてきたのとガスが掛かって待っていても消えそうになくなりましたので、退散して来ることにしましたが、奥多摩のクマタカスポットの方へ回り2時過ぎまで出て来るのを待ちましたか、そんなに簡単に撮れるドジョウ(クマタカは現れません)はいませんでした。
 最近、このパターンが多くなり、つくづく鳥運がないことに気づかされていますので、G神社へアオバズクを撮りに行くたびにお賽銭を払いお参りをしたことが全く効いていない。神様がそんな下世話なことを効いてくれる訳もなく・・・

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