エトピリカの画像・・・(濃霧のない島影の海に中に・・・)
残念ながらエトピリカの岩止まりは撮影することは出来ませんでしたが、揺れる船の中から被写体に狙いを付けて撮ることは難しく、折角ファインターの中に入れても波間に隠れてしまい、そんな連続の中での撮影となりました。
今回は濃霧の影響もあるところからエトピリカに的を絞り撮影することにしましたが、島の完璧の止まりものは撮影できませんでした。※6羽程度のエトピリカの個体が入っているとの説明があった。
ケイマフリの画像・・・(餌ゲット)
ケイマフリ達の画像・・・(海の中で泳いでいた)
濃霧の中のウトウの画像・・・(警戒心が強く船が近づくと逃げて行く)
チシマウガラスの画像・・・(希少種の繁殖地)
ヒメウの画像・・・(繁殖地)
ウミウ達の画像・・・(繁殖地)
根室市落石港からユルリ島とモユルリ島へのネイチャークルーズ・・・(今シーズン初出船)
普段は水鳥を撮ることはありませんが、この時期の道東は夏鳥や留鳥の繁殖期が終盤を迎えており、野鳥達は草木や灌木の上ら載らなくなっているため、探鳥しにくくなっているので、今回の道東訪問では船酔いの心配があり、乗船しての野鳥撮りは敬遠していましが、8日間と長い滞在期間もあって、船酔いの薬を調達し覚悟して船に乗り込むことにしました。※天気もよく然程波も高くないと船頭さんとクルーズガイドさんから船はあまり揺れないと案内があり、よかったと思いました。※落石港から出て来ると直ぐに濃霧の中のクルーズとなり、又、外洋に出て来るとそれなりに波があり、農務と船の揺れの中での難しい鳥撮りとなる予測が立ちました。
19日に今シーズンのクルーズに先駆けて、船頭さんやガイド・地元のメディア等の関係者だけ乗船しネイチャクルーズを実施したそうですが、23日(乗船当日)が観光客を乗せての初クルーズとなったせいなのか、定員14名の満員が乗船していた。※あと一人空いていると、10日前にようやく予約が取れました。
濃霧の中をユルリ島とモユルリ島へ向かって、クルーズ船(普段は漁船として使用している)は何も見えない中を走って来ましたので、船の揺れと不安だけが支配していましたが、島が近づいても全く島影も見えなく、時折ガイドが船の近くの海の中にいる水鳥達を探す(進行方向に向かって、何時の方向に何がいると指を差して指示してくれた)と教えてくれるが、船の揺れと濃霧の影響で撮れるような状況ではなかった。
唯一島影に入ると濃霧が晴れて、島もはっきり見えるがその場所を離れると、再び濃霧の中に突入してしまい、目の前が真っ白となり、何も見えなくなってしまいました。※エトピリカ等の島での止まりもを濃霧の中では撮ることが出来ませんでした。
今回船酔いがなかったため、今まで敬遠していた離島での鳥撮りに多少自信が付いたので、挑戦していきたいと考えているが、過去の嫌な思いが頭の中を霞めなくもないため、慎重に対処していきたいと思います。※フラッシュバック(外国航路の何万トンの大型客船と高速船は大丈夫だったが・・・)は若い時の経験も鮮明に思い出すもので、長い間船酔いがトラウマとなっておりに怯えている。※80km/Hの高速船はケアンズでグレートバリアーリーフまで約60km風の当る上部の甲板に乗ったが酔わなかった。
オジロワシが雛や幼鳥を狙って、岩礁や島の岩場に棲みついて、多くの水鳥達の雛が犠牲になっているとガイドから説明があった。
ユルリ島ともモユルリ島の概要・・・(希少動物の生息する島)
布盛海岸から約2.6kmほどの洋上にユルリ島とモユルリ島は位置し、長く無人島であったため手付かずの自然が豊富に残されているが、特にこの付近にしかいない動物として、エトピリカやチシマウガラスなどの希少鳥類に指定されている鳥の巣が確認されている。
又、道東地域はエトピリカが生息できる南限地域として学術的にも貴重な地域といえるため、尚通常、上陸は許可されていないが浜松海岸などから双眼鏡などで観察することはできる。
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