かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「思い出のローラー滑り台」

2020年04月29日 | 大分県
つれづれに言葉に記す思い出を
読み返すページが 記憶のスクリーン


 


子どもたちがいない教室で作業をすることも多いのですが、校舎の2階から見える風景もとてもいいものがあります。


一つひとつに久しぶりに勤務する学校でいろんな懐かしさも感じます。


昨日、Nっちゃんがやってきたときに、6年生の教室は、ここで、5年生の教室は、ここだったねというような話をしました。
教室の位置もできたてほやほやのときとは少し変化しています。
 


ベランダに出てグランドを見ると、滑り台があります。
当時としては、珍しいローラーの滑り台でした。 
 


これにも今でも語り草になっているエピソードがあります。
修学旅行の前の日の昼休みのことです。


Mちゃんが、滑るときに、なんと、なんと立って降りていました。
弾みで転倒。


病院に行くと、足の骨折でした。


「大丈夫かなあ。」
という言葉と同時に、
「なしかや。立って降りるかなあ。」
と修学旅行にいけるかどうかも含めて、本人も家族もそしてみんなも心配しました。
 


病院の先生もなんとかしたいという思いから、大きな病院の先生ですが、家まで往診してくれ、Mちゃんの思いも含めて、行くように対応してくれました。
先生の優しさを感じました。

もちろん車いすでの修学旅行です。
 


保健室の先生もしっかりサポートをしてくれました。
周れるところとそうでないところを見極めながら、旅行が進んでいきました。


しかし、坂の多い長崎への修学旅行です。
 


平和公園はまだよかったのですが、大浦天主堂などは息を切らせながら坂を登っていきました。
 

それはそれで、みんなが優しくなれた修学旅行でもありました。


平坦なところは、子どもたちが車いすを押してくれました。
奇抜なMちゃんならではの立ち降りでした。
 


奇抜なMちゃんは、その後、大手の衣料会社の店長になり、店長になったかと思ったら、「勉強したい。」ということで、専門学校に行って、カメラマンの道へ。

スーツのことや写真のことでお世話になったこともあります。
常にエピソードが満載の生き方です。
 


ブログを見ると、綴り始めてから、5495日目となっています。
10数年の年月が経つ早さを感じます。
時折読み返す、日々が懐かしくも感じるときがあります。