風そよぐ桜の花も幕を閉じ
緑眩しい山あいの里
臨時休校も4日目を迎えました。
今日は、短時間で、玄関先で・・・などという中で、家庭訪問をしていきました。
健康観察、家庭学習の課題の受け渡しです。
家庭学習では、今までしていたものをもらって、そして、新しい課題を渡していきました。
それでも子どもたちの顔を見ると、ほっとします。
3月も子どもたちと会えないまま、そして4月になっても、新しいクラスで、4日間だけの子どもたちとの関わりです。
今日、職員室のドアがぱっと開きました。
見ると、かつて樋田小学校で受け持ったYさんでした。
Yさんとの思い出は、「樋田っ子文化祭」でのクラス劇です。
大分で戦争の中で、病気でなくなっていく「ムッちゃん」をしました。
本当にあった話です。劇を通しながら、平和についても考えていこうとしていきました。
ところが・・・Yさんが、セリフを覚えてこないので、
「本気を出さなくっちゃ。」
と今担当している教室の前で叱ったのを思い出します。
主役がセリフを覚えてこないので、前に進みません。
しかし、そこからスイッチ。
2日間くらいで完璧になりました。
クラスの誰もが今でもこの劇を作っていったことを覚えています。
みんなで作り上げていきました。
Yさんは、テレビの俳優に負けない熱演をしていきました。
本番は、会場にいる人に、涙涙の演技をしながら、伝えていきたいものを伝えていきました。
防空壕の中でで病気で咳が止まらない演技は、見事でした。
最後は、一人防空壕の中で亡くなります。
その同じ顔が、今日、同じ学校で、職員室の入り口から顔が出てきました。
久しぶりです。
今は、この学校の保護者になっています。
「せんせい、ジャスコにマスクがいっぱい置いているよ。用事はそれだけやけど。」
相変わらず、天真爛漫です。
でも社会の中で、地域の中で、頑張っています。
授業も頑張るけれども、それ以外の特活の部分でもかつては、成就感を感じる取り組みがありました。
そして、培ったものをまた学習でも生かすというサイクルができていました。
だからといって、学習がおろそかになることもありませんでした。
学級の集団作りに苦労をされている先生方も多いです。
難しい時代だけに、集団の作り方も時代に合わせていかなければなりません。
再び、子どもたちの最前線に立って2年目を迎えます。
試行錯誤をしながら、これからも集団作り、授業づくりをしていきたいと思います。
「樋田っ子文化祭」で2代にわたっての「ムッちゃん」をすることが夢かな。
前に樋田小学校に勤務していた時に、南こうせつさんが書いてくれた「あるがまま」に頑張りましょう。
緑眩しい山あいの里
臨時休校も4日目を迎えました。
今日は、短時間で、玄関先で・・・などという中で、家庭訪問をしていきました。
健康観察、家庭学習の課題の受け渡しです。
家庭学習では、今までしていたものをもらって、そして、新しい課題を渡していきました。
それでも子どもたちの顔を見ると、ほっとします。
3月も子どもたちと会えないまま、そして4月になっても、新しいクラスで、4日間だけの子どもたちとの関わりです。
今日、職員室のドアがぱっと開きました。
見ると、かつて樋田小学校で受け持ったYさんでした。
Yさんとの思い出は、「樋田っ子文化祭」でのクラス劇です。
大分で戦争の中で、病気でなくなっていく「ムッちゃん」をしました。
本当にあった話です。劇を通しながら、平和についても考えていこうとしていきました。
ところが・・・Yさんが、セリフを覚えてこないので、
「本気を出さなくっちゃ。」
と今担当している教室の前で叱ったのを思い出します。
主役がセリフを覚えてこないので、前に進みません。
しかし、そこからスイッチ。
2日間くらいで完璧になりました。
クラスの誰もが今でもこの劇を作っていったことを覚えています。
みんなで作り上げていきました。
Yさんは、テレビの俳優に負けない熱演をしていきました。
本番は、会場にいる人に、涙涙の演技をしながら、伝えていきたいものを伝えていきました。
防空壕の中でで病気で咳が止まらない演技は、見事でした。
最後は、一人防空壕の中で亡くなります。
その同じ顔が、今日、同じ学校で、職員室の入り口から顔が出てきました。
久しぶりです。
今は、この学校の保護者になっています。
「せんせい、ジャスコにマスクがいっぱい置いているよ。用事はそれだけやけど。」
相変わらず、天真爛漫です。
でも社会の中で、地域の中で、頑張っています。
授業も頑張るけれども、それ以外の特活の部分でもかつては、成就感を感じる取り組みがありました。
そして、培ったものをまた学習でも生かすというサイクルができていました。
だからといって、学習がおろそかになることもありませんでした。
学級の集団作りに苦労をされている先生方も多いです。
難しい時代だけに、集団の作り方も時代に合わせていかなければなりません。
再び、子どもたちの最前線に立って2年目を迎えます。
試行錯誤をしながら、これからも集団作り、授業づくりをしていきたいと思います。
「樋田っ子文化祭」で2代にわたっての「ムッちゃん」をすることが夢かな。
前に樋田小学校に勤務していた時に、南こうせつさんが書いてくれた「あるがまま」に頑張りましょう。