かったかくんのホームページ

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「白球を追った時間」

2020年05月19日 | 大分県
グローブを抱えて兵(つわもの)集まって
灼熱のグランド 燃えたあの日々

 

 
コロナウィルス感染関係のために、いろんな野球の大会や練習が中止となっています。
ちょっと体力も落ちてきています。
自主トレーニングといってもなかなかするまでに勇気がいります。
 



時折、シャドーピッチングや素振りをするくらいです。
本当は走ったりするといいのですが、やっぱり勇気がいります・・・。



「【7日間ブックカバーチャレンジ】読書文化の普及に貢献するためのチャレンジです。参加方法は、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの・・・」3日目での話題です。

 
「野球林」という大悟法久志先生の本です。先生は、ずっとこの本を出版するために、原稿を持ち歩いていました。
「誤字脱字や表現のおかしいところを見てくれんかな。」
と言うので、見させてもらったりしました。 
 
 


誤字・脱字は、まだわかるものの、表現は先生の思いがあるので、そう簡単には直すことができません。
 


しかし、文章を見ていると、野球の戦術などが勉強になります。
誤字・脱字、文章の表現を何度も見ていく中で、たくさんの野球のことについて学びました。
 
 



先生が、高校の野球部の監督をしている時には、生徒たちを野球教室に呼んでくれ、いろんなプロの選手たちから指導を受ける機会をくれました。

野球を通していろんな方にも巡りあわせてくれました。
野球の技術とともに、野球に対してのあこがれを生徒たちは持つことができました。
また先生を通して、福岡市の大会や付属の中学校の大会に参加することができました。
 
 


生徒たちも一生忘れることのできない部活の日々の思い出があると思います。



現在のソフトバンクホークスの今宮選手など豪華メンバーであった中学校時代に勤務する学校や近くの球場に来て試合も重ねてくれました。


中学校から野球を始めた生徒がほとんどの中で、市の予選で死闘を繰り広げた準決勝。
予選からすべて「サヨナラ勝利」で決勝戦まで行き、県総体の中津市の代表になった時には、わがことのように喜んでくれました。
 


またこちらも、先生の高校が謹慎になっていたときに、親戚の人は手品で、こちらは、パンダのぬいぐるみを着てアシストタント。選手の寮まで行き、選手を激励しました。
 

 


病気が重篤になってからあっという間に旅立っていきました。
しかし、本の出版まで、こぎつけることができました。
きっと育てていった今宮選手が活躍していることがどんなにうれしいことでしょう。
 

 


「野球林」のほんの一部にも自分のことが紹介されていることが貴重なたからものです。
居間の一番見えるところに飾っています。