J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

研修会・勉強会14

2017-09-15 00:01:39 | ファジアーノ岡山

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今朝の山陽新聞を読んでいたら、地元J2岡山の地域貢献の記事が出ていました。こういうテーマでは、普段当ブログではそれほど取り上げる事が多くないため、地元の貴重な事例として注目しました。ざっくり言うと、チームスポンサー企業主催で、ファジをテーマに地元学生と若手社会人に呼びかけて、ビジネスに役立つ研修会を開催したという事でしょうか。最初知った時は地域性が高いものかと思ったのですが、どちらかといえば学生色が強い印象を受けました。引用して紹介。
         
【ファジ新規事業“提案” 地域活性化テーマ 学生、社会人が研修 総社】
「サッカーJ2ファジアーノ岡山を応援する大学生とスポンサー企業の若手社員らがリーダーシップや組織づくりを学ぶ研修会が12、13の両日、総社市で開かれ、「Jリーグを通じた地域活性化」をテーマに新規事業の企画・立案やプレゼンテーションに挑戦した。
 学生サークル「ファジピスタ」に所属する岡山、岡山理科、就実大の学生や県内12社の若手社員、J1ガンバ大阪でインターシップ(就業体験)を行う大手門学院大(大阪)の学生ら約100人が1泊2日で参加した。
 学生と社会人による7つの混成チームに分かれ、観客動員の実情や地域の特性を分析。13日の成果発表で、ファジアーノと学生が共同で新ブランドを開発▽選手参加のイベント開催▽学生と企業が共同で新商品を販売-といった新規事業を“提案”した。」
引用:山陽新聞朝刊(9/14)
   
 この「学生と社会をつなぐイノベーターズ・アカデミーin 岡山」という事業の主催は、学生塾の能開センター等を展開するスポンサー企業の、㈱ワオ・コーポレーションで、この会の前に第1回として3月に、閑谷学校で実施されていますね。こちらの事業概要を見ると、会場はサントピア岡山総社。対象は大学生および次期リーダー層の社会人で、特に「Jリーグに関わる地域の活性化に貢献したい方」とありました。協力として、J2岡山と大手門学院大、J1・G大阪の名前が入っていました。Jクラブのバックアップの元に開催されていていいですね。もう少し情報を追ってみましょう。

【今回の開催内容】
「株式会社ワオ・コーポレーションは、2017年9月12日(火)~13日(水)の2日間、Jリーグを盛り上げ、地域を活性化できるリーダーを育成する課題解決型のワークショップ『イノベーターズ・アカデミー・イン岡山』を総社市の「サントピア岡山総社」にて開催しました。」
「プログラムの最後には、社会人と学生の混成7チームに分かれて、“地域活性を目的に、Jリーグを絡めた新規事業の提案”をテーマにプレゼンテーションを実施。「岡山デニムを全国へ」をテーマに発表したチーム2班が、「地場の産業を活かした具体的で実現可能性の高いアイデア」と高評価を受け、見事優勝!」
引用:プレジデントオンライン

【イノベーターズ・アカデミー」について】
「株式会社ワオ・コーポレーションが、Jリーグの繁栄・地域活性化を目的に、独自開発した研修プログラム。学生にとっては、就職後に求められる企画提案力・コミュニケーション能力を高められる良い機会となり、若手社会人の方にとっては部下育成のスキルを身につけられる内容となっています。」
引用:プレジデントオンライン

【大手門学院大について】
「追手門学院大学は2010年にガンバ大阪とパートナーシップ協定を締結。昨年からはJ1チームとしては最大級のインターンシップを実施しており、延べ600人の学生がホームゲーム20試合の会場整理を行っている。」
引用:大学プレスセンター

 こういう企業であれば、こういう事業も納得です。岡山の地元スポンサーと今まで思い込んでいましたが、実は大阪の会社だったのですね。それでもいい取り組みだと思います。当然クラブも協力者なので、今季はすでに無理としても来季は今回の優勝企画である「岡山デニムを全国へ」の新規事業をCスタで観れそうですね。デニムといえば倉敷。国産デニムの発祥の地として、伊東市長を筆頭にジーンズを着用した「ジーンズ議会」を開催するくらいに、倉敷市は地域資源として推進しています。J2岡山でも2つ目のホームタウンとして存在しており、倉敷デー(おっとそういえば23日ですね)を開催。若い人達が一所懸命に考えて提案してくれた新規事業案。当ブログとしては、そのうちにその「デニム」を取り入れてくれる事を楽しみに待ってみましょうかね。

 ちなみにこういう「シンポジウム」的にクラブを上げて取り組んでいるところとして、山雅さん(山雅ドリームサミット)の名前がまず出ます。新潟さん(サッカー楽会)もそう。本来ならば後援会を中心にこういう事業を取り組むべきなのですが、岡山にはありません。また、三位一体の支援としては、「企業」「行政」「市民」ですが、今回の研修会は「企業」の色が突出していますね。理想はきれいな三角形でしょうから、今後はぜひ行政や市民も巻き込んで、こういう取組をやって欲しいですね。当ブログでも、Jクラブの独自評価「Jクラブの付加価値」の中の一つ、「ホームタウンミーティング」として取り上げています。

 あと、こういう提案を受けた後のクラブの反応ですが、「あくまで参考とさせていただきます」「人員的に余裕がないのですぐにはできません」とやんわりスルーする場合と、「いいアイディアをありがとう」と事業化をスタートさせる場合の2パターンがあります。J2岡山は前者ではなく、後者になってくれると信じて、来季?楽しみにして待ってみようと思います。
さんデジ該当記事:http://www.sanyonews.jp/article/596209/1/

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