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Jリーグの話題113

2016-08-03 00:01:51 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 少し前にJ’s GOALを観ていたら、「クラブ経営アドバイザーの発足について」というタイトルの記事が出ていました。Jリーグ公式HPからの情報です。とりあえず、以下、抜粋して紹介。
     
 Jリーグは、本日の理事会で以下5名によるクラブ経営アドバイザーの発足を決定。任期は2年。本施策は、各クラブへの助言および新任実行委員のサポートをすることによりクラブ経営を支援することが目的。
【海野 一幸氏】
 '01年、当時1億1,280万円の債務超過に陥ったJ1(現在)甲府の再建を託され、代表取締役社長に就任。地元企業へのスポンサー営業強化、選手・スタッフによる地域との交流促進等の陣頭指揮をとり、'01年には単年度黒字を達成。'06年には債務超過を解消。就任後はすべての年度において単年度黒字を達成。地方の小都市で、しかも、大企業の支援のない市民チームの再建は、多くの地方クラブがJリーグ入りを目指すきっかけとなり、緻密なクラブ経営、ホームタウンでの人脈づくり、営業活動のプロフェッショナル。
【クラブ代表取締役】'01年1月~'16年4月(在任期間:15年3ヵ月)
【Jリーグ実行委員】'02年4月15日~'16年3月15日(在任期間:13年11ヵ月)
【Jリーグ監事】'04年6月15日~'06年7月2日(在任期間:1年11ヵ月)
【Jリーグ理事】'06年7月20日~'12年3月19日(在任期間:5年7ヵ月)
【白幡 洋一氏】
 J1(現在)仙台の社長として、'08年10月から'14年4月までの5年半で、経営体質強化とトップチーム強化に注力。'11年には東日本大震災では自ら陣頭指揮をとり、早期に県外でのチーム活動再開を決定。県外キャンプを前に、選手を含めたクラブ全員で被災地にボランティアとして出向くなど、クラブの存在意義を行動で表現。「地域に貢献するソーシャルビジネス」をクラブ経営を通して実践するプロフェッショナル。
【クラブ代表取締役】'08年10月~'14年4月(在任期間:5年6ヵ月)
【Jリーグ実行委員】'11年2月15日~'14年4月(在任期間:3年2カ月)
【武田 信平氏】
 '00年12月よりJ1川崎の社長として、地域に根ざしたクラブ作りを唱え、等々力競技場の改修等、クラブの土台作りに邁進。富士通の100%出資だったクラブに川崎市や地元企業からの出資を募り、社名をチーム名と同じ「川崎フロンターレ」に改名。またホームタウンでは、算数ドリルの開発等常に先駆的事例にチャレンジし、クラブが地域に存在する意味を体現。誰よりもサッカーを愛し、ホームタウンの人々やサポーターから愛されるクラブ経営のプロッフェショナル。
【クラブ代表取締役】'00年12月~'16年4月(在任期間:15年4ヵ月)
【Jリーグ実行委員】'01年1月~'15年4月(在任期間:14年3カ月)
【Jリーグ理 事】'09年6月~'16年3月(在任期間:6年8カ月)
            
【中野 幸夫氏】
 J1(現在)新潟の立ち上げに尽力し、'99年のチーム創設から代表取締役等でクラブ経営に携わる。観客の招待施策など様々な戦略を打ち、年間65万人以上の集客を誇るクラブへ育て、新潟の街とスタジアムをオレンジ一色に染めた立役者。Jリーグの理事を経て、2009年専務理事に就任。入場者数増のノウハウはもちろん、地域に根ざしたチーム創設、Jリーグ入会を目指す百年構想クラブ等への研修や経営指導のプロッフェショナル。
【クラブ代表取締役】'03年3月~'08年12月(在任期間:5年9ヶ月)
【Jリーグ実行委員】'03年5月20日~'08年12月31日(在任期間:4年7ヶ月)
【Jリーグ理 事】'08年7月15日~'09年1月1日(在任期間:5ヶ月)
【Jリーグ専務理事】'09年1月1日~'16年3月9日(在任期間:7年2ヶ月)
【野呂 輝久氏】
 '12年、J1・G大阪に着任以来、市立吹田サッカースタジアム建設に尽力。公共施設を民間資金(寄付金等)で建設し、完成後も指定管理に委ねることで、行政が一切経費を支出せず公共施設を保有するという官民連携の先駆的事例として注目。また建設のみならず、スタジアムの指定管理を48年間という異例の長期契約を締結し、スタジアムビジネスの礎を築いた。スタジアム新設、官民連携のプロフェッショナル。
【クラブ代表取締役】'13年1月~2016年4月(在任期間:3年3ヶ月)
【Jリーグ実行委員】'13年1月22日~2016年4月13日(在任期間:3年2ヵ月)
Jリーグ公式HP該当ページ:http://www.jleague.jp/release/post-44224/

 そうそうたる顔ぶれですね。クラブ社長経験を持つ実行委員OBで構成するクラブ経営アドバイザーという事ですが、この5人の方々のうち、当ブログでは海野さんと中野さんは個人として紹介し、白幡さんの仙台さんの復興支援活動、武田さんは川崎さんの普段の地域貢献活動、野呂さんはガンバさんのスタジアム建設について、詳しく紹介しております。
 いろいろ情報を知ると、Jリーグはクラブ社長が短期間で交代することが最近増加したため、経験豊富なOBに意見交換や提唱をしてもらい、個々のクラブの経営課題でも相談に乗ってもらうという狙いがあるようです。村井チェアマン曰く「53クラブのうち、40クラブ以上の実行委員が就任3年未満でノウハウや理念が伝わり切れてない。豊富な経験で伝承してもらいたい」との事。
 最後にこの話題で、語る会でこの前出た話が、昨秋J2岡山から退任した運営統括責任者の取締役が、同じポスト名ではなかったのかという事。Jリーグの公式発表で「5名によるクラブ経営アドバイザーの発足を決定」とあるが、今回発足するってどういう事なんだろかといろいろ意見が出ていました。まぁ、別にどうでもいい話ではありますが。クラブ社長経験を持つ実行委員OBさんか・・・ しかも顔ぶれを見ると頼りがいのある面々。まさに真の「Jリーグ経営アドバイザー」と言える方々ですね。今後、頑張って欲しいと思います。
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