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日本代表のこと・・・374

2017-09-16 01:59:48 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 ロシアW杯出場が決まり、今度は組み合わせと、本番に向けての強化試合でどんな相手と戦うのかに注目が移っています。先日、10月の国内での国際親善試合の相手が決まりました。そして、11月は海外に遠征するとか。昔から国内の国際親善試合の相手が格下ばかりで批判が出ており、当ブログでも昔、日本代表の一番の強化策は強豪相手といかに試合するかと書いた事があります。ただ、実際は制約もあるようで、今後も理想的なマッチメイクはそれ程望めない様子。そんな中でTHE PAGEで面白い記事を見つけました。以下、引用しながら紹介。
   
【なぜNZとハイチ?ハリルJ格下チームと親善試合マッチメイクの賛否】
「国際親善試合の相手がニュージーランド及びハイチ両代表に決まり、前者が10月6日に豊田スタジアム、後者が同10日に日産スタジアムと、ともに日本国内で行われることが物議を醸している」
「しかし、国際親善試合をマッチメークするうえで、10月の国際Aマッチデーウイークに関しては強豪国の胸を借りるのも、日本国外で戦うのも、いずれも極めて難しい状況となっている」
「国際Aマッチデーウイークは最大で2試合しか行えず、しかも10月はすべての大陸でワールドカップ予選がたけなわであることが第一としてあげられる。ヨーロッパおよび南米の予選、そして北中米カリブ海の最終予選のラスト2試合が組まれている。 強豪国で対戦可能なのはワールドカップ開催国のロシアと、10月は最終予選を各国がそれぞれ1試合しか行わないアフリカ勢となる」
「国際サッカー連盟(FIFA)は2014年から規約を改正し、ひとつの国際Aマッチデーウイークで国際Aマッチを連続して行う場合は、同一大陸内で開催することを義務づけている。
 直近の日本を例にあげれば、6月7日にシリア代表との国際親善試合を味の素スタジアムで、イラク代表とのワールドカップ・アジア最終予選第8戦を中立地テヘランと、ともにアジア大陸で戦っている。このときも「なぜシリアなのか」という声があがった。しかし、FIFAの規約では日本がアジア以外の地で親善試合をしてからテヘラン入りすることはできないし、強豪国を日本へ呼ぼうにも、その国が6月に続けてアジアで戦いわない限りは不可能となる。ゆえに中国代表とのアジア最終予選を13日に中立地マレーシアで控え、体格や戦い方などがイラク代表に似ているシリアに白羽の矢が立てられた経緯がある。
 6月の段階でワールドカップ出場を決めていたイラン代表は、開催国ロシアに乗り込んでの国際親善試合が内定しているという。ただ、10月にもう1試合行うには、場所はヨーロッパでなければいけない。5日の最終戦で辛うじて9大会連続の出場を決めた韓国代表は、10月10日にフランス・カンヌでチュニジア代表戦を行うことが決まった。同7日に予定しているもう1試合の相手は現在調整中だが、やはり会場はヨーロッパに限定される。おそらくイランも韓国も2日に最終予選10試合がいっせいに行われ、10月はその後の予定がないアフリカ勢をヨーロッパに招く形となるはずだが、そこまで無理をしてアフリカ勢と戦うメリットもない。」
「新戦力のチェックをはじめとする明確な目標があれば、日本国内で腰を落ち着けて2試合に臨んでも決してデメリットは生じない。しかも、ネームバリューこそないが、ニュージーランドもハイチも一概に格が落ちるとは言い難い。」
「10月シリーズでチームの層を厚くしたうえで、11月シリーズで満を持して強豪国に挑む。ターゲットはヨーロッパの9グループを1位で突破する9ヶ国のいずれかになるだろう。現時点ではグループHのベルギー代表以外は、ヨーロッパ予選の大勢はまだ決していない。1位通過を前提としてすでに水面下で始まっている下交渉を含めて、11月シリーズでは日本サッカー協会のマッチメーク力も問われてくる。」
引用:THE PAGE

 なるほどという内容でした。国際Aマッチデーで2試合開催する場合は同一大陸内で行わなければならなく、10月で対戦可能なのはロシアとアフリカ勢のみといろいろ条件が絡んでくるのですね。それで11月は海外遠征予定となり、この時にどこまで海外の強豪国とマッチメイクできるかですね。
 当ブログでは以前に日本代表の強化策は、どれだけ強い国と強化試合ができるかと書いています。ただ、過去のマッチメイクはスポンサーを喜ばすために、国内で格下とやって快勝する試合ばかりで、強化とはいえなかったとも書いています。ハリル監督の希望がどれだけ通り、どれだけ強豪国と対戦できるか、お手並み拝見です。
 10月の相手のFIFAランクでは、44位の日本に対してニュージーランドは123位、ハイチは55位となっており、確かに格下ですが、11月の海外遠征に期待して、この時は新しい選手の台頭を期待して観ましょう。

 と、昨日書いていたら日刊スポーツに、日本協会が、11月6~14日の間にブラジル、フランスと欧州で国際親善試合をする方向で最終調整中であることが15日、分かったとありました。いい流れで良かったです。

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