銀座にある「木の香」というマトリョーシカのお店で「ロシア蚤の市」が開催されるというので、初日に張り切って行ってきました。銀座なんて何年振りだろう…。ちょっと歩いたら、色々な言語が飛び交って聞こえました。やっぱり日本に来たら銀座なのかな?それにしても暑い…。海外からのお客さん参ってるだろうな。
市の品はチェブラーシカ関連が多かったかな?あと勿論古いマトリョーシカとか。
ロシアの古い絵本もあって、その中から上の「マトリョーシカ」と読める本を見つけました(本というか冊子)。辞書を必死で引いたところ、下のKで始まる単語はクークラ(人形)Cで始まる単語は語尾が変化しているけれど多分シクリエート(秘密、秘伝)。マトリョーシカ人形の秘密かな?
開いてみると、↓店頭に並ぶかわいいマトリョーシカ
次のページは箱根の入れ子細工の七福神の絵。↓「どうだい、こういうの作れないかね?」みたいなことを、ロシアに持ち帰った人が言っているようです。
そして出来上がったのがこれ。↓どうだね?みたいな表情。描いてあるのはロシアの博物館にある一番古いマトリョーシカです。
そして1900年パリの万博で大評判↓ まあかわいい! 一躍ロシアの名物に!
せっせとろくろを回してマトリョーシカを彫っているおじいさん↓。
おばあさんは孫に囲まれながら絵付けをしています。↓
と、こんな感じなんで、読めないけど楽しい絵本です。
他に、冊子「マトからみたきのこたち」。日本語。きのこを持っているマトリョーシカも多いので、そのきのこの解説その他。面白いのは後ろの方にきのこをモチーフにした日本のこけし、観光土産の人形も載っているところ。この冊子はまだ沢山ありました。(上のロシアの絵本は一冊きりですよ…)
木の香のお店の外観。「ginza hakko 木の香」、hakkoというウッドバーニングペンを売っている会社の運営のようです。
地下一階のギャラリーが蚤の市会場。一階の店舗にはそれこそたくさんの垂涎のマトリョーシカが販売されています…。素敵な新作が次々出るんですね…。まあ作家さんも次々描きますからねえ。それにしても十数年前と比べて、かなり高くなってます…(^^;)