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トンガ大規模噴火

2022年01月16日 | 時事
九州全域より広い規模で爆煙が上がった模様です。

その影響で深夜から津波の緊急メールが鳴りまくった地域もあったらしく、またもや受験生にとっては試練の一日になってしまいましたね。犯人の高校生にしてみれば報道される割合が減るので幸いだったかもしれませんが・・・現地の通信は完全に断絶されており、どんな状況なのかはそれこそ衛星画像で見るくらいしか手段がない模様です。

津波に関しても従来のメカニズムではありえない速さで到達したらしく、どうやら衝撃波が海面を押しながら広がることで波立ったような現象が起きたとか。風呂に何かを落とした時の波紋と、ストローで水面を吹いた波紋の違いといったところでしょうか。そりゃ気象庁も戸惑いますね。一説にはこの衝撃波は地球を一周してまた襲ってくるらしく、今夜以降も再び津波の危険があるのだとか。恐ろしい話です。
さらにこれは今回はじめて知ったのですが、今回の火山噴火によって数年後冷夏になるかもという話もあるそうです。相当量の火山性ガスが大気中に拡散すると太陽光を遮断してしまう効果があるようで、それこそ恐竜が絶滅した時の急激な気温低下も同じメカニズムなのだとか。1993年に日本を襲った冷夏も、その2年前にフィリピンで起きたピナツボ火山噴火が影響しているらしいのです。まあ今回はそこまでの火山性ガスは検出されていないそうで、今の所この心配は杞憂に終わる公算が高そうですけど、そもそもまだ今回の噴火が最大値と決まったわけではありませんしねえ・・・

少し前には西之島の噴火で新島ができてのんきに喜んでいましたけど、あらためて火山の怖さを感じた日でした。
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