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いじめ調査書き換え

2020年12月07日 | 時事
改ざんはあってはならないことですが、このアンケートによって教師の評価が悪くなることはもっとあってはならないことだと思います。

この調査、一応匿名とはいえ担任には「回収順」で誰が書いたかは大体分かるものです。いじめの芽を早期に発見し対応するのが目的であるのですが、そういう性質があるのでいじめの度合いが深刻なものほど「知られたくない」という気持ちが働き、なかなか書けないものです。いじめがあると書いてくれたことは担任が信頼されている証拠であり、それは逆に教師の評価が高くなるとさえ思っています。

この調査である学校のいじめが0、隣の学校が100だったとしましょう。どっちの学校に行きたいでしょうか。自分は0を報告する学校のほうに問題があると考えます。小学校なんてまだ陰湿でなく、動物的本能でいじめてるようなものもカウントされているので、一定数はないとおかしいとさえ思っています。岐阜県はいじめ自殺を機会にこの調査を厳密にしたため、報告件数は翌年からぐんと増えて全国的にも高水準を維持していますが、それを「成果」として誇っている県なので、とても信頼できるといえるでしょう。

マスコミは、単に数字だけに着目し「いじめが多いのは問題」と捉えるかもしれませんが、実態は「信頼が高い」のだという認識をぜひとも広めて欲しいものです。そうでなければ、このような信頼されている教師が次々と葛藤し、免職に追い込まれることになるでしょう。(改ざんはダメですよ)