(株)カプロラクタム-blog

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修学旅行の風呂

2016年10月01日 | 時事
修学旅行先のホテル浴場で女子児童が死亡
一生の思い出になる楽しい旅行のはずが・・・お悔やみ申し上げます。

その子は以前にも風呂場で意識を失ったことがあったようで、事前に気をつけるよう依頼があったそうです。しかし、どうやらその場にいたのは合同で旅行に来ていた他校の教員ということで、おそらく女児の担任の方は男性だったのでしょう。どの程度の情報共有を行っていたのかは分かりませんが、事故が起こった以上、監視体制に問題があったと言わざるを得ないところが学校の弱い所です。しかし、最初からその子には湯船に入らないよう親が言っておけば良かったなどと言うのは結果論でしょう。「まさかこんなことが起こるなんて」・・・というものが「事故」なのですから。

多人数が入る風呂は野外学習でも修羅場であり、早く出ろー、ちゃんと拭けー、忘れ物するなーと叫びっ放しの戦場になります(笑)当然男女別ですし、学年の先生で仕事分担しますから、他校は普通ありませんが他クラスの子を捌くのも特に珍しいことではありません。そんな中で顔も分からない1人に配慮しろといわれても、念頭には置きつつもやはり中々手が回らないのではないでしょうか。ちなみに特別支援の修学旅行は生徒の数に対して教員がほぼ2:1くらいの割合でつきましたから楽だった・・・かと言えば全然違い、やはりてんかん発作のある子はリラックス状態で起きやすいので、風呂とか就寝中は気が気ではありませんでした。本当、予備動作なく突然倒れることもあるので、隣にいても支えきれないこともあるくらいです。無事終わったからこそ言えることですが、もし何かあったら今こうしていられなかったと思うと怖いですね。

アレルギーなど、配慮がいる子は年々増えている印象ですが、午前中まで元気に遊んでいた子が午後に交通事故に遭うことだってあるわけですし、平穏無事に過ぎていくことに感謝しないといけませんな。
コメント
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