(株)カプロラクタム-blog

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フードコート化

2008年10月07日 | 時事
リンガーハット「脱郊外」 大型SCなどへの展開強化
確かに、今年できた市内のリンガーハット2号店はフードコート内でした。

言われてみれば、サーティーワンやミスタードーナツなども、駐車場がある独立型の店はどんどんなくなり、ショッピングモールや駅ビルなどの1フロア型の店が増えているような気がしますね。独立型はわざわざその店に来てもらう必要がありますが、フロア型は買い物のついでに寄ることが可能であり、より集客力が高くなると予想されます。ガソリンが高い今、客もどうせなら一度の外出で色々なものを買いたいという心理が働きますから、よりショッピングモールが有利に働くわけですな。また、駐車場が必要ない分、経費も安く済むのでしょう。

しかし、独立型がなくなることによるデメリットも存在します。例えば自分の場合、道すがらそういった店を見つけた時、「そういえばリンガーハットって最近行ってないよな・・・」なんて思いながら通り過ぎることがあります。それが積み重なると、そのうち「じゃあ久しぶりに行くか」という気分になり、その店舗に行くかどうかは別にしても、どこかのリンガーハットで長崎ちゃんぽんを食べる、という行為に及ぶわけです。つまり、独立型はそこにあるだけで大きな宣伝効果をもたらしているのですな。反面、フロア型は一角にたくさんの競合店が並ぶ場合が多く、そのうちの1店舗が強く印象に残ることはありません。フードコート化を進める余り、独立型を減らし過ぎるのも良くないでしょうね。

まあ、要はバランスだと思います。リンガーハットも、市内に1つもなくなるのは寂しいので、是非がんばってもらいたいものです。
コメント
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