かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

不登校のきみへ⑰新年度の挑戦!学校の中に味方を作ろう。

2021-04-10 13:37:21 | 不登校のきみへ

4月、新しい年度が始まったね。

キミはどんなスタートをきったかな。

 

①学校に行きたいと思ったけど、身体が動かなかった。

②学校へ行こうと思って制服まで来たけど、行けなかった。

③学校へ行ったけど、玄関でどうしたら良いか分からず困ってしまった。
 何とか教室まで行ったけど、誰とも話ができなかった。
 すごく疲れてしまった。
 もう行けないかもしれない。

④友だちが誘いに来てくれて、一緒に学校に行った。
 分からないこともたくさんあったけど、友だちといることで何とかなった。
 でも、すごく疲れた。
 これから続けて登校できるか不安。

⑤学校に行ったら、先生が声をかけてくれた。
 他の子に見られて恥ずかしかった。

などなど、いろいろなケースがあると思う。

学校へ行けても行けなくても、この時期、学校へ行けないでいた子どもたちにとっては
とてもつらい時期でもあるよね。


行けば行ったで分からないことばかりで疲れるし、
行けなければ行けないで、自分を責めてしまうこともあるかもしれない。

学校へ行けないことは、決して悪いことでもないし、弱いことでもないよ。

今までがんばって、がんばって…、疲れてしまった結果なんだから。

自分を責めてはいけないよ。

 

もし、学校へ行きたいと思っているなら、学校の中に味方を作ろう。
そのためには、自分の今の気持ちを伝えることが大切だよ。

今の気持ちが分からなかったら、まずはじっくり考えてみよう。

キミは、なぜ学校に行きたいと思うのか?

・進学したい

・友だちが欲しい

・みんなが学校に行っているから

・親を困らせたくないから

・勉強したい

・部活を頑張りたい

・人と会いたい(話がしたい) などなど

 

学校へ行きたい気持ちを伝える時には、

どのような方法で登校したいのか、今の気持ちを具体的に伝えることが大切だよ。

たとえば、

「学校へ行きたい。でもクラスへ行くのは怖い」

「相談室(学習室、適応教室)で過ごしたい」

「午前中だけ行って、午後には帰りたい」

その逆で「午後から登校したい」

「まずは週2日登校してみたい」

「保健室で過ごしたい」

親にでも、先生でも、一番話しやすそうな人に話すといいよ。

キミの周りには、キミの気持ちを理解してくれて、動いてくれる大人がきっといるよ。

 

そして、

「スクールカウンセラーに会って話をしてみたい」と言って

学校にいるスクールカウンセラーに会ってみよう。

 

会ってみて、キミにとってこの人ならと思えたら、

一緒に伴走してもらおう。

 

キミにとって、良いスタートになることを祈っているね。(^^)

 

SNSでの相談機関のアドレスを載せておくね。
こころのほっとチャット~SNS相談~
https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html


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