かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

コロナによる一斉休校① 子どもの可能性を引き出す家庭での関わり方

2020-04-14 20:31:22 | 新型コロナ

かっぱら広場で大人気のプラスチックカップ

たくさん積み上げて、一気に崩すとスカーッとします。

早くまたみんなで遊べる日が来るといいな~。

 

■勉強の目的は、将来の職業選択の幅を広げること

 

新型コロナウイルスのせいで家から出られるなくなっている子どもたちの心は、

ストレスでいっぱいです。

学校や親は子どもたちの勉強が遅れることを心配していますが、

漢字を一つ覚えること、計算を一問解くことが、

今の子どもたちにとって必要な勉強なのでしょうか。

 

小中学校での勉強の目的は、

自身の興味に偏ることなくいろいろな事柄を学び、

それによって広い視野をもち、その選択肢の中から

自分の好きなことや得意なことを見つけて、

将来の職業選択に結び付けていくことです。

 

学校に行けなくなっている今、

広い視野を持たせることや選択肢を与えることは難しいかもしれませんが、

子どもの好きなことや得意ないことを見つけて伸ばしてあげることはできるのではないでしょうか。

 

■なぜ子どもはゲームやYouTubeばかりをやりたがるのか

 

「家にいてゲームやYouTubeばかり見ていて困る」という保護者の声をよく耳にします。

なぜ、子どもたちはネットの世界に行きたがるのでしょう。

それは、生まれた時からネットの世界が身近にあり、

子どもたちには慣れ親しんだ安心できる世界だからです。

 

ゲームやYouTubeがなかった時代は、

虫取りが好きな子はずっと外で虫を取っていました。

絵を描くことが好きな子は絵を描き、

歌うことが好きな子は歌を歌っていました。

 

やればやるほどその世界がよくわかるようになりますから、

もっとやりたくなるのは当たり前のこと。

ゲームやYouTubeを見ることも、その例外ではありません。

 

■子どものやる気を引き出すために、子どもがやっていることに関心を寄せてあげる

 

どんな時代も、子どもたちにはあこがれの職業があります。

今の子どもたちのあこがれの職業は『ユーチューバー』でしょうか。

しかし、ユーチューバーに限らず、あこがれの職業に就くためには相当な努力が必要なのは、大人はみんなわかっています。

華やかさの裏に隠された日々の努力や苦労はなかなか目に見えないものですが、

本当に成功している人たちは、日々試行錯誤を繰り返しながら新しいものを創り出していっています。

 

子どもたちが今の時代、これからの時代を生き抜いていくためには、

自分自身にとって好きなもの・得意なものを見つけて、

それに向かって日々試行錯誤することを楽しいと感じられるようになることが大切です。

 

そのためには、親は『机上における勉強』という狭い枠にとらわれずに、

子どもが興味関心を持っていること、たとえそれが『遊び』と言われるものであっても、

親も一緒に関心を寄せてあげて、声をかけていってあげることです。

親の励ましによって、子どものやる気にスイッチが入り、子どもたちは能動的に行動できるようになっていきます。


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