かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

行ってきました。スターツアーズ(長文です)

2010-11-05 08:53:07 | つれづれ
遅ればせながら、スターツアーズの報告を。

 ディスカバリーパーク焼津

最終打ち合わせの日。
 打ち合わせのようす

打ち合わせの日はとても良い天気で、
当日晴れたらいいな~と願うばかりでしたが…。


当日は、残念ながら台風直前。
何とか雨は降らずにすんだものの、
残念ながら星は見られない状態でした。
こればかりはどうすることもできません。
でも、みんなはワクワク、いざ!スターツアーズに出発です。



午後4時45分集合。5時には出発の予定。
でも、この日は金曜日。
みんな学校もあるし、
遅れてくる子もいるかもしれないと覚悟をしていましたが、
なんと1人もかけることなく、全員が時間どおりに集合。
5時の鐘と共にバスに乗り込み出発することができました。

バスに乗るとき、
小さいおにぎり2個とバナナとジュースを一本ずつの
ささやかな夕食を配りました。

なんと言っても参加費は500円。
助成金をもらっていても、贅沢はできません。
少ない予算の中で、少しでもみんなのお腹の足しになるようにと
スタッフみんなであれこれ考えて、このメニューに。
嬉しいことに文句を言う子は1人もいませんでした。

「夕食を食べても良いし、おやつを食べても良いけど、
バスを汚さないことー」という私の言葉に、
浮かれたみんなは「うぃ~~~っす」なんて返事をして大はしゃぎです。
「向こうへ行ったら、あいさつだけはしっかりするんだよ」
「うぃ~~~っす」
バスの中はそりゃもう大騒動・大騒ぎです。
バスの運転手さん、ごめんなさい。

出発からディスカバリーパーク到着までの予定時間は1時間。
でも帰りのラッシュの時間でもあるし、
時間どおりにつかないと思っていました。
ところが、ちょっきり6時にディスカバリーパーク到着。
何ともこれは驚きでした。

6時から入館ということもあり、今回は貸し切りです。
館内には私たち団体しかいません。
小雨が降っていたこともあり、
子どもたちはバスを降りると一斉に入り口に向かって走り始めました。
ところが入り口が開いていない。
ディスカバリーパークの人たちも、
まさか時間どおりに来るとは思っていなかったようです。
みんなが来る音を聞きつけて、急いで入り口を開けてくれたら、
子どもたちが一斉に中になだれ込んで行きました。
(このようすは私は見ていないのですが、
最初に受付に行ってくれたスタッフが
「それはもうすごかった」と話してくれました。笑)

私が館内に入ったときには、
展示室の前にみんなが集合していました。
(こころなしか、ディスカバリーのスタッフの人たちの顔が
こわばっていたように感じました。
すごい団体が来たと思われたのか…。
このときにはその理由がわかりませんでしたが、
後で先の話を聞いて納得。
ディスカバリーパークのみなさん、すみませんでした。)

さて、ディスカバリーのスタッフの方が展示室の説明をしてくれるのですが、
なんともみんな浮き足立っていて、落ち着きません。

ディスカバリーパークでは、
星が見える場合、見えない場合などいろいろなバージョンの
時間設定を考えてくれていました。
本来、展示室は30分間の見学予定でしたが、
星が見られないこともあり45分間にのばしてくれていました。




今回は磁石の不思議を教えてくれる展示でした。
展示室にはいろいろなものがあり、みんなおのおのに楽しんでいました。
短時間でできる工作もあり、参加した子はできたものを見てちょっと嬉しそう。
いつも行くと思うのですが、
ディスカバリーパーク焼津の展示室は、
小さいながらもとても充実しています。
光(照明)の使い方も独特で、
宇宙を思わせるような不思議な気持ちにさせてくれる空間です。
ぜひ一度足を運んでみてください。

その後、プラネタリウムに移動して、
「秋の星座」と「銀河鉄道の夜」の上映会です。



以前、テレビのニュースで見たプラネタリウムの「銀河鉄道の夜」。
その時、さわりを少し写していたのですが、
これは見てみたい!とすごく心に残っていました。
なので、今回、スターツアーズをするに当たって、
ディスカバリーパークにぜひこれを見させてくださいと
お願いしました。

内容は、宮沢賢治の銀河鉄の夜の原作を元に、
プラネタリウム用に編集されたものなのですが、
それはもぅすばらしい。
銀河鉄道に乗り込んで、銀河の星々の中を進んでいく、
映像も内容もすばらしいもので、感動。必見です。

さて、子どもたちはというと、
感動している者もあり、寝ている者もあり、
まぁ、こんなところでしょう(笑)。

1時間のプラネタリウムを終えて、
次に2チームに分かれての天文台見学と
工作「星図板づくり」です。
本来、星空が見られれば
ここで展望台から星空観察をする予定でしたが、
残念。



望遠鏡は想像以上のものでした。
星は見られませんでしたが、
映像で木星や火星などを見せてくれながら、
丁寧に説明をしてくれました。
最後には、星を見ることはできませんが、
望遠鏡ものぞかせてくれました。



もう一チームは、星図板をつくりました。
この星図板に、季節事に見られる星が全てのっていると思うと
何ともうれしくなります。
大切にしてくれると良いな~と思います。

さて、全ての行程を終えて、時間は午後9時ちょっと前。



全員で入り口の前で写真を撮って、
ディスカバリーパークともお別れです。

ディスカバリーパークのスタッフの皆さん。
プラネタリウムの途中でトイレに行く人がいたり、
ちょっと馴れ馴れしかったり、うるさかったり、羽目を外したり、
本当に困った団体でしたが、
丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。


帰りのバスは、次の予定地の日本平へ向かいました。
空の星は見られませんが、
地上の星、夜景を見に行くために…。

残念ながらそこでの写真はありませんが、
みんなが感動したのは言うまでもありません。

そして、疲れたのか、低学年の子どもたちは
バスに揺られてしばし夢の世界へ。



午後10時30分、予定どおり出発地点に到着。
お父さんやお母さんが迎えに来てくれていて、
みんなそれぞれの思いを抱いて、
帰路につきました。


と…、ここで終わらないのが、かっぱらぱ。

半数の子どもは帰宅しましたが、
残った半数の子は宿泊希望。
そのまま集会場へ直行です。
その後は、気の合う仲間とゲームをしたりおしゃべりをしたり。
時を忘れて、気ままに時間を過ごします。



帰りのバスで寝てきたせいか、みんななかなか眠りません。
やっと寝たのが、○時○○分(ちょっとこれは言えません)。

朝も早くから起きて、そりゃもう大騒動。
昨日の疲れはないのかー…てな具合で、
大人の疲れをよそに、元気元気。

朝食を配って、みんなで食べた後、やっとの事で解散です。




いやはや長い一日でしたが、みんな楽しんでくれたかな?
子どもたちが「あ~楽しかったな~」と感じてくれたら、
大成功です。

さて、残るはスタッフの反省会と、
次の「居場所づくり講演会」に向けての企画づくりです。


コメント
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