明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

最近の仕事のこと

2007-01-29 16:34:27 | 仕事
一時はどうなることかと案じたが、なんとか生活できている。
週に3日程度しか働いていないが、もう2月・3月の収入は確保。
(こういう仕事は2ヶ月遅れでの入金がほとんどのため)
これ以上、貯金を崩すことはなさそうだ。

3月末にはこの家を出て、4月中は挙式まで実家にお世話になることになっているので、4月もセーフ。
5月からは彼と生活費を折半できるので、今よりずっと暮らしは楽になる。
それくらい払える分の定期的な仕事はとれたので、5月からもOK!!

よかった!

生き延びた!

あとは、いかに単発の仕事をとって、飲み代を稼ぐか、というくらいが課題なだけで……。

私の年収は、この10年ほとんど変わらなかったのだけど、去年から初めて3分の2くらいになった。
今年はもっと減るかもしれない。

でも、それと引き換えに、「穏やかなストレスゼロの生活」を手に入れた。
毎晩、寝るとき思うのは、「あー、今日も楽しかったなー♪」なのが不思議。
家に引きこもってるだけで、特に何があったというわけでもないのに。

つくづく自分は「1人遊び」と「家」が好きなんだな、と思う。
1人で家にいるのはちっとも飽きないし、やることもいっぱいあって、楽しい。
まあ、それも週に1回は友達と飲みに行ったりする機会があるからなんだろうけど。

仕事に関して言うと、昨年からずっとメールでやりとりをしていたところと、やっと契約を結べた。
サイトライティングやメルマガ作成の仕事だ。
まだ実際の仕事自体はもらえていなくて、1コーナー1000円で(もらうんだけど)実践トレーニングみたいなことをやっている。

それをやりながら、自分が今までいかに奢った人間であったか、ということを改めて確認している。
駆け出しのライターじゃあるまいし……!という気持ちが心のどこかにあって、細かいことをあれこれ注意されると、自尊心のようなものが傷ついていくのが自分でわかるのだ。
時々、メールを見て、カーッとなる。

でも、自分では気付かなかった、自分の文章の欠点やクセを指摘され、修正されていくと、はっとする。
確かに指示通りに直すと、より良いものが出来上がったりする。
自分の知らなかった力が引き出される感じだ。

そういえば、この10年、誰にも文章を教わらなかったな、と思う。
もちろん、今まで経験したことのない媒体(例えば、雑誌から新聞に移ったときなど)では、新しい「書き方」を教わったりもしたが、「文章」という意味では人に教えるばかりで、自分は誰にも教わらなかった。

でも、最近こういうサイト関係の仕事が増え、「文章」というより「コピー」を書くことが中心になってくると、自分の力のなさを実感したりする。
ボキャブラリーの少なさ、センスのなさ、ワンパターンの流し方など。

1つの商品を捉えて、それにじっくり向き合い、それについて短い文章で表現をする、というようなことが今までにはほとんどなかったからだ。
それも、クライアントのテイストを崩さないように。
難しいけれど、同じライター仕事でも全く新しいことを始めたようで、日々学ぶことがあり、楽しい。

また、このトレーニングをしてくれているYさんが、とてもいい人で。
1つ1つに丁寧にコメントをくれ、あやふやにすることなく、厳しく指導してくれる。私の誤りもきちんとその場で訂正してくれる。
とても誠実で信頼できる人だ。

実際、あまり仕事にはならないのだけど、無料で講習を受けているようなものなので、非常にありがたい。
もっともっと、文章を……、コピーを、上手に書けるようになりたいと思う。

また、もう1つはずっと仕事をもらっている、同じくサイト関連の会社なのだけど、ここでも今月からメルマガライタートレーニングが始まった。
(これもお金を出すのではなく、実践的なので逆にお金をもらいながらやる)
この会社のクライアントはECサイトとかではなく、大手企業ばかりなので、単価が非常に高い。
これをうまくやりきれば、今後優先的に仕事をもらえるようになるので、かなり気合が入る。

私が前と確実に変わったのは、以前は道で配っていても絶対にもらわなかったパンフレットやチラシなどを必ずもらって見るようになったことだ。
どんなコピーが使われているのか、気になって仕方がない。
CMを見ていても、「あー、このコピーうまいなぁ」とか、「くだらんコピーやな」とか、そんなことばかり気にしてしまう。

結局のところ、私は「言葉」と「モノ創り」が好きなのだと思う。
今年は仕事の上でも、もう一歩、前に進める年にしたい。