明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

ハラヘリ恐怖症

2011-11-10 12:43:31 | 生活
昨日は、某エアコンメーカーの広報チームとサイトの打ち合わせ&ヒアリング。
6人ほどで集まって、いろいろ大事な話をしていたら、

突然、

きゅーるるるるる・・・・・きゅーるるるるるる・・・

と、長い長いおなかの音が

誰も何も言わない。

またしばらくすると、

きゅーるるるるる・・・・・きゅーるるるるるる・・・

長い長い・・・20秒くらい。

またシーンとする。何事もなかったかのように・・・。

打ち合わせは順調に進み、なんとかまとまったので、「明日コピー出します」ということで終了。
意外に時間がかかり、なんと5時間。
もう外は真っ暗だった。
ちょっとした疲れを引きずって、ディレクターのOさんと一緒に駅まで向かった。

「疲れましたねー」
「でも、充実してました」
なんてたわいもない会話をしながら歩いていたら、Oさんが言った。

「そういえば、誰かめっちゃおなかすいてる人いましたね」

ぎくぅ!

「なんかすごいおなかの音が聞こえてませんでした?誰やろ?」

ぎくぎくぅ!

「あのー、実はあれ、私なんです・・・

「ええっ!! めっちゃおなか鳴ってましたやん!」

「はい。私です・・・」

恥ずかしい。めっちゃ恥ずかしい。
いい大人の女性があんな長い長い長いおなかの音を深刻な打ち合わせ中に2回も!!

誰か「あ!おなかすいてる人いますね!」とかその場で言ってくれたら、
「いや~、私です。すみませーん」なんて言って、その場を笑いでごまかせたのだが。

ただシーンとして、皆が聞かないふりをしていた。
あれは本当につらかった。
しかし、一番離れていたOさんにも聴こえていたということは、全員に聴こえていたってことだな・・・

結局、「おなかはすいてなかったんですけど。なんでかな・・・」
と、どうでもいい言い訳をして終わった。

こういうことがあるから「ハラヘリ恐怖症※」を克服できないのだ。

※ハラヘリ恐怖症……長時間ごはんが食べられないため、お腹がすいて何らかの支障が出るのではないかと恐れ、
出かける前に異常なほど食物を詰め込んでしまうという病気。(民明書房刊『身近なココロの病』より)



どうしてお腹がへるのかな・・・?

2011-11-08 12:06:04 | 生活
昨日、久しぶりに菓子パンを4個食べた。
ものの数分で・・・

食べ終わったとき、
「今の私ならなんぼでもいける!どれくらい食べられるのか挑戦してみたい!」
という変な野望が湧き上がってきて、それを抑えるのに大変だった。

パンっておいしい

でも、太るので、最近はなるべく控えていたのだ。

この間、友達に自慢げに「最近は3個に抑えている」と言ったら、
「私はもう2個が限界やわ」と言われた。
まだまだやな、私・・・。と思った。

中野がお昼ご飯はいつもおにぎり2個だけと聞いてからは、会うたびにしつこく「ほんまに?」と聞いてしまう
おにぎり2個って・・・

人のことやから関係ないのに、ふと何かしている最中に、「中野、おにぎり2個でおなか減らないんかなー」とか考えている自分に気づく。(よけいなお世話!)
たぶん次に会ったらまた「まだおにぎり2個なん?」って聞いてしまうんだろう

どうしておなかが減るのかな・・・?

そんな子供みたいな疑問がいつも心にある。
「生きていくのって、食欲との闘いだな」と思うこともしばしば。

食欲のなくなる耳ツボとか押してもらったほうがいいのかもしれない。

おなかがいっぱいになるまで食べていたら大変なことになるので(お金も体型も)、いつもおなかをすかせている私。
お酒を飲みだしてしゃべり始めると、気持ちが他に行くのか、あまり食べなくても済むのだけど。
かといってお酒を飲むのもちょっと控えないと・・・と、さすがに思い始めた。
先週は最悪で、毎日家で飲みつぶれていたので、
「いかん!このままだと堕落する!」と思い、
今週からは心を入れ替えようと、昨日は17日ぶりに禁酒した。
そのおかげか、今日はめっちゃ元気!

しかし、せっかくダイエットしていたのにな・・・
新潟旅行から帰ってから弾みがついて、また欲望のままに食べ続けている。
パンも久しぶりにがっついたら、すごく満たされている自分に気づいた。
これではいけないと、今日からまた気持ちを引き締める。(それより身を引き締めなくては!

求む!おなかが減らない方法。



忙しそうに見えるワケは

2011-11-06 12:36:04 | 生活
★下のほうにリクエストのレシピを載せています

今日は夫が英会話スクールに行ってしまい、私も特に予定が入っていないので、
久しぶりに自分の時間を持ってゆっくりしている。

11月はいい感じに仕事が入っている

よく「忙しそう」と言われるが、1ヶ月単位で見れば全く忙しくはない。
今月はいい感じだなーと思う月で、ようやく普通の勤め人程度。
(平均すれば1日8時間労働・週休2日くらい)
年間で見ると、大学生みたいに2、3ヶ月ほぼ休みみたいな・・・

忙しく見えるのは、フリーでやっているとどうしても仕事を分散できないことがあり、一気に片付けないといけない日が出てくるから。
もし毎日9時~17時で働いていたら、生活にリズムができるだろうし、予定も立てやすいと思う。
私の場合、まず、あちこちから時間を問わず電話やメールが来る。
(トイレはもちろん、洗濯干す時もベランダに携帯を持っていく)

急な予定変更も多い。
「今日はこれをやろう」と思っていたら急に修正が入るとか、
思っていた以上に原稿執筆のスピードが遅くて仕事が押してくるとか。

その上、同じ週に取材依頼が固まったり、締め切りが重なったりすると、ものすごく詰め込んで仕事をするから疲労する。
疲労すると、次の仕事に影響が出て、また押してくるという悪循環もある。

常にそういう不規則なリズムで生活をしている。
その不規則さが「バタバタしている」ように映るし、忙しいと思われる原因だろう。
だから、「忙しい?」と聞かれると、なんだか返答に困る

あと、飲み会がやたら多い
会いたい友達も多いし・・・

昔は3連続でも平気で予定を入れていたが、最近はいろいろ支障が出てくるので(疲労・金欠)、
平日は週に1回までと決めている。
それでも月に4回。さらに、土日は夫と飲みに行くとか、イベントもある。

もちろん、家事もしないといけないし、とにかくこうやって落ち着いて自分の文章を書くような時間をなかなか作れずにいる。

だけど、最近本当に自分の文章を書くことから離れてしまっているので、
毎日30分でもいいから、こういう時間を無理にでも作っていかないといけないなとも感じている。

自分の中に「言葉」が生まれないのはつらい。

さてさて。
リクエストがあったので、今日はいくつかレシピをご紹介。

<揚げれんこんと鶏肉のピリ辛酢和え>



1、れんこん(1節)の皮をむいて1口サイズに切り、水につけてアクを抜く。
2、鶏もも肉(皮なし・250g)を1口サイズに切り、醤油・酒(各大さじ1)につけておく。
3、れんこんの水気をよくとり、揚げる
4、鶏肉は片栗粉をまぶして揚げる
5、砂糖・醤油(各大さじ1)、酢(大さじ1半)、豆板醤(私は小さじ半分くらいだけど、お好みで)、ネギのみじん切りを混ぜたものに、揚げたれんこんと鶏肉をからめる。

出来上がり!!

★ポイント★
から揚げのときでもそうですが、私は必ず「二度揚げ」をします。
最初は160度くらいでじっくりと中まで火を通し、いったん取り出す。
その後、180度~200度くらいに温度を揚げて、もう一度表面だけカリッと揚げます。
二度目は10秒くらい。
面倒だけど、このひと手間で揚げ物は変わります!!
中はジューシー、外はカリッと。
このれんこんと鶏肉もそうすると、よりおいしくなります。

<ゴボウのオイル煮>



1、ゴボウ2本を洗って、包丁の背で皮をこそぎ落とし、食べやすい大きさに切って水につけておく。
(太いものは縦半分に。長さは5センチ~10センチ。お好きなように)

2、水気をとったら、鍋にオリーブオイルを深さ2センチくらいまで入れて、160度で15~20分揚げる。
(時々、転がしてね)

3、別の鍋に10センチ角の昆布、水200cc、酒200cc、醤油大さじ3、みりん大さじ1を入れて沸騰させる。

4、ゴボウが挙がったら、鍋に入れて弱めの中火で汁気がなくなるまで炒り煮にする。

5、昆布も細切りにして上に乗せる。(この昆布がまたうまい)

出来上がり!!

※これは、酒に合うおつまみということで、2年くらい前に雑誌に紹介されていたものです。
出来上がりをすぐに食べるより、一晩くらい置いたほうが味がしゅんでおいしいように思います。


<小松菜の中華風胡麻和え>

1、小松菜1束をゆでて水にとり、よく絞って、適当な大きさに切る。
(ゆで時間は、茎が1分、葉が30秒くらいがちょうどいいみたいですが、私はついつい柔らかめにゆでてしまう・・・お好みで)

2、すり鉢に胡麻大さじ1を入れてよくする。(すり胡麻でもいいと思う)

3、すった胡麻に、醤油・ゴマ油(各小さじ2)、鶏がらスープのもと(小さじ半分)を入れてよく混ぜる。

4、小松菜を和えて出来上がり最後に上からゴマを散らしてね。

※これは、ネットで見つけたレシピをアレンジしました。
「おひたし」として紹介されていたんだけど、私はもっとゴマを効かせて胡麻和えにした。
よくお弁当にも入れます。
この味付けだと、夫もよく食べてくれるので。

★ポイント★
胡麻和えでも白和えでも、人に出すときは食べる直前に和えます。
野菜の水分が出て、べちゃっとしたりするので。
ちょっとしたことですが、これでおいしさアップ!

どれも簡単なので、よかったら作ってみてください


夫が熱を出したよ

2011-10-31 23:55:44 | 生活
珍しく夫が人並みの時間に帰ってきたと思ったら、熱がある。
風邪をひいたようだ。

大根の煮物、アジの塩焼き、味噌汁、ジャーマンポテト。
夕食はそこそこ食べて「おいしい」と言っていたので、「食欲があるなら大丈夫!」と思っていたが、
体が熱くなって、早々に寝てしまった。

こういうとき、困る

私の家は(異常な)健康家族で、熱を出した人を生まれてこのかた見たことがないので、
正直、心の中でひぇぇぇー、どうするねん、と思い、あたふたする。

とりあえず、病気の人はやさしくするといいと聞いたことがあるので、
ひたすらやさしく、体をさすったり、薬を出したり、額を冷やしたりと、せっせと動く。

「かおり、やさしい・・・」と夫も感動しているので、こんな感じでいいみたいだとホッとする。

夫の頭を冷やしながらも、酒の入ったぐいのみは放さないけど(笑)

明日になったら、元気になっているといいけどなぁ。

しかし、本当に人って熱が出るんだなーなんて、間近で見て妙に感動した。
夫は自分で「体が弱いアピール」がものすごいんだけど、付き合って結婚して合計6年以上、
彼が熱を出したところなんて初めて見た。
全然弱くねぇ

なので、安心していたのだけど、いよいよきた!と思った。
彼も、若い若いと思っていたが、30歳。
そろそろくるんだよなぁ、普通の人は。
みんな30歳すぎたら体調が変わったし、私ですら多少疲れるということを覚えた。
何より酔っ払うと起きられなくなった(ちょっと違うか・・・)

夫の友達(同級生)も、体や心を病んでしまう人が何人かいて、
ちょっとでも何かできればと思うのだけど、私がでしゃばるわけにもいかず。
(自分の友達ならいいけど、夫の友達なので)

私は、日本酒の会であまったお酒があるので、今日もうまいなーとしみじみ

しかし、仕事がとにかく忙しい。
ゆっくり酒を飲んでいるヒマはない。

今、わりと大きな仕事が2件入っていて、1つは某メーカーサイトの企画からコピーまでやらないといけないので、そのことで頭がいっぱいだ。
前に仕事をさせてもらったデザイン事務所からの紹介で、初めて仕事をさせてもらう制作会社なので、いつも以上に気合が入る。
なんとかいいものを作って、紹介してくれた方の顔を立てたい。

もう1件は、夏にもやっていたエアコンや空気清浄機などを造っているメーカーDの続編。
冬の節電対策についてのサイト。
こちらもサイトオープンまで間がないので、この2週間くらい忙しくなりそう。

そして、それが終わればまた東京だ。

というわけで、11月も忙しそう。
忙しいということは本当に感謝すべきこと。

11月と書いて、今びくーっとした
もう11月か。
今年も終わりやん。

何も進歩がない1年だったことに、心から驚いている
まあ、とりあえず、いい年を越せるように、今から頑張ろう。

さっき、夫の様子を見に行ったら、熱も下がっているみたいだった。
よかった

高松のおじいちゃん

2011-10-17 16:44:18 | 生活
仕事で何千字書いていても、自分の想いを文字にして表現しないと息苦しい。
窒息しそうだ。

昨日は叔母さんの四十九日で高松へ行ってきた。
両親と夫と4人。バスで日帰り。

その前日も前々日も夜中まで飲みに行っていて、疲れがたまったままのバス移動はかなりきつかった

父方の実家に着くと、もう親戚が大勢集まっていて。
日本社会の縮図のように、年寄りが毎年増える一方で、子供が増えない。
ほぼ全員が高齢者(60~90代)で、膝の痛みから正座もできない人、一度座ると立てない人など続出

仏壇のある広い広い部屋で、お坊さんが2人、お経をあげてくれる。
以前、お経は音楽みたい、という話をここに書いたが、今回もそう思った。
それも2人でやる上に、楽器(?)やリズム打ちも入っていたから、バンドみたいだった。
2人の声が重なっていくところなどは心地よかった。

叔母さんの遺影を目にしたら、一瞬、涙が出そうになってぐっとこらえた。
両親の兄弟、お嫁さんなどの中で、一番若く、一番元気だった叔母さん。
おおらかで声の大きい人だった。
もうこの世にいないなんて、信じられなかった。

だから、逆に、深い悲しみもなく、非現実的な感じがした。

ただ、「ありがとうございました」と真剣に手を合わせた。

2時間という長いお経の時間が終わり、食事が出て、早々に引き上げた。
今度は母方の祖父の入院している病院へ。

おじいちゃんは95歳。
入院しているといっても、特にどこかが悪いわけではない。
治療ではなく、どちらかといえば軽い介護のために入院している感じだ。
家にいると食事や掃除、洗濯などが大変だし、何かあったときに困るから・・・

でも、普通に話もできるし、自分でトイレ・入浴・食事もできる。
95歳にしては元気かもしれない。

私たちが行くと、別の部屋に入院しているどこかのおばあさんが話に来ていて、
あー、ずっと1人じゃなくて、こうやって話すお友達もいるんだ、と思うと、少しホッとした。

淋しいのはいけない。
人が淋しいと思うと、一番しんどい。

おじいちゃんはベッドの上に三角座りして、嬉しそうな顔で私たちを見ていた。
おしゃべりするのも楽しそうだった。
心底、よかったと思った。

うちの父親はこういうとき、すごくいい。
基本的におしゃべりな人なので、おじいちゃんにいろんな話をしてくれる。

おじいちゃんはとても明るくてやさしい顔で、
なんだかおばあちゃんに似てきたな、と思った。
昔は、ちょっと怖い、気難しいおじいちゃんだったのに。
いつもニコニコ仏様みたいな、おばあちゃんを思い出した。

あっという間にバスの時間がきて、「もう帰る」というと、おじいちゃんはちょっと淋しそうだった。

また来るねと言って、病院を出た。

また慌しく、タクシーでバス停まで行き、そこから三ノ宮まで帰ってきた。
なんだかもうフラフラだった。

家に着いたのが、9時半。
お風呂を洗っていたら、夫がキッチンに残っていた洗い物をしていた。
「いいよー」と言ったら、
「しんどいときにこれが残ってると、かおりのストレスになるから
と洗ってくれた。

やさしい・・・

昨晩は早寝できたので、今日はそこそこ元気。
とにかく水曜日までに原稿を全部終わらせないといけない。
木曜日はまた取材だし・・・

そうだ。
先日書いていた「尻拭い」の原稿は、簡単な修正が2箇所あったが、それもすぐに終えてOKをもらった。
そして、代理店からではなく、取材した会社から直接電話がかかってきた。
何か修正が発生したのかとびくびくして電話をとったら、
「今回はありがとうございました」とのこと。

私にやり直してもらって本当によかった、
前のものとは全然違ったので安心した、
急ぎで時間がなかったのに快く対応してくれて、
修正も20分程度で仕上げてくれて迅速な対応に驚いた、
とりあえず、お礼です、
という内容。

・・・ホッとした

わざわざお礼の電話をしてくれたことも、とても嬉しかった。
とにかく、自分はちゃんとプロの仕事をした。喜んでもらえた。
そのことで満足だ。

小さな小さな幸せだけど、こういう積み重ねがきっと自分の求めている「何か」につながると信じて、
1つ1つの仕事を丁寧に、誠実に、こなしていこうと思っている


味と香りを比べるのが好き

2011-09-29 20:34:52 | 生活
今日もまだ仕事をしているが、とりあえず少し余裕が出た。
明日もそれほどハードではなく、普通に仕事すれば、土日は休める。
10月は今のところ、めっちゃヒマそうやし・・・
入ってくるのは仕事の話より飲み会の誘いのほうが多い(笑)

仕事量200%の日とゼロの日が交互にやってくるという、このバランスの悪さ。
いつも80~100%くらいだといいんだけど。

昨日はなんだかもうフラフラで、久しぶりに早寝した(と言っても1時半だが)。
6時間眠ると、翌朝の体の動きが全然違う
シンガポールに行く前にずっと詰めて仕事をしていて、ハードに旅行して、
帰って休む間もなく仕事が続いていたから、さすがに疲れがたまっていたらしい

あとはストレス。
仕事がどんなに忙しくても、仕事に対してストレスを感じるということはないのだが、
忙しくて日常のことをきちんとできないことにストレスを感じるのだ。
掃除ができない、料理ができない、あれやるの忘れた・・・等々。

今朝は今週初めてお弁当も作れたし、シーツも洗濯できたし、銀行も行けたので、それだけでなんだかホッとしてしまった。

酒を飲んでばかりいてはダメだと、今日は久々の禁酒。
代わりに、さっき届いたばかりのコーヒーを飲んでいる。
昨日焙煎したものを送ってもらったので、香りが格別にいい。
豆を挽いたときのふわっと漂う香りがたまらない。

今飲んでいるのはブラジル産。
今回は4種類注文した。
コーヒーも産地によってどれも味わいが違うので面白い。
酸味や甘み、苦味の微妙な違い、香りの違いを確かめていく作業が楽しくてたまらない。

それに、日本酒もそうだけど、コーヒーも温度で味が変わっていくのが面白い。
良質のコーヒーは、冷めても最後の一口まで美味しいし、また冷めていくにつれて違った味わいを感じられる。
奥が深いなぁとつくづく思う。

昔は紅茶マニアで、今はきき酒師。コーヒーも最近は飲み比べている。
ふと、自分は結局、ものの味や香りの違いをいろいろ確かめるのが好きなんだなぁと気づく。
美味しいからそれを飲み食いし続ける・・・というのではなく、なぜか「比べたい」のだ。

食べ物なら、一時期は「豚の角煮」にこだわっていて、どの店に行っても食べていた。
もう15年以上前に東北のある店で食べた角煮が忘れられず、自分の理想の味を求めて・・・。
この頃は自分でもよく作っていたが、結局、理想の味にはならなかった。

次は「エビマヨ」。
一応、自分の理想の味は見つかっている。
めっちゃ安いランチについていたんだけど、食べた瞬間に「これだ!」と思った。
あれ以上のものはないかと、他のお店でもメニューにあるたびに注文していたら、ナンバー2も見つかった。

別にそれをわざわざ食べに行くとか、毎日そればかりとか、そういうことはしない。
ただ、店に行くと注文して確かめる、という程度。
世間的にそれが一番かどうかは別として、「自分の理想の味」を見つける作業が好きなのだ。

とりあえず、いつもふわーっとして生きていないな、と思う。
いつも、ムダに真剣。
「あー、美味しい」で終わらない。
順位をつけたり、分析したり、感動を覚えたり、書き込んだり・・・
食べ物1つとってもいろんなことを考えずにはおれない

・・・仕事の休憩がてら書き出したんだけど、何を書きたいのかわからなくなってきた。
支離滅裂なまま、オチもないけど、このへんで。

旅立ち5時間前、夫帰らず(汗

2011-09-17 00:36:53 | 生活
シンガポールへの旅立ち5時間前。

いまだ夫、会社から帰らず・・・

そういう私もまだ荷造り中。
仕事はなんとか終えた。

この1週間、私も夫も仕事に追われてキツかった

睡眠時間も4時間くらいで、あとの20時間はずっと動いていたもんだから、
疲れがまったくとれなかった。
また、嫌がらせのように真夏日返り咲きやし
体力を奪われ、ふらふらになっていた。

6日間も連休をとるということは、こんなにも大変なことなのだと、つくづく実感したのであった・・・

とりあえず、5時間以内に夫が帰宅し、
そして無事に出発できることを祈る!

台風も来てるし・・・
いやーな旅の前夜である。






思い込みって、ある。

2011-09-05 10:10:26 | 生活
台風一過。

よく勘違いや思い込みの話をするときに出てくる言葉だ。
「台風一家」と思っていた・・・というやつ。

私も例に漏れず、子供の頃はそう思っていたわけで

ドラえもんの中に台風の子供をペットみたいに育てる「フー子」の話があって、
あれを読んでいたものだから、よけいに「台風一家」は私の中でイメージしやすかった。

今回の台風は、「一家」とすれば、でっかい頑固オヤジみたいだったと思う。
被害にあわれた方には心からお見舞い申し上げます。

私の住む北大阪は全く被害はなく、ちょっと風が強いかなーという程度だった。
雨も、夏場のスコールみたいなやつのほうが、よほど強かったと思う。

ただ、被害というわけではないけれど、支障はあった。

土曜日は香川県に住んでいる叔母さんが亡くなって(父の義妹)、お葬式に行くはずだった。
しかし、台風は四国直撃。
どうしたって瀬戸大橋は渡れず、「危ないからええよ」と叔父さんにも言われ、あきらめた。
前日から行っていた両親はセーフだったが、帰ることはできず、そのまま1泊。

叔母さんとは大人になってからはほとんど会うこともなかったが、
子供の頃は夏休みなどによくお世話になった。
(父の実家を弟が継いでいて、その奥さん。おばあちゃんも一緒に住んでいた)
驚異的な偏食だった私には、食事のたびに手を焼いていたと思う。

ちょっと太って、おおらかで、大きな声で話すおばちゃんだった。
お見舞いに行く間もなく、膵臓ガンで亡くなった。
きっと最期はもう、豪快なおばちゃんの面影はなかったんだろうな・・・

そんなわけで、土日は急に予定がぽっかりと空いたので、家の中でのんびり過ごした。
夫も東京出張の後で疲れていて、なんとなく元気がなかった。
時々、「ちょっと仕事するわ」「俺も」と、数時間は二人ともそれぞれの部屋で仕事して。
またリビングに集まって食事して、台風ニュースを見て・・・。
一歩も外に出ないで過ごした。

だらだら過ごす時間はずっと「魁!男塾」を読み返していた。
ちょっと前にアメトークで「魁!男塾芸人」をやっていて懐かしかったので、読み返したくなったのだ。

読んでいて、あることを思い出した。

ここから先は、男塾を知らない人には全く何のことだかわからないと思うが・・・

夫が男塾を全巻持っていたので、結婚した当初、私は暇なときに読んでいた。
高校時代にも読んだことがあったのだが、久しぶりに読むとまた面白く、興奮して夫に言った。

「中国四千年の歴史はやっぱりすごいなぁ。民明書房のこの本、今度買おうと思うねん

夫は一瞬キョトンとして、それからお腹を抱えて大爆笑
私は何を笑われているのか、全くわからなかった。

「何?なんかおかしいこと言った?」と聞くと、
「民明書房って、ほんまにあると思ってるの?」と笑いすぎで息も絶え絶えの夫が言った。

え・・・

男塾の中で、戦う時の武術の説明などでしょっちゅう引用される「民明書房」の本。
私はそれを本気で実在すると思っていたのであった・・・
もう買いに行く気、満々だった。

今思い出しても恥ずかしい。

さっきWikiで「民明書房」を調べてみたら、こう説明してあった。

本編よりも写実的な挿絵や学術書風な図が使われたり、
「ベラミスの剣」や「錯距効果」などの、もっともらしいエピソードや用語などにより、
読者層の少年たちを中心に本の内容を信じる人や、
実際に民明書房の書籍を探し回る人が続出した。
作者によると「ゴルフの起源は中国であるという説が支配的」とした民明書房の解説に、
「ゴルフの起源はイギリスです」と抗議の電話をかけてくる大人の読者もいたという。
これらの事に対し作者は
「民明書房を本気で信じる人がいるとは思わなかった」
という趣旨の発言を残している。


よかった。私だけじゃなかった・・・

思い込みって誰にでもあるもの。
そういえば、牛乳のネーミングで「毎日骨太」というのがあるが、
結構最近まで「まいにちほねた」と読んでいた。
「ほねた」という骨のカタチをしたゆるキャラも自分の中で浮かんでいた(架空)

あるよね、思い込みって・・・

姫の考え方

2011-09-01 11:33:31 | 生活
9月である。

夏が終わった。
ここから年末までがいつもあっと言う間に感じる。

シンガポール行きも決定し、17日~22日で飛行機もとった。
ほとんど姉の家でお世話になるが、1日だけ贅沢をして、
SMAPのCM(ソフトバンク)で有名になったマリーナベイサンズに泊まる。
地震の多い日本では考えられない建築物らしい。
あの屋上プールも入ってくる予定

海外旅行は久しぶりなので楽しみだ。
学生時代に行ったカナダ、スペイン、モロッコ。
新婚旅行のシカゴ。
それ以来。

たまには異国の文化に触れてみるのもいいかもしれない。

それに、姫(姉)が帰国した際には大変な目にあわせられたので(あの日記はかなり反響があった)
今度はいろいろお世話させてやろうと思っている

しかし、長年、姫の召使いとしての態度が身にしみついてしまっている私は、
気を利かせて「日本から持って来てほしいものない?」とメールで聞いてみた。
すぐに「日本で買ってきた化粧品がなくなる。送料が高いので注文してそちらに届くようにするから持って来て」と返信。

化粧品・・・?
ちゃんと「軽量で少量なら」と前置きしたのになぁと思いながらも、
「まあ、いいけど、10本とかはイヤよ。5本くらいなら」
と返信した。

すると、

「ううん、50本」

と返信が・・・

さすがである。
姫の考えることは、庶民と規模が違うのだ。

その後、母に「シンガポール行くよ」と電話したら、
「あ、じゃあ、ひなちゃん(姪)に持って行ってほしいものがあるの!」と言われた。

警戒して、「少量?軽量?」と強く言うと、
「少量。軽量。和三盆の乾菓子」と言うので、ホッとした。

しかし、その後、
「えと・・・もう1つ・・・これと・・・あとこれと・・・」と続く。

私は運び屋か?!

なんだかわからないが、荷物が大変なことになりそうな予感。
行く前から一抹の不安を覚えるシンガポール旅行であった・・・

真夏の京都、お墓参り、ビール

2011-08-19 10:31:02 | 生活
お盆休み3日目は、夫と二人でお墓参りへ。

私の両親は香川県の出身で、先祖代々のお墓も高松にあるが、
父方の祖父・祖母のお骨は分骨されて、京都の清水寺の近くの興正寺に眠っている。

若いときは、たまに両親に連れられてお参りに行く程度だったが、なぜだろう、結婚してからは自主的に毎年欠かさず行くようになった。
理屈ではないのかもしれない。
両親や祖父母への感謝の念が勝手に湧き上がり、足が向いてしまうのだ。

京都の夏は、暑い。

ひとまず、観光客にまぎれて清水寺まで足を延ばす。
見慣れた京都の街だが、観光客の高揚した空気を肌で感じていると、自分も旅行気分になるから不思議だ。

清水寺は人でにぎわっていた。


ちょいちょい土産物屋をひやかしながら、お墓へと向かう。
階段が多くて、汗が吹き出る。

お寺に入ると木陰のおかげで少しひんやりしていたが、納骨堂の周りは陰もなく、じりじりと照らされる中で手を合わせた。

私が小学校2年生くらいのときにおじいちゃんは亡くなったし、
おばあちゃんも年に1度会うかどうかという感じだったから、実はそんなに親しい祖父母ではなかった。
母方の祖父母(まだ生きている)との思い出はいろいろとあるのだけど。

ただ、手を合わせて、「いつもありがとうございます」と感謝の言葉を伝える。
今自分が幸せであること、体に脈打つ血、すべてがこの流れの中で与えられたものだと実感する。

吹き出る汗をぬぐいながら、今年の夏もちゃんとお参りできたなぁと、ほっとして興正寺を後にした。

てくてく祇園のほうへ歩いていると、建仁寺へ出てきた。
ここの双龍の天井画を私はまだ見たことがなかった。
古いものではなく、創建800年を記念して平成の世に描かれたものだ。
だから、写真撮影もOK。



新しいものとはいえ、すごい迫力。
しばらく見入った。

その後、あまりの暑さに「ビールが飲みたい!」ということに・・・(やっぱり!)
まだ3時頃だったので、居酒屋系は開いていない。
ビールを求めてうろうろと・・・

結局、アサヒビアレストランへ。
スーパードライ以外にもいろいろ飲めたのでよかった。



ロングソーセージ!


私はスーパードライが苦手。
もともと炭酸が得意なわけではないので(コーラとか3口以上飲めない)、あのドライの炭酸っぽい辛さがしんどくて。
1杯飲むのにもかなり時間がかかる・・・

でも、とりあえずビールを飲めたので元気になった(笑)

帰宅してからもまた家で二人で宴会。
「北の国から」を見ながら・・・

そうして飲んだくれて、お盆休み3日目は終了した。

4日目は私は仕事。
どうしても仕上げないといけない原稿を2本書いて、また夜は二人で宴会。
「北の国から」を見ながら・・・

そうして飲んだくれて、お盆休み4日目も終了した。

早く人間になりたい!

2011-08-15 13:43:47 | 生活
「そんなに気にしてるほど太ってないよ」
とよく言われる。

確かに、普通サイズの洋服は入るし、特別なデブではない。
ただ、それは上手に洋服でごまかしているからだ。
見えない部分が異常に太く、それは主観的なものではなくて、世間の平均値などと比べても明らかに数字が高いのである。

例えば、タイトなスカートをはこうとすると、ウエストは9号でもゆるゆるなのに、
お尻が大きいものだから、11号でもお尻でつっかえてパツパツになるとか。

タイトなジーンズなども、ウエストではなく太ももでつっかえる。

とりあえず、膝上からお尻にかけてが、他の部分に比べて明らかに太いのだ。
だから、逆に言えば、そこさえふんわりとカバーした服を着てしまえば、たいして太っているようには見えない。

特に「膝上のお肉」を私は気にしている。
暑いので、家でショートパンツを履いて、足を投げ出して座っていたりすると、
夫が「うわ!太っ!!」とびっくりする。
「普通、曲げたら膝の骨が出るやろ~」と。
私は膝を曲げて座っても、膝の骨が丸く出ない・・・

そう。
「赤ちゃん足」なのだ。

膝の上にぷっくりとお肉がついた、あのかわいい赤ちゃん足。
あれが巨大になって、可愛さのかけらもなくなったと想像してもらえると話が早い

それで今、膝上のお肉をとるエクササイズを真剣にやっている。
2週間以上続けているので、ちょっとずつ効果が出てきた。

夫がどんな反応をするかと思い、わざと夫の前で足を投げ出して座ってみると、気づいて声を上げた。

「わ!人間の足に近づいてる!」

・・・え、そんな反応?

「何よ!人間の足って!じゃあ、今まで何やったんよ!
と私が怒ると、夫は言った。

「ブタさん・・・」

・・・

自分では「赤ちゃん足」なんて可愛く呼んでいたが、実は「ブタさん足」だったのか、私・・・

さらに、お盆休みに入って、毎晩飲んだくれ、夜のエクササイズをさぼっているので、早くも膝上の肉が戻りつつある。

今朝、それに気づいた夫が嬉しそうに言った。

「変身の術がとけてきたな!

「どういうことよ!ブタさんが人間に変身しようとしてたってこと?

ひどい、ひどすぎる・・・
痩せているならまだしも、あんなメタボ野郎に言われたくない。

夫を見返すためにも、「絶対、人間の足になってやる!」と誓う私。

あかん。
既に自分で人間じゃないって認めちゃったよ・・・



お盆休みスタート

2011-08-14 08:09:11 | 生活
お盆休みである。

なかなかダイエットが難しく、それでもまあ、気をつけてはいるので、現状維持といったところか。

11日の夜は、床床。さんとお初天神のバルへ行った。
前に私がブログに書いていたのを見て、「連れて行って~」と言われていたのだ。
会うのは2ヶ月ぶりくらい。
タイミングが悪くてブログに書けずにいたが、6月に一緒に文楽を見に行った。
それ以来だ。

5時から10時半まで、料理とワインで楽しい時間を過ごした。





↑またぐるぐるソーセージ(気に入っている)

あっという間の5時間半。
いろいろおしゃべりしたなぁ。
仕事も新しく決まったと聞き、心からよかったなぁと思った。

12日はゆうちゃんのお誕生日会、という名のお茶会(?)で、いわさきっちと二人でゆうちゃんの家へ。



いわさきっちがチーズケーキを焼いてきてくれて、おいしいコーヒーと共にいただいた。
旨かった!(もっと食べたかった!)

3人で会うのは久しぶりで、おしゃべりも弾み、楽しかった。
ゆうちゃんの子供も8ヶ月。
数ヶ月置きに会うと、その成長がしっかり見える。
この間はようやく寝返りをうてるくらいだったのに、もう自分で座って、ハイハイに近い動きもできるようになっていた。

すごいなぁ、子供って。

でも、逆に言うと、「歩く」という自分にとったら既に当たり前の行為も、
実はプロセスを踏んで習得する難しいことなんだなと実感。
足がちゃんとついてるのに、まだ立ち上がることもできないなんて・・・
人の体って、おもしろい。

人見知りの時期と言っていたが、抱っこしても泣きわめくわけでもなく、比較的おとなしい。
すべてがぷにゅぷにゅなので、触っていて飽きない。
可愛い生き物だな、赤ちゃんって

そして、この日の晩は、夫と一緒に私の実家へ。
母がシンガポールから帰国。
(姉がシンガポールへ戻るときに一緒についていって、10日ほど過ごしてきた)

朝、帰国したばかりだったのでしんどくないのかな?と思ったが、さすが鋼鉄の女!
ぴんぴんしていた。
若者でも海外旅行から帰ってきた日はぐったりしていると思うのだが……。

シンガポールは楽しかったようで、「住んでもいい」とまで言っていた。
植物が生き生きとしていて(熱帯だから?)、街がきれいで、いろんな文化が交じり合っていて、
母親の感性には合ったみたいだ。
写真を見せてもらったら、ほとんど植物だった(笑)
植物好きだからなぁ。

さらに行きはビジネスクラスに乗れたとのこと。
いいなーいいなー
かなり快適な旅だったようだ。

お土産に上等なジャスミンティーと塩漬けポークをもらった。

話を聞きながらすき焼きをご馳走になり、久しぶりに牛肉にありつけた
(高いので我が家ではほとんど牛肉は買わない)

夫と帰り道で「すき焼き旨いなぁ」としみじみ(笑)

最近ようやく携帯を持ち始めた父親に「ごちそうさま」メールをしたら、
ハートの絵文字が飛びまくっている返信が来て、笑いつつもほのぼのした

13日は、朝から家の掃除や洗濯、布団干し・・・
なんやかんやとやっているともうお昼で、ゴハン作って食べて片付けて・・・
休みと言っても午後は仕事。

お土産のジャスミンティーで休憩。




↑葉を粉砕していなくて、そのまま玉にしている。
お湯をかけると開くタイプね。

どれくらいの量をいれるかわからず、薄いジャスミンティーになってしまったが、上等な味はした(笑)

あっという間に夕方が来て、夕食。



夜はDVD鑑賞。
夫があの名作ドラマ「北の国から」をまともに見たことがないというので、
レンタルで借りてきて一緒に見ている。
まだ5話くらいだけど・・・

いいよなー、久しぶりに見たけど、やっぱりいい。

竹下景子がまだ若くてあまりに美しいので、夫がびっくりしていた。
今、「胡桃の部屋」というドラマを見ているんだけど、そこではすっかり老けたおばあさん役だし。
「え?!これがあの人?!」と。

時代が変わっても「きれい」だと感じる女優さんの顔ってあるよなぁ。
その時代にはきれいだと思っても、後で見たら「ふるっ!」と思うような顔もあるけれど。
竹下景子って、時代を越えて愛されるタイプの美人だなーと、北の国からで改めて思った。

「でも、なんか、服とか化粧がスケ番みたい」と夫が言った。
まあ、それはやっぱり「時代」。仕方ないね
(スケ番っていうのもなんか死語やなー)

そんな感じのお盆休みスタート。

昨日突然、16・17日で1泊旅行も決定した。(ほんまはお盆休み16日までやったのに・・・)
近場の山へ行って涼んでくる予定。
かなり気温差があるみたい(肌寒いくらいとか)。
川床のある旅館で、川床での夕食が食べられるとのこと。

楽しみ~

勝手にサマータイム、はじめました。

2011-08-10 15:23:51 | 生活
今日から我が家は「勝手にサマータイム」を導入した。

その名の通り、勝手にサマータイムを実施しているのだ。
2時に寝て7時半に起きる生活を、12時に寝て6時に起きる生活に変えたのだ。
もちろん夫も11時までには帰宅して、朝は7時までに家を出る。(普段は8時半)

今朝やってみたら、なかなかよかった
午前中は格段に涼しいし、なんだか気持ちも健康的になる。
朝からテキパキ家事もできるし、エクササイズもして、花も飾って、心豊かに仕事に向き合える。

12時に寝るというのも久しぶりだったけど、お肌にいいかも……
何かといいこと尽くしのサマータイム。
8月中は続けたいなぁ。

しかし、午後になると今日も猛烈に暑い。

数年前にロフトで買った「おしゃれ扇風機」が動かなくなったので、自然の風だけを頼りに仕事をしている。
コーナンで実用的な安い扇風機を買うべきだった。

そして、新しいカップを使いたいので、暑くてもホットのハーブティーやコーヒー飲んでいる。



いわさきっちに作ってもらったクッキーを毎日ちょっとだけ食べるのが幸せ
うまいよー!

今日は、仕事に集中しようと思い、首の後ろに保冷剤を入れたタオルを巻いている。
頭を使う仕事なので、あまりに暑いとボーっとしてくるからなぁ・・・

それで、仕事はボチボチ……
はかどっているような、はかどっていないような。
12日~お盆休みをとろうと思い、今日と明日で仕事を片付けてしまおうと頑張っている。

旅行も行きたかったけど、9月にシンガポールに行くかもしれないので(姉のところ)、ちょいと節約。
だから、お盆休みは家の中でじっとしていようかと思っている。
毎日これだけじっとしてるのに、まだじっとするんかい!という気もするが

とりあえず、本を読みたい。

最近、ほんとに読書をまともにしていないのだ。
言葉に関する感性が鈍っていくのを感じている。

それで、2、3日前から移動のときやちょっとした休憩の時に本を読んでいる。

選んだのは、川端康成の「古都」。
急に読みたくなって。

古い文庫で字も小さくて読みづらいけど、たった2行で「あー、やっぱり川端いい……!」と思った。

書き出しはこうだ。

もみじの古木の幹に、すみれの花がひらいたのを、千重子は見つけた。
「ああ、今年も咲いた」と、千重子は春のやさしさに出会った。


ここから延々と古木とすみれの描写や鈴虫の話、平安神宮の桜の話が続いていくのだけど、
こういう日本の情緒、みずみずしさをしっとり書くのが川端らしくて、たまらなく好きなのだ。

そして、決してなまめかしくはないが、女性の「性」を感じさせるような描写が交じり合う。

もっとも、古びてあらい膚が、青くこけむしている幹を
千重子の初々しいからだとくらべられるものではないが……。


こんな感じで、なんとなく川端はいやらしい(笑)
でも、この時代の「日本の情緒」と「性」は切り離せないような気がするし、またそのいやらしさがいいのだ。

奥ゆかしい昭和の女性の描き方も好きだ。
自分の連れの男性が芝生に寝転ぶだけで、どこを見ていいのかわからなくなる……。
そういう恥じらいの文化がまだこの時代にはある。

そして、やっぱり川端の文章はきれいでわかりやすい。
漱石みたいに難解でなく、最近の小説を読むくらいの感覚で読める。
すっと入ってきて、すぐに自分のものになる。
だから好きだ。

「古都」の再読が終わる頃には、私も少しは言葉の感性が戻っているだろうか?


*    *    *

休憩終わり。
仕事再開にあたり、今度はアイスコーヒーをいれてきた。(ほんま暑いわ・・・)
BGMは戦前ブルース。

暑い日に聴くのは、肩の力の抜けたブルースがいい。
今日はコレ↓

戦前ブルースの決定盤「RCAブルースの古典」



ダイエット中間報告

2011-08-05 17:39:44 | 生活
ダイエット12日目。
3.5キロ減。

7月に食欲増進して2キロ増え、一瞬だけだが、この5年で最高の数字をたたき出して焦った
とりあえず、一瞬だったので、その2キロはすぐ減った。
そして、さらに1.5キロ減らした。

今月中にあと1.5キロ、そしてそれを維持しつつ、あと1キロじっくり痩せて維持したいと思っている。
これでようやく2007年の私に戻るわけだ

運動不足も気になっていたのでちょうどよかった。
毎日ひたすらエクササイズをしている。
朝からやっているので、いよいよ夫に
「かおり・・・今度は一体何を目指してるんや?」と言われたが・・・

始めて5日くらいで「腹減り恐怖症」も克服した。
これを克服するとダイエットはいい感じに進む。

腹減り恐怖症とは・・・
【意味】
お腹が減っていないのに、「これから減るんじゃないか?」という恐怖に襲われ、
必要以上に詰め込んで食べてしまうという恐ろしい病気。(かおりの辞書による)

もうお腹が減った状態で出かけたり仕事をしたりするのが怖くなくなったので、
ドカ食いをすることがなくなった。

カロリーはだいたい1000~1200kcal/日に抑えている。
私の基礎代謝は1400kcal/日なので、食事だけで毎日200kcal以上消費できる。
さらにエクササイズ分。

1食で1000kcalとったりすることもざらにあったのに、やればできるもんだなぁ。

カロリーは抑えているけど、結構お腹はいっぱいになる。
なので、特に苦しいとも思わない。

焼き茄子、トマトサラダ、鰯の生姜煮、糸こんにゃく中心の肉じゃが、カボチャの煮物、
蒸しささみ、きのこの和風パスタ、わかめ卵スープ、小松菜とおあげの炊いたん、
いんげんの胡麻和え、ゆで卵、ピーマンと豚肉の炒め物、冷奴、ちくわ・・・などなど。

この5日間は上記のものを組み合わせて食べていた。
もちろん、グラムも測って、すべてカロリーを計算しながら。

お酒もほとんど飲んでいない。
ノンアルコールビール(77kcal)か、日本酒なら90ml(95kcal)だけ。
ついでに肝臓も休ませた

明日から続く飲み会で戻ってしまわないかと恐ろしいが、まあ、朝昼と運動で調整していこう

しかし、体重は減っても、足(膝から上)が太いのとお尻が大きいのはなかなか変らないもんだね・・・
エステとか行かないと、もう無理なんかなぁ?
まあ、足出したり、お尻振って踊ったりすることを目指しているわけではないので、隠せばいいか

とりあえず、ダイエットとは関係なく、エクササイズは運動不足解消に役立っているので、
できるだけ続けていきたいと思っている

ただ、私が痩せたら、メタボの夫も少しはダイエットをやる気になってくれるかと思ったのだが、
一緒に運動しようよーと誘っても、

「俺、しんどいのイヤ

私が横で汗だくになっているのを見ても、ぜんぜん興味なし。

あーあ、作戦失敗か。

ケンカの元凶

2011-08-03 15:44:41 | 生活
7月に柴田雅章氏の展示会があり、どうしてもコーヒーカップが欲しくて出かけていった。

柴田氏といえば、スリップウェア。

スリップウェアとは、17世紀末から18世紀初めのイギリスで作られていた陶器。
「スリップ」は“化粧土”(素地の上に掛ける泥)のこと。
泥にまた別の泥を垂らして模様を生み出す。
イギリスでは産業革命後、廃れてしまって誰も作っていなかったスリップウェアを
濱田庄司らが研究を重ねて、日本で作り出した。

柴田氏もスリップウェアに魅せられた1人。
作り方の文献などなかったが、丹波篠山の窯で、丹波の昔ながらの焼き物のやり方と重ね合わせ、スリップウェアを作るようになったという。

この世界では本当に有名な方なので、作品はそこそこのお値段はする。
とはいえ、「日常の器」であるから、何十万円もして買えないというものではない。
まあ、庶民が頑張って、「贅沢だなー」と思いながら買える程度。

展示会では、お目当てのコーヒーカップ2客をゲット



昨年からコーヒーを飲むようになったが、ソーサー付きのコーヒーカップをほとんど持っていないことに気づき、どうしても欲しかったのだ。

本当はこれだけにするつもりだったのに、私の目をとらえてしまった作品が・・・



買ってしまった

ああ・・・

器は一期一会みたいなもんで、「いい!」と思ったらそのときに買わないと、全く同じものには二度と出会えない。
例えば、同じタイプのものを量産している作家さんであったとしても、数年前に作ったものとでは微妙に異なっていたりする。
だから、多少は無理をしてでも、自分の目を引くものがあれば買うことにしている。(お金は後で稼げる!)

しかし、夫はそんな考えを持っていないし、堅実なタイプなので、これを見て一気に機嫌が悪くなった
コーヒーカップはいい。それは買いたかったのを知っている。
でも、コーヒーカップを買いに行ったのに、なぜ別の器までついてくるのかと。
家にはこんなに器があふれているのに、なぜなくてもいいものを増やすのかと。

私は必死に説明した。

一期一会なんだ。
器は私にとって実用的な「器」でななく「芸術」だから、これだけあったら足りるという話ではないんだ。コレクションなんだ。
自分がお金に余裕がないことはわかってる。
でも、私はブランドのバッグも高価なアクセサリーも買わないじゃないか。
別にそういうものが欲しくないわけじゃない。
でも、限られたお金だから、そういうものを我慢して器にお金をかけてきたんだ。
そして、そういうことで文句を言われたくないから、絶対に人に養われないように自分で稼いで生きてきたんだ!

爆発した

本当にそうなんだもん・・・
私は美しい器を見ているのが好きだし、
美しい器においしい料理を盛って、お酒を飲みながら食べるのが、一番幸せな時間なんだ・・・

翌朝までケンカは続き、メールでもいろいろ書いて、「じゃあ、もう返品に行く!」とまで言ったら、
ようやく夫は納得してくれ、「そこまでしなくていい」と言ってくれた。

そんないわくつきの器たち。

とりあえずガラスケースに飾って、いつ使おうかなー、最初は特別な時がいいなーと、毎日楽しみにしていたら、
この間の日曜日の夜、夫が「コーヒー飲もう」と言い出した。
「私はいいわー」と断ると、
「そう?じゃあ、俺、あの新しいコーヒーカップ使うで」と言うのでびっくりした。
「え!あれはあかんよ!私もまだ使ってないのに!
必死に止めると、夫は言った。

「だって、俺、早くあれ使いたかってん

・・・おいっ

結局、私はどうしてもコーヒーを飲みたくなかったので、記念すべき1回目の使用にハーブティーを注ぐことになってしまった。
ああ、こんなはずじゃなかったのに・・・

もう1つの器についても、「よく見たら、これいいなぁ」とか言っている夫。
あんなにケンカしたのに?!

悔しいので、こちらの器は夫が東京出張に行っているときに、自分ひとりで使ってやった