明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

流しそうめん、楽しい~♪

2011-08-01 22:21:55 | 生活
昨日は貴船へ行ったと書いたが、本当によかった。

まずは出町柳でお昼ご飯を食べた。



前にアンデルさんに教えてもらった「ファラフェルガーデン」。
イスラエル料理が楽しめるお店だ。

写真は「ファラフェル」といって、ひよこ豆をつぶしてスパイスなどを混ぜてボール状にして揚げたものが挟んである。
ゴマペーストのソースで、野菜もたっぷり入っていておいしい。
生ビールも一緒に

それから叡山電鉄に乗って貴船へ。
すごく涼しかったし、緑もたくさんあって、癒された。



昨日も書いていた水占。
水につけると、文字が浮かび上がってくる。



川床はシーズンなので、かなりにぎわっていた。
私もいつか食べてみたいと思う。

とりあえず、流しそうめんなら気軽に食べられるということで、「ひろ文」さんへ。
1時間半待ちといわれ、基本的に「並んでまで食べる価値のあるものはこの世にない」と思っている私は嫌がったが、
夫が食べたいというので、1時間半待つことに・・・。
でも、結論を言えば、待ってよかった!

流しそうめん、初体験だったが、めっちゃ楽しい!


こんなところで滝を見ながら食べられる。
でも実際は、次々流れてくるそうめんを取るのに必死で、景色を楽しむ余裕はなし。





流れてくるレーンが前後2列になっていて、手前が隣の家族、後ろが私たちと言われていたのだが、
隣の家族のお父さんが説明を聞いていなかったみたいで、
私たちにもまわさないといけないと思ったようで、自分の分まで取らずにこちらに流してきた。

夫が「もったいないから、取れ!」と言ってすくうので、私もいただいた。
途中で隣の人もそのことに気づき、夫が説明したのでもうまわってこなくなったが・・・
でも、ちょっと得した(笑)

最初は、待たされるわ、そうめんごときに1200円も取られるわと、不満爆発だったが、
やってみるとめちゃくちゃ楽しくて、まあ1200円でもいいかーという気持ちになった。
とにかく寒いくらい涼しいし、ゴウゴウと流れる滝の音もなかなかの趣で。
京都の夏を満喫した。

帰りは新京極のキリン・ビアシティでビールを。



やっぱりソーセージ!!

たっぷり遊んで楽しい休日だった


あいつが再びやってきた……

2011-07-28 16:20:27 | 生活
※最後に気持ち悪い虫の写真あります。小さくしたけど、苦手な人はご注意を!

今朝シャワーした後、自分の部屋で全身鏡の前に立ったまま化粧水などをつけていた。
シャワー後なので、まだコンタクトもつけず、眼鏡もかけていなかった。

私は眼鏡をはずすと、「メガネ、メガネ」と眼鏡を探し回るほど視力が悪い。

ふと、右足の親指にゾワッと触るものがあり、何かわからないまま反射的に足を振った。
何か黒いものが飛び跳ねた。
髪の毛をくくる黒いゴムが足元に落ちたのかなと一瞬思ったが、ボヤけた視界の中でもそいつが動いていることに気づいた。

ムカデだ!!

一気に体温が上がるのがわかって、汗がダラダラ出てきた。
さっき足の親指にまとわりついていたと思うと、恐ろしさに体が震えたが、こうしちゃいられない。
そばにあった雑誌を手に取り、机の下まで追い詰めた。
ムカデも必死に逃げようとして、パソコンのコードに絡みつき、私の攻撃を防ぐ。
コードを持って振り落とし、床に落ちたところを雑誌でスパーン!と叩いた。

ふぅ…

敵が動かなくなったことを確認し、定規で長さを測ることに。
前に見た小さいやつと同じくらいだったので、7、8センチはあるかと思ったが、5センチ。
ということは、前の巨大ムカデはその倍くらいだから、せいぜい10センチか……
12、3センチはあると思ったのだが……。

恐怖におののいていると、敵は大きく見えるものだと知った。

戦闘時の心理だね。

動かなくなったムカデを観察した後、比較対象に10円玉を置き、記念撮影を。
(それを最後に載せてます)

東京出張に行った夫にメール添付で送ったら、「怖いよー」と返事が来た。
大事な仕事の前に、動揺させてしまったか……(すまない)

とりあえず、ティッシュで包んでゴミ箱へ捨てひと安心したが、ふとこの間かどやが書いていたコメントを思い出した。

「ムカデはつがいで行動するそうです」

ということは、もう1匹いるよね……

私は家でだいたいスリッパを履いているのだが、今後はもっと徹底して履くようにしようと決めた。
暗い部屋に入るときも要注意だなぁ。
やっぱりムカデ退治の薬を買ってきてまこう。

親指はとっさにはらったので、刺されなかったみたいだ。
ちょっとチクチクしていたけれど、腫れることもなくおさまった。

しかし、あいつが私の指に絡みついていたかと思うと、それだけでゾワゾワする

そして、朝っぱらからアドレナリン大放出で、ものすごい疲労感。
山の中の暮らしもたいへんだ。



↓記念撮影








今年もダイエット、始めました。

2011-07-27 16:20:56 | 生活
今日は仕事がある(笑)

ここ数日は風が強いので、家の中にいると本当に涼しくて気持ちいい。
エアコンどころか扇風機もいらないので、バッチリ節電できている。
こういう過ごしやすい日が続いてくれたらいいのだけど。
心地よいので仕事もサクサクはかどるね

昨晩、夫が会社の帰りにプリンを買ってきてくれた。
夫は、私が落ち込んでいるな……と思うと、必ずプリンを買ってきてくれるのだ。
やさしい

でも、太るので、今朝食べた。

毎年のことだが今年も例に漏れず、暑くなればなるほど食欲爆発で、
7月に入ってからほぼ毎日、午前中だけで白米を1合ずつ食べていた。
パンなら4個、麺類は2~3人前が基本(1食)。
夏はエネルギー消費が激しいので体が炭水化物を欲するのだ。
いくら食べてもお腹が減るので、時にはコロッケを5個一気に食べたこともあった。

40歳にしてこの食欲……
さらに酒飲みとくれば、もう太るしかない。

昨年の今頃もほぼ同じことをブログに書いていたが、今年もこの生活のためにあっと言う間に2キロ増!
いよいよ着る服がなくなってきたので、これはヤバイと先週からダイエットを始めている。

携帯をスマホに替えてよかった!!
レコーディングダイエットのアプリがあるので、毎日食べたものとカロリーを調べて記入している。
今は1日だいたい1000~1400kcalに抑えている。
記録するって、ダイエットにはかなり効果的だと思う。
カロリーが恐ろしくて、自然とものを口にしなくなるし、買い物に出てもよけいなものを買わないので節約にもなる。

急に太った分を落とすのは早いので、5日で1.5キロ落ちた
あと0.5キロもこの分だと今月中には達成できそうだ。
そして、8月も続けて、あと2、3キロは落としたいと考えている。

スマホに替えると言ったら、「何に使うの?」とよく聞かれたけれど、私は計画・管理・記録が大好きなマメ人間なので、
そういうアプリばっかりとってきて、毎日ひたすら記録している。
食べたもの、カロリー、体重、普通のスケジュール、基礎体温、日記、食材管理(賞味期限)、歩数……

何でもカタチから入るほうなので、こういうのがあるとがんばれる。
今はこのアプリを使いたいがために、サボらず記録できているっていう感じだ

あとは、腹部を鍛えるトレーニング動画のアプリも気に入って使っている。
結構ハードだが、いい運動になる。
とりあえず、運動不足やもんね……

さて、いつまで続くのか?!

「方丈の庵」を熱く語る。

2011-07-25 17:51:19 | 生活
昨日は夫の誕生日。
ちょっと贅沢な食事をしに行こうと、京都へ出かけた。

夫が「御手洗祭に行きたい」というので、まずは下鴨神社へ。

21日~24日まで行われていて、この期間だけは神社の中にある御手洗池に入ることができる。
靴を脱いで裸足になり、受け付けで200円払うと蝋燭をもらえる。
蝋燭を持ったまま、池の中にズブズブ……

結構深くて、膝の下あたりまで水があるし、冷たい。
池の中を歩いていくと、火があるので、そこで自分の蝋燭に火を移し、蝋燭を奉納。
これで罪や穢れを落とし、無病息災を祈るとご利益があるとか。
その後は、御神水をいただき、足形の裏に名前と年齢を書いて奉納する。


↑こんな足形(200円)

初めての体験でかなり楽しかった。

そして、下鴨神社といえば、鴨長明ゆかりの神社だ。
私は大学時代に少し鴨長明を勉強していたこともあるし、個人的にもすごく敬愛している。

長明が父の後を継いで禰宜になるはずだった河合神社があり、そこに立ち寄った。
そこに、長明の「方丈の庵」を再現したレプリカがある。
もうそれを見ただけで興奮!



この庵は当時、組み立てられる移動式で、崩せば台車2台くらいで運べたという。

夫はこの庵のことも長明のこともよく知らないので、私は興奮してしゃべりまくった。
私がなぜこんなにも長明を好きなのか。

本来なら継ぐはずだった神社の職には就くことができず、世は平家滅亡のときを迎え、移りゆく。
無常観を感じた長明は50歳で出家。
大原の山奥で1人、この方丈の庵に住まう。

この庵の面白さは、「ついたて」にあると私は思っている。


↑この真ん中にある「ついたて」。

ついたての右側には、阿弥陀如来や普賢菩薩像の絵がかけられ、机の上には経文がありがたく置かれている。
こちらはいわば、「公」の部屋。
出家した身であるので、法華経の一つでも詠んで普賢菩薩像を拝むくらいのことはしなければ往生できない。

しかし、長明といえば、「数寄物(すきもの)」として有名な人だ。
和歌を詠み、琵琶や琴を奏でることが好きで好きで仕方がない。
けれど、出家した人間は、できるだけこの世の煩悩を捨て、執着を捨てなければならない。
そんなに俗世のものを愛して執着していては、本当はダメなのだ。

でも、捨てられない。

ついたての左側は、自分が大好きな和歌を詠んだり、音楽を演奏する「私」的な部屋。
琵琶と琴が立てかけられ(レプリカにはなかったが)、人里離れた山奥でいつでも思い切り演奏ができる。

この「ついたて」の本来の意味は、長明本人にしかわからないが、後世の者はここに長明の葛藤を見る。

自分は禰宜職にも就けなかった、世の中は無常だ、出家した身だ、極楽往生したい。
そう思いながらも、歌を詠み、琵琶を演奏する楽しさだけはどうしたって捨てられない。
そう考えた末に「ついたて」を置き、公と私を完全に分けた長明の気持ちを思うと、私はなんとも愛おしい気持ちになる。

大学時代、長明に関するいろんな文献を読んだが、彼は本当に琵琶を弾くのが好きだったし、腕もかなりのものだったようだ。
歳とってもギターを弾くのをやめられないオッサンみたいなもんで、琵琶を触っているだけでたぶん楽しかったのだ。
ある時は、きちんと師匠に伝授された人しか弾いてはいけない秘曲「啄木」をみんなの前でノリノリで弾いてしまい、その場は大うけ。
でも、それを知った後鳥羽上皇(だったかな?)に「みんなの前であの曲を習ってもないのに弾くなんて前代未聞!」と非難された。

この「啄木事件」はもっとも長明の人柄を表しているような気がする。
なんと人間らしいことか!
これを読んだときは、「ロッカーや!鎌倉時代のロッカーや!」と1人で盛り上がったものだ。

それから、なんといっても方丈記の中の大好きな一節。

今、さびしきすまひ、一間の庵、みづからこれを愛す。
おのづから都に出て、身の乞がいとなれる事を恥づといへども、
帰りてここに居る時は、他の俗塵に馳する事をあはれむ。
もし、人この云へる事を疑はば、魚と鳥とのありさまを見よ。
魚は水に飽かず。魚にあらざれば、その心を知らず。
鳥は林を願う。鳥にあらざれば、その心を知らず。
閑居の気味もまた同じ。住まずして、たれかさとらむ。


何度も何度も繰り返し読んだ。
長明の淋しさも、葛藤も、無常観も、すべてのみ込んでくれた方丈の庵。
「みづからこれを愛す」という言葉の中に、その思いが集約されていると思う。
まるで知っている人が書いた文章のように、私の中には自然に溶け込んできて、何度読んでも心に響いた。

方丈の庵を見ていたら、こんなふうにいろんなことを思い出して、夫に熱く語りまくって楽しかった。
夫は「こんなに鴨長明を熱く語る人、初めてや…」と少し引いていたが……。

その後は、食事をしに「御幸町つばき」へ。
こちらはもう3回目。

いつも夫と行くようなお店よりちょっと上質な雰囲気だから、誕生日にはちょうどいい。
でも、敷居は高くなく、カウンターでも気軽に食事ができる。
お値段は、料理長さんが5月に代わってから、ちょっと高くなったような気がするが……


鴨と賀茂ナス。
田楽味噌に胡麻だれを加えたソースで。美味。


キスとウニを磯辺揚げにして。レンコンなどの野菜も添えてある。
衣がサックサクのカッリカリでめっちゃおいしい!


お造り盛り合わせ。
蛸、鯒、ひらめ、鯛、とり貝、穴子、鱧、よこわと8種類も!

このお造りはかなりレベル高かったなぁ。
私はあまり赤身のお魚が好きじゃないので、よこわもそんなに好まないんだけど、これはすごく美味しかった。
ひらめも淡白なお魚という印象があるが、甘みがすごい。
鱧がちょっと残念だったかなー。少しあぶりすぎ。焦げの味が勝ちすぎていた。


メニューにはなかったが、焼き魚を頼もうとしたら「ぐじがあります」と言うので、迷わず注文!
焼き魚で何が好きかと問われれば、やっぱりグジかノドグロか……
ふっくらと炭火で焼き上げ、濃厚な旨みとバランスのよい脂で、美味しかった。

お料理が出るのを待つ間、「モズク」と「蛸の子の有馬煮」も少しずつサービスで出してくれた。
私は魚介の「子」が大好きなので、この蛸の子がもうたまらんかった。

日本酒も3合を2人で分けながらゆっくり飲み(高いもん!)、しめには鰻と新ごぼうの釜飯を注文。


ちゃんと赤だしと香の物もつけてくれたし、とにかくうまい!
夫と2人、「うまい、うまい」と恍惚としながら食べた。(私も夫も鰻が大好物である)
山椒の風味が効いていて、新ごぼうの香りがふわっと口の中に広がって……これはたまらん!!

そうして、大満足でお店を出た。

もちろん夫の誕生日なので、私が全額ごちそうしたが、私がお金がないのを知っているので、夫はかなりびびっていた。
「あと貯金が○○万円残ってるから大丈夫!」と私が言うと、
「えっ!それだけしかないの?……かおりって、すごいなぁ」と、軽蔑と畏怖が混じりあった微妙なニュアンスで言われた。
たったそれだけしかお金がないのに、こんな贅沢して人にご馳走までして平気でいられる神経がおかしいと、そう言いたかったようだ
しかし、以前のように私のことを「くるくるぱー!」とは言わなかった。(もうあきらめているのか?)

いやいや、私だってちゃんと考えている。
7月末はかなり入金があるので、それで安心しているのだ。(ダメだ、お金がたまらない人の典型だ)

夫は帰りに金運と仕事運のアップするパワーストーンのブレスレットを私にプレゼントしてくれた。
まあ、芦屋花火の日の帰りに、いつも付けているパワーストーンのブレスが切れて道路に飛び散ってしまったからなんだけど。

これで金運と仕事運、アップするかなー

夏の花壇

2011-07-21 16:01:59 | 生活
台風の影響でずっと天気が悪い。
しかし、涼しいのは幸い。

夏の花壇も少しずつ充実してきた。


今年はいろんな色のビンカを植えてみた。
いわゆるニチニチソウだ。
花が小ぶりでたくさん咲くものもある。
うまくいけば、10月くらいまでは花を楽しめると思う。


ちょっとカラフルなものも欲しいと思い、ランタナを2色。
夏らしくていい。


桔梗も咲いた。
つぼみの膨らんでいく様子も可愛い。


初めて吾亦紅を植えてみた(左)。
多年草だし、強いので、冬を越せたらいいなぁ。
素朴で地味だけど、好きな花の一つ。


観賞用のトウガラシ。
可愛い~


ヤクルトさんにもらったコスモスもすぐに芽が出た。
コスモスもそのあたりに咲くような花だから、強いのかもしれないな。
まだこんな小さな芽だけど、ちゃんときれいな花をつけてくれるかな?

ちなみに、スマホに替えてから、写真も撮りやすくなった。
嬉しいので、今日はやたら写真をアップしてみた


姫様、帰国。

2011-07-19 12:31:50 | 生活
姉ファミリーがシンガポールに行って早1年半。
この夏、初めての一時帰国で、土曜日は我が家に招待した。
新築したのも見ることなく旅立ってしまったので、家を見るのも初めて。
姉から「豪勢にやってください」とメールが来ていたので、気合を入れて迎えた。

先に言っておくと、最近ブログが滞っていたのは、この日の疲労から立ち直るのにしばらくかかったからである

姉、お義兄さん、姪っ子のひなの、両親が午後3時頃にそろってやってきた。
ちなみにこの人たちは誰一人としてお酒を飲まない。
お義兄さんは少しなら飲めるが、この日は人と約束があるということで、1人だけお茶しただけで出かけてしまった。

酒飲みのアテなら作るのは得意だが、ただ食べるのが好きという人たちをもてなすのは本当に難しい。
ましてや、相手は手ごわいグルメ。
さらに、「豪勢にやってくれ」と言われていたので、いくつか料理を出した後、
卓上フライヤーで串カツパーティーをし、さらに寿司を握ることにしていた。

家に着くと、まずは家中を見てまわる。
シンガポールの大きな家に住んでいる人からすれば、随分こじんまりと感じただろうが、まずまずの反応。

まだ夕食には早かったので、「お茶でも・・・」というと、

「冷たい緑茶!」
「アイスティー!」
「アイスコーヒー!」

と、みんながバラバラに注文を・・・

麦茶でも出せばいいかと思ってたので、いきなりの攻撃に焦ったが、夫と二人でキッチンへ立ち、7人分のいろんな飲み物を作った。
ふぅ・・・
これだけでも重労働である。

とりあえず座って、シンガポールの写真上映会。
パソコンをテレビにつないで、みんなでワイワイ楽しんで見た。

ひなのは1年半経って、ちょっとお姉ちゃんになったかな、と思う。
おしゃべりは相変わらずだが、少し大人になったようだ。
しかし、日本語があやしい・・・
難しい言葉は忘れているし、たどたどしい部分もある。
1年半後に完全に帰国した後、大丈夫かなぁと不安になる。

シンガポールのスクールでは、この夏休みが終わった後から、ようやく全教科を英語で受けるクラスに上がったという。
最初は英語での授業など全く無理だったのに、よく成長したもんだ。
それは感心

上映会も終わり、お義兄さんも出て行き、しばらく話した後、そろそろゴハンにしようか、ということになった。
用意していたのは、
大きな賀茂茄子があったので、それを半分に切ってくりぬき、中にひき肉を詰めてトマトソースで煮込んだもの。
たっぷりの大根おろしとネギ、調味料に鶏肉を一晩漬けて、それを焼いて煮込んだもの。
豆腐と海藻のサラダ。
アサリのチャウダー。
カボチャとジャガイモのキッシュ。
スナック春巻き。

それと、串カツ、寿司。

結果的に言えば、チャウダーとキッシュは出すことができなかった。
お腹がいっぱいになったからではない。
「出す時間」がなかったのだ。

ある程度料理を食べてから串カツをやればよかったのだが、同時にフライヤーを出したのがまずかった。
みんなで好きなものを揚げて楽しめればいいと思っていたのだが、
「注文したらいいんやんね?お店みたい!」と姉がひなのと手を打って喜んでいる
そこからは注文の嵐である。

「エビとイカちょうだい!」
「ピーマンはカリカリにして!」
「ちくわまだ?」
「ウインナー!」

注文が飛び交うたびに、「はい、少々お待ちを!」と私がひたすら衣をつけ、揚げまくる。
夫が自分の注文ができないのがかわいそうで、時々夫にも串カツをまわすのだが、そうしているとまた
「さっき注文したやつ、まだ?」
「私のチキンは?」
と、追い込まれるのだ

さらに、姉は1つずつ注文するのが面倒になり、「とりあえず、全種類!」と言い出す始末・・・
彼女は子供の頃から何でも「全種類」がすきなのだ。
とにかく全種類食べて、美味しかったものを追加するというパターンだ。

姉が言う。
「言っとくけど、家族やからこんな注文するんやで~」

すぐに私も切り替えした。
「家族じゃなかったら、とっくに出て行ってもらってます!

結局、私は1本も食べることができず、怒涛の串カツパーティーは終わった・・・

そして、ゆっくり休む間もなく、「そろそろお寿司お願い!」と注文が入る。
「はい、ただいま用意しますので・・・」と寿司飯を作り、ネタを用意する。

キッチンカウンターに寿司桶とネタを準備し、私がそこで注文を聞きながら握ることになった。
姉とひなのの攻撃はやまない。

「とりあえず、中トロとタイ!」
「私はマグロとイクラ!」

はい、ただいま・・・
しかし、いつも夫のために寿司を握るのだが、軍艦巻きはやったことがない。
どうやるんだ?
焦っていると、夫が横で海苔を切って、フォローしてくれた

「もう1つイクラ!」
「マグロ!」
「ホタテ!」
「イカ!」

次々に来る注文をこなし、夫も座ることなくせっせと働き続けた。

「よく動くねー」と姉が夫を感心して見ている。
「お父さんも、鍛え直さないとね」とひなの。

ああ、ごめん、お義兄さん・・・変なとばっちりが・・・

しかし、お義兄さんに気を使っている場合でもない。
なぜ握り寿司をやろうと思ったのか、そんなサービス精神旺盛な自分を悔やみながら、ただひたすら寿司職人のように握り続けた。
それなのに、鰻と大きな生海老は姉の舌には合わなかったようで、少し不機嫌になったし

とりあえず、皆がお腹いっぱいになり、ようやく私も寿司職人から解放された。
「美味しかった!ごちそうさまー」とみんな満足の様子。

ああ、ようやく座れる・・・解放された・・・と、ヘトヘトになっている私。
母が「ご苦労様ー」とねぎらってくれ、まあ、みんな喜んでくれてよかったなと思った瞬間、姉が言った。

「かおり、紅茶お願い!」

えっ

吉本新喜劇だったら、全員がイスから転げ落ちているところだ。

「はいはい、ただいま・・・」
またもや座ることを許されず、紅茶を入れにキッチンへと立ったのであった・・・

結局、9時過ぎるまで話し込んだ後、みんながタクシーで帰ると、夫と二人顔を見合わせ、
「ゴハン、食べよう!」と叫んだ。

夫もほとんど食べていないのだ。
私はほんの一口、二口。

2品も出すのを忘れるほど、忙しい時間だった。

静かになった家の中で、二人で改めてビールをあけ、残り物をがっついた。
「疲れたな・・・」
「もうぐったりや・・・」
と、本当に疲れ切ってヨロヨロしていた

「かおりの家族すごいなー・・・お姉さん、よく食べるなー・・・」と夫。
夫は控えめで物静かな家族の中で育っているので、私の家族にいつも衝撃を受けているのだ。
誰一人として、夫を気遣って食べ物をまわしてくれる人がいないなんて・・・
結婚して最初の焼肉パーティーのときに夫はそのことを学び、遠慮せずに肉に手を出すようになったが・・・
それでもまだ遠慮があるようで、
「あー、エビ食べられへんかった。最後の1コ、お母さんに食べられた」と嘆いていた。

申し訳なかったが、私自身がもうぐったりなので、声もかけてあげられない。
しかし、疲労はものすごかったけど、美味しく食べてくれたことはよかった。
姉の言葉を借りれば、「もてなしがいがある」人だと思う。
これまで多くの客人をもてなしてきたつもりだったが、初めて「人をもてなした!!」という実感があった。
そういう、「やりきった」感。

後日、母が電話で、「お姉ちゃんは、かおりには甘えるわねぇ」と言っていたが、まあそうなんだろうな。
一応、家族と姉の名誉のために言っておくが、皆、世間では常識人である。
こんなにあつかましくはない。
姉は子供の頃から私に対して「姫」だったし、それに慣れている私にしたら、むしろこの横暴ぶりに懐かしさすら覚えた。
たまにのことだしね

「姫と家来ですから」と母に言ったら、
「まあ!」と苦笑する母。

そういえば、帰りにひなのが「かおりちゃんのブログ教えてなー」と言ってきて、「う、うん」と返事したけど、
ごまかし続けないとダメだなー。
このブログは見せられない・・・

金遣いの荒さは治りません

2011-07-10 23:55:11 | 生活
今日は朝から花壇の手入れ。
春の花が終わってしまったので、夏の花へと入れ替えだ。

土を新しくしてやろうと、袋に残っていた土を出したら、

ひぃぃ

ムカデの小さいやつ?ヤツデっていうのかな?3、4センチくらいのがうじゃうじゃ現れた。

とりあえず、容器に移して、熱湯かけて土を消毒。
その間にも逃れようと次々出てくるうじゃうじゃをスコップでやっつける。
太陽に当てて消毒を終えたら、肥料を混ぜて、ようやく使える土になる。
いつもこの土作りが大変だ。

花壇の植え替えをしていたら、ミミズとダンゴ虫も大量に出てきた
黒くてオレンジの斑点のある毛虫も5匹。(たぶん、蛾の幼虫?)
こいつらは水路に放り込む。

・・・あかん。

なんか、こんなに大量の虫を見ると、精神的にやられる

この暑さもあり、午前中では半分しかできなかった。
続きはまた明日・・・

全部植え替えが終わったら、写真をアップしよう

午後は、うちの父親がついに携帯を持つと言い出したので、一緒に買いに行った。
私も自分の携帯を買い換えないといけなかったので、夫にも付いてきてもらった。

私の携帯は古すぎて、auから「もう使えなくなる機種なんで、買い換えてください」と手紙が来ていた。
どうせ買い換えるなら、スマートフォンにしようか、どうしようか・・・と悩んでいたんだけど、
夫が「絶対スマートフォンにし!」と強く言うので、結局そうした。

残念ながら、充電器が品切れらしく、届くのが火曜日くらい。
せっかく買ったけど、それまではまだ今の携帯を使わないといけない。
でも、嬉しいな

父親も簡単なケータイを買って、嬉しそうだった。

ポイントが結構あったので、支払いは月々1000円もアップしないが、来月から健康保険がアップするので、そのことでかなり気持ちが沈んでいる。
昨年と比べたら、月々1万2000円くらいアップ
毎月2回飲みにいける額やん・・・

これは大きい。
なんでこんなにアップしたんやろ?
そんなに年収変ってないと思うんだが、その前の年の申告が少なすぎたのかな。

私の悪いところで、お金がいっぱい入ってくると調子に乗って遣いまくり、
仕事が少なくなると、急に支払いが不安になる。
今日なんて、健康保険のアップにすっかり弱気になって、夫に「もう扶養家族にしてもらおうかな・・・」なんて言ってしまった。
いつもは「男を養うことはあっても、男に養ってもらうことはない!」と偉そうに言ってるのに、
なんだ、この弱気。

夫に「おこづかい帖つけてる?」と聞かれた。

「つけてたんやけど、怖くなってやめちゃった」
「どういうこと?」
「お金使いすぎちゃって、いくら使ったか計算するのが怖くなったから、いっそのことつけるの止めようと思ってさ」
「・・・」

ああ、あきれているよ、この人は……。

そして、「俺はずーっと、全部つけてるで」と言われた。
「そう・・・偉いな・・・」としか対応できず

上にも書いたように、これまで自分のおこづかい帖を一応つけていたんだけど、5月くらいから支出が多すぎて、考えるのが怖くなってつけるのをやめてしまった。
家計はさすがに夫のお金も入っているので、真面目に家計簿をつけているのだが。

明日、勇気を出して、自分の預金を調べてみようと思う。
銀行にいくら残っているのか・・・

怖いー、もっと仕事せな・・・

「大グモvsかおり」の巻

2011-07-09 21:41:37 | 生活
この間、夫の部屋に入ったら、床に何やら黒い物体が……

ムカデ!!

うちは山の中にあり、ムカデ、クモ、ダンゴ虫、カマキリ、よくわからない黒にオレンジ模様の毛虫などなど、
家の周りにはそんな虫がウジャウジャいるので、多少のことには驚かない。

しかし、家の中はふいうちやね……
心臓止まるかと思った。

それも大ムカデで、体長15センチ近くある。
こんなヤツに家の中で逃げられたら、ゆっくり眠ることもできないので、あわてて殺し道具を用意。
自分の部屋にあったいらない雑誌を丸めて持って来て、

スパーン!!

一発でしとめてやった。

無駄な殺生をしてしまったが、不法侵入なので仕方がない。
ムカデは刺されるとえらいこっちゃなので、正当防衛である。

3日ほど前も、トイレに行こうと思って廊下に出たら、またムカデ!!

今度は8センチくらいで小さめ。
玄関付近だったので、今度は靴でスパーン!としとめた。

しかし、なんで家の中にこんなのがいるんだ?!
どっから入ってくるねんな……
危険やなぁ。
小さい子供とかいたら、ほんまこわい。

夫が帰ってきてその話をしたら、めっちゃびびっていた
我が家では、虫退治は私の役割である

そして、昨日。

飲みに行って夜中に帰宅すると、夫がリビングで立ちすくんでいた。

そして、情けない声で「かおり~クモがいる~」という。

はぁ……、クモくらいで情けない……
小さなクモなら私はつかんで外に出してやるのだが、夫はそれを見ていて驚き、
「かおりって、すごいなぁ…」と感心していたことがあった。

またクモか……、それくらい自分で外に出してよ……と思いながら、夫の指差すほうを見て驚いた。

タ、…タランチュラ?!

階段の壁に、手のひらくらいの大きなクモが這っていたのである。
さすがの私も一瞬ひるんだよ…
こんなのどこから入ってくるの?!

しかし、こんなのと同居なんてできないわけで。

夫が「殺す?」と聞いたが、クモは家の守り神というから殺せない。
だいいち、こんなでっかいの殺したら、その感触がとれずにしばらくうなされるで……!

「いや、逃がす。ちょっと窓開けて見張っといて!」
と言って、洗面所へタオルを取りに行った。
そして、それをムチのようにしならせ、大グモを窓のほうへと追いやった。
クモはなんとか窓のほうへ逃げてくれたので、外に出たらすぐに窓を閉めた。

よっしゃ!!

しかし、帰宅してすぐのこの格闘。酔いもさめるわ……こりゃ

夫はまた「かおりってすごい」と尊敬の目で私を見ている。

いやいや……男のあんたの仕事でしょ、これは

その後、布団を敷こうとしたら、夫がまた「かおりー!またクモー!」と呼ぶ。
見ると、1センチくらいの小さなクモがいた。
どう見ても、さっきのタランチュラの子供なのだ。
この家に引っ越してきてからいろんなクモと出会ってきたが、あのタランチュラは(タランチュラじゃないけど)すごく手足が長くてこれまでに見てきたクモとはちょっと違った。
そして、この小さなクモはその縮小型といってもいいほどそっくりだったのだ。

親とはぐれたんやな、と思うと、こんなクモにも同情と、チクリと罪悪感を感じる私。
さらに、あまりに小さいので動きが素早すぎて、捕まえることができない。
とりあえず害はないので放っておいてるが、夫はちょっとビクビクしている。

なかなかワイルドな家である。
私も強くなるわー

くるくるパーマ

2011-07-08 13:12:31 | 生活
夏は熱いので髪の毛をくくることが多い。

今年はくくったときにちょっと感じよくなるようにと思って、5年ぶりくらいにパーマをかけた。

結果は・・・

失敗

今はこう、エアリーに、ふわっとしたパーマが一般的なので、
私のようにストレート力の強い髪質は、そういうパーマがかかりにくい。

初日は気に入っていたのだが、2日目になると、もうとれてきたような……
カラーリングも入れて4時間もかかったのに!!

すごく中途半端だ。
もうただのクセ毛で、髪の汚い人みたいになっている……
もしくはパーマとれかけでずっと美容院行ってない人。

おろしているときはまだマシだが、くくると完全にパーマかクセ毛かわからない。
ボサボサの人がくくってるようにしか見えない。
なので、おろすしかない。

これじゃあ、パーマかけた意味ないやん!
ストレートのままにしておけばよかったと後悔。

濡れているときはいい感じにくるくるなので、これをなんとかキープしたいと、強めのスタイリング剤をつけたり、
ワックスで固めたり、いろいろやっているのだが、乾くとすぐにボサッとしてくる。
なんか思ってたのと違う……

今日は新たな戦法で、緩めの三つ編みにしている。
もちろん家にいる間だけで、出かけるときはほどくと、何もしないよりはくるくる度がマシ。

でも、こんなアナログで原始的なやり方ってどうよ?

中学生のとき、三つ編みをほどいたらくるくるになって「パーマみたい!」って喜んでたけど、あれと同じやん。

とりあえず1ヶ月だけ我慢して、ストレートに戻すか……
なんかいい方法ないのかなぁ?




守りたい人と、淋しさとの付き合い方

2011-07-07 22:54:24 | 生活
「感情」と「言葉」の溝を埋めるために、とりあえず書いていくことにする。

6月はいろいろと家族行事があった。
うちの実家の両親と食事に行った話は書いたが、その翌週には、夫の両親とも食事に行った。

夫の両親は、うちの両親とは正反対で、体が弱く、控えめで、良い意味で質素に真面目に生きている人たちだ。
だから、外に食事に行くということも、ほぼない。

そんな両親にたまには贅沢してもらおうと、天王寺にある料亭「まつむら」へ。
天王寺駅から徒歩3分なのに、全く違う場所に来たような静かな場所にある。
建物は大正時代からのもので、旅館に来たような雰囲気。

私も行ったことがないお店だったが、夫の実家から行きやすいということもあってそこにした。
そういう雰囲気のある建物で食事をすると、お母さんが喜ぶと思ったこともある。

案の定、お母さんは「旅行に来たみたいねー」と言って、少しはしゃいでいる。
その笑顔を見て、ホッとする。

通されたのは、本当に旅館の1室のような和室。
廊下からは中庭が見える。
紫陽花が咲いて、とてもきれいだった。

お母さんがまた嬉しそうにはしゃぐ。
なんだかそういう姿を見るだけで、じんとする。

お料理は普通においしかった。(写真は一部)









手も込んでいたし、ボリュームもあった。

もちろん私はペロリと食べられたが、小食な両親は食べられないだろうなと心配していた。
やはりお父さんは途中から箸が進まなくなり、後半はほとんど残してしまった。

うちの実家の父が、一瞬で口に放り込むような量が食べられない。
(夫が「かおりのお父さん、食べるの早すぎやろ…」と後で言うほど、父は早食いだ)

お母さんも残すだろうなと思っていたのだが、なぜかお母さんは残す気配なし。
最後まで「おいしいわ」と言って、ほとんど残すことなくコースを食べてしまった。
自分は大食漢なので、自分の基準ではよくわからないが(私は余裕だった)、
夫ですら、「おなかいっぱい」と後々まで言っていたことを考えれば、かなり量はあったはずだ。
なのに、あんな食の細いお母さんは全部食べてしまった。

私はそのことに、また胸が痛くなった。
お母さん、無理したんだ……

「珍しいお料理ばかり出るから、ついつい食べてしまったわ」と言っていたが、
お母さんの性格から考えれば、絶対無理して食べていたはず。
そういう人なのだ。

後で「旅行に行ったみたいで楽しかったです。外食をあまりしないので珍しいものばかり食べさせてもらって、嬉しかったです。ありがとう」とメールをくれた。

喜んでくれて本当によかったなと思うと同時に、慣れないことで帰ってからしばらく寝込んでいたんじゃないのかなと思った。
それくらい体の弱い人なので……。

お母さんは夫を産むときにも悩んだという。
体の弱さから死を覚悟して、夫を産んでくれた。
だから、今の私がある。
この世で一番恩のある人。
何があっても、絶対に守ると決めた人。

幸い、自分の両親が異常な健康体なので、私は夫の両親のことだけ考えられる。
もちろん、健康なうちの両親にも感謝。

結婚とは、守らなければならない家族が増えるということなんだな、と結婚後に知った。
そのためにも、自分は健康でいつまでもバリバリ働ける人間でいなければならない。
そういう責任を感じると同時に、4年経った今も、新しい家族ができたことを嬉しく思う。

結局のところ、私は人が好きなんだな・・・

でも、その反面、高校生のときから、1人でふらふらするのが好きだった。
誰でもいいから、浅い関係でもいいから、とりあえず人の中にいたいというタイプではなかった。
学校さぼって、喫茶店(カフェなんておしゃれなものが当時はなかった)に1人でいたりとか。

大人になってからも、ビールスタンドはともかく、1人でよくバーに行く。
最近は、高槻のベルギービールの立ち飲み屋によく立ち寄る。
考えてみれば、周りの人間は酒飲みが多いけど、女性で1人で飲みに行く人なんてそうそういない。
「1人なんて淋しくないの?」といわれることもあるが、そんな表面的な淋しさは私には関係がない。

私はいつも思うのだ。
最初から1人でいるということは、誰からも孤独にされないための最も有効な手段だと。

誰かといるのに孤独を味わうほど、淋しいことはない。
それを防御するためには、最初から1人でいればいいのだ。
それに、最初から1人なら、別れ際の淋しさを味わうこともない。

そんなことを思い、そこまでして孤独から逃げようとする自分は、なんて淋しい人間なんだろうとも思いながら、
またふらりと1人で飲み屋のドアを開ける。

みっともなく生きている

2011-06-28 09:51:26 | 生活
朝7時に起きても、家事と身支度を終えてパソコンに向かえるのはこの時間。(10時前)
仕事がたまってくると、朝から本当にイライラする。

仕事が思うように進まなくて、とにかく余裕がない。
それなのに、夜、「ワンピース」を読んでしまったりする自分に嫌気がさしたり

この3日間が山場。
取材はあと4件。
いろんな締め切りが全部30日。
月末やから請求書も作らないと

そして、またこの山を越えたら急に予定がガランとして、暇になるんやろなぁ。
もう少し平均的に仕事があればいいのだけど。

やっぱりこんな生活、見直さないとあかんよな、と思う。
根本的に変えないと、もう先が見えてしまっている。
あと1つくらい、自分の人生にサクセスストーリーが欲しい。

そんなことを洗濯物を干しながら考えていた。
私はいらいら、うじうじ、毎日みっともなく生きてるなぁ。
ちょっと自信をもったかと思えば、すぐ自己嫌悪に陥って。

でも、「みっともなく生きてるな」と言葉にしてみたら、なんだかそれも悪くないような気がしてきた。
どこまで行っても、どうせ「自分」とは道連れなのだし、仲良くやっていったほうがいいか。

今日も気温は暑いけど、仕事部屋に入ってくる西風は涼しく心地よい。
午後は取材。
それまでにちょっとでも原稿を片付けてしまおう

整理整頓術を知りたい

2011-06-07 23:35:03 | 生活
先週、東京出張から帰って、その後は急ぎの原稿に追われていた。
それが終わると、今度は東京で取材した分の原稿に追われ(昨日が締め切り!)、ようやく終了した。

月・火の2日間、久しぶりに集中してたくさん文章を書いた。
といっても1万字くらいだけど。

最近、コピーの仕事のほうが多かったので、
1本1200字くらいの記事を書くと、やっぱりこのほうが楽しいなぁと思う。
私には合っている。

今週はあと入っている仕事が2本だけなので、とりあえず部屋の片づけをしよう。
部屋の隅に資料が山積みになっていて、今にも崩れてきそうな状態……

よく「きれい好き」のように言われるが、「きれい好き」かどうかは標準的だと思う。
ただ、「掃除」は標準より好きだ(ものを磨くのが好き)。
そして、「整理整頓」は標準より苦手だ。

時間さえあれば、毎日ずっと掃除をして過ごしたい。
実際にはそんな時間はなく、最低限のことしかできないのだが。

でも、整理整頓は憂鬱になる。
引き出しの中はぐちゃぐちゃ。
何回きれいにしても、すぐにぐちゃぐちゃになる。
根本的に整理の仕方が間違っているのではないかと思うのだが……

私が「整理整頓が苦手」と言うと、「うそー!きちんとしてるイメージやのに」と言われる。
家に遊びに来た人も、「なんでこんなにモノがないの?どうやって片付けてるの?」と聞いてくる。

うそじゃない。
そして、片付けるのは簡単なことだ。
とにかく「入れ物」を作って、そこに詰め込んで隠しているだけ。
一見きれいなようだが、中は……

だから「あれどこやったっけ?」と探しまわることも多い。
そして引き出しや入れ物をひっくり返し、またぐちゃぐちゃになる。
時間があれば、すぐに直すのだが、仕事に追われていたりするとそのまんま。
そして、それが積み重なって、いよいよ手が付けられなくなるのだ。

「整理術」みたいなのを学んだほうがいいのかな?
きっと何かコツがあるんだと思うんだけど……。

というわけで、今日の午後は資料の整理をします

新緑を見に京都へ~風情たっぷりの瑠璃光院

2011-06-07 22:58:53 | 生活
ちょっと前の話になるが、5月25日にライター友達と二人で京都へ青もみじを見に行った。
時間が経ちすぎてしまったので、覚え書き程度だが、記録しておこう。

秋の紅葉も美しいが、5月は新緑ならではの爽やかで透明感のある美しさがある。
今回、足を運んだのは叡山電鉄沿線。
まずは、春と秋にしか拝観できない瑠璃光院

二人とも初めてで、とにかく気に入った。
京都は昔からたいていの場所へは足を運んでいるけれど、
まだこんな美しい場所があったのかと感激した。





風情ある門をくぐると、苔のやわらかな青さが目にしみる。

2階から見る庭は格別だったが、写経をしている人たちがいて、ちょっと居づらかったのが残念。
その人たちが邪魔で、写真もいいのが撮れなかったなぁ。



1階で「瑠璃の庭」を眺めながらお茶をいただく。







このお菓子(栗きんとん)がめちゃくちゃおいしかった。
久しぶりに飲むお抹茶も。
ここ何年もお茶をたてていないことに気づく。
10歳から15年くらいは茶道を習っていたのだけど、先生も亡くなられてあてもない。
でも、また機会があればお茶はやりたいのだ。

お茶をいただいて緑を目にしていると、心が安らいだ。





二人とも満足して、次は実相院へ。
こちらはもう10年ぶりくらいだったろうか。
それも以前は紅葉の時期だったので、ほとんど覚えがなかった。

ここが有名なのは、黒光する板床に鏡のように映る木々の色。
秋は真っ赤に、春は緑になる。

その「床緑」も拝見したが、夕方近かったせいもあり(正午頃が一番美しい)、それほど感動はなかった。
写真撮影もほぼ禁止。

とりあえず、今回はこの2箇所にして、一乗寺で降りて好きなパン屋「東風」へ行こうと思ったが、残念ながら定休日。
三条まで戻って歩き、晩ご飯に予約していた「御幸町つばき」へ。

こちらは以前、中野につれて行ってもらって気に入ったので、再訪。
アラカルトでいろいろ注文しながら、日本酒を愉しんだ。

震災の影響か、時期的なものか、お店はガラガラ。
私たち以外には2組だけだった。
5月から料理長さんが代わったというが、味は相変わらずおいしかった。

私が満面の笑みで注文していたら、友達が
「なんか、ほんとに嬉しそうな顔して注文するねぇ」と言った。

食べることが私は本当に好きなのだ(笑)















あんかけものと鴨が特においしかったなぁ。
おいしい料理とお酒、それにおしゃべりをたっぷり味わって帰宅。

新緑の京都、今年は2回目。
この日も素晴らしい小旅だった。

備前焼のもつ包容力

2011-06-03 20:57:48 | 生活
原稿に追われている。
大変だけど、一番幸せな時間かもしれないと思う。

東京に行っている間、雨も続いていたし、庭の手入れをしていなかったので、
今日は「少しだけ……」と思って庭に出たら、結局1時間くらいは夢中になって手入れをしていた。
汗だくになって、夢中になって刈り込みをしたり、肥料をやったりしていると、無心になれる。
こういう時間が本当に癒しだ……

ようやくカンパニュラが咲いたのだけど、写真はまた今度。
(今日は撮影が面倒だった)

下は、ちょっと前に撮った赤いツルバラ。


花びらが少ないので、ゴージャスじゃないけど、カワイイ

これは、前にもアップしたバラと同じだけど、一番きれいに咲いた1輪。


私は備前焼の花瓶にバラなどのゴージャスな西洋の花を飾るのが好きだ。
小さな「挑戦」とでもいうか……
備前焼のもつ、包容力みたいなものを実証したくなるのだ。

釉薬も使わず、土をこねて焼いただけの飾り気のない美しさ。
そこには、土と火だけが知っている調和がある。
備前焼には、二つとして同じ模様のものはないと言われているのも納得。
それは、土と火という自然から生まれるものだからなんだと思う。

そして、どこまでも素朴で日本的なのに、洋のものを生かす力を秘めている。
だから、花瓶ならこんなふうに西洋の華やかな花。
器なら、あえて洋食を盛り付けてみる。

自分自身を主張しながらも、相手の美しさを存分に生かす。
そんな力が備前焼にはあると思う。

ちなみに、後ろにある長皿は、同じような焼締めだけど、備前焼ではない。
佐藤けいさんという作家さんのもの。
彼は須恵器に魅せられて、備前よりもグレーがかった焼締めの器を作る。
これはもともと実家の母がもっていて飾っていたのだけど、
実家に行くと夫が「あれ、いいですね」と言うので、
いよいよ母が「これ、あげるわ」と今の家に引っ越したときにくれた

同じ焼締めでも、こうやって比べてみると雰囲気が違うな、と写真を見ると思うなぁ。
どっちも好きだけど。

それから今日はワイルドストロベリーを収穫した。
以前、種をいただいて育てていたもの。



まだまだいっぱい青い実がついているので、これからもっと収穫できると思う
小さいけど、これが甘くておいしい!
もっと大量にできたらジャムを作るんだけどなぁ……そこまでは収穫できないか?

と、そんな感じで今日も現実逃避しつつ、原稿執筆に励むのであった

開花!!

2011-05-20 10:47:34 | 生活
水曜日は久しぶりに嵐山へ出かけた。
その話を書きたいけれど、ちょっと今日は原稿に追われているので、また週末に。
とりあえず、バラが咲いたので、それをアップしておきたい。



おかんが庭の通り道に植えてしまったバラ。
昨年は、2つ3つ花を咲かせただけだったけど、今年はこんなことに!
それも一気に開花したものだから、花の重みで下がってしまった。

これからどんどん咲くので、とりあえず収穫



バラの種類はわからない。
ちょっとカーネーションのような、変わったバラだ。
花びらが何重にもなっていて、とても華やか。
直径7センチくらいはある。
香りもとてもよい。

そして、ツルバラは今こんな感じ。



こちらもどんどん開花していっている。

水色のロベリアもいっぱい咲いた。



パンジーは、虫にぼろぼろにされていて、もう無理かなぁと思っていたけど、
しっかり手入れしてやったら、復活!!



やっぱりちゃんと面倒みてやらないと、植物は育たないね

忙しい日でも、朝は植物の世話をするのが日課。
これから暑くなるので、目が離せない。

今日はこれから夜中までしっかり仕事して、週末は2連休にするつもり
新しい花や野菜の苗も植えたいし。

夫は友達と3人で温泉に1泊旅行。
だから私は気兼ねなく、ゴールデンウィークにやろうと思いながらもできなかったことをやろうと思っている。
サンダルも買いに行きたいし、山積みになってる仕事の資料も片付けたい。

そして、友達においしいお酒をいただいたので、明日の夜はいろいろ作って一人居酒屋を楽しもう
しかし、その前に原稿やね……