ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝詠み込み〟俳句のコツ

2019年01月22日 | 俳句

 今日はお天気もよかったし、O教室の初句会が夕方5時からなので時間もたっぷりあるし、先日の早苗新年句会には着て行けなかったということで、着付教室の成果も見てもらいたく着物で出席しました。

 すぐ近くですので、会場までは主人に送ってもらいました。着いた途端、初めてのことなので皆さんびっくり!他にだれも和服の人がいなかったので…写真のフラッシュ責めに(笑)…キャッ、恥ずかしい!モデルみたい!なんて…もっと若けりゃいいのにねえ~。

 今回は全員出席。食事にはまだ早いので、その前にちょっと今年最初の頭の体操。いつもの教室のようには出来ませんので、即吟です。〝舞〟の詠み込みで一句。15分でというと、エエッと…でもしっかり皆さん詠み込んで〝それなり〟の句が出来ていました。

 ここで一つ注意。詠み込みは当季雑詠、でも季語では使わないこと。例えば「獅子舞」とか「舞初」など。ではどんなものが出たでしょうか。踊や能を舞うという発想は常套的ですが、しかし、そういう時でもやはりちょっとした教養が生きてきます。「祝儀の舞」は踊をしているkさん、仕舞の「竹生島」は謡をしているHさんというふうに。他に「仕舞の湯」とか「銀杏舞ひ」など。面白いところでは「てんてこ舞い」がありましたね。中で一番意外性があって高得点句になったのが〈初競りに札束の舞ふ豊洲かな〉でした。こういう即吟の詠み込みの時は、難しい句材を見つけないこと。ありきたりであっても、具象的な描写を心掛けることですね。KさんとTさんは、〝空港で書道のパフォーマンスがあり、そこで舞うように筆を使っていたのを詠もうと…〟とか〝「沖の宮」という能で着ていた緋色の衣が読みたくて…〟などと難しい句材に取組んで時間切れとなり、うまく纏まらなかったと。まあこういうのは時間が勝負ですから、単純明快な句を詠む方がいいですよ。

 この会場は今年で三回目、もうお料理が…と思いましたが、今回は〝すき焼き膳〟で美味しかったです。あらかた食べてしまって、つい写真撮るのを忘れていました。前回デザートを撮りませんでしたので、今回は最後のデザートのみで…ゴメンナサイ!でも、一回目はプチケーキ、二回目はアイス、今回は両方付いて、コーヒーもサービスですって…。それも今日は火曜日(ここの火曜日はいつも三割引きになるんです)、それで全て三割引なんですよ~。いいでしょ!でもなんかセコイ?

 迎えに来てもらって帰る途中、主人が〝おお、今日は満月がきれいだ!〟と言うので〝エツ、もう過ぎたでしょ〟と言って見上げると…ホントキレイでした。〝じゃあこれ十六夜の月ね〟と言いつつ…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする