ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

では、また来年…みなさま、good luck!

2022年12月31日 | 日記

 とうとう大晦日に…ああ、毎年のことながら中途半端なままで年を越してしまいます。なんて、さも嘆いているようなことを書いてますが、ちっとも反省の色は見えませんよね。要するに〝懲りない〟性分!で、我ながらたち悪いです。〝いい年なんだから少しは反省したら?〟〝いや、いや、懲りないから今があるのよ!懲りてたらとっくの昔にお陀仏してたと思うよ…〟なんて、自問自答です。まあ、来年もこんな調子では先が思いやられますが…アハッ

 さてさて、私にとっての今年はやはり激変の1年でした。だから私の今年の漢字は〝変〟でしょうか。年初めのスタートは京都からの義弟一族を交えてホテルでの新しい年を迎え、次は我家の恒例の牡蠣パーティーを愉しんだその直後のこと、いつもの如く順調な滑り出しだと思った途端の義弟の急逝…そこから激動の〝変〟が始まったのでした。でも、どうにかこうにか来年の1月15日は一周忌です。喪に服した年はどこへも行かずに自粛していましたので、1月14日から広島へ一泊して一周忌の法要をしてきます。

 今日の天気は日が差したり曇ったりと、ちょっと寒いのですが、これぐらいならまあまあでしょうか。明日は今日よりは気温も高くなり天気もよいそうですから、きっとよい新年が迎えられることでしょう。

 今年の私の一大イベントは、何といってもブログを纏めた『目からウロコ』の出版。年内に皆さんのお手元に届けられて…お正月休みにゆっくり読んで貰おうという私の目論見が叶って、これ以上の喜びはありません。でも、発送し終ったときはドッと疲れが出て、この脱力感は何?と、今までに無い感じを味わいました。単純にウレシイという気持ちではなく、充実感というより何ともいえない虚無感に襲われたということ…かな。

 こんな調子では次へのスタートがなかなか切れないかも。でもまた心機一転して、来年も頑張りましょう。この一年間拙いブログにお付き合いいただきまして、有り難うございました。来年もよろしくお願い致しますね。

 それでは皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。今からお婆ちゃんちへ行って年末を過ごしますので、これで今年の最後と致します。では、みなさま、good  luck!!

 写真は、我家の千両と万両です。みんな幸せになりますように!花言葉は、万両が「寿ぎ」「財産」「金満家」「徳のある人」「慶祝」、千両も 「利益」「裕福」「財産」など縁起のよいものばかりです。また赤い実は魔除けにもなると言われていますので、来年こそは…なんて、鬼さん、笑うなら笑え!

 夕べ我家に帰るときの月…確か私の目にはほぼ半月でしたが、これ見ると…?スマホではこれが限界かな…。

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エエッ!101歳のフラダンス?

2022年12月29日 | 俳句

 昨日は今年最後のラジオ体操でした。次は4日からだそうで、それまでの天気は概ね晴天の穏やかな気候だという予報。今日も日中は太陽の日差しが気持ちよく穏やかな1日でした。もし年初めもこのような天気ならこれは天からの何よりの〝お年玉〟!うれしい限りです。

 写真は、ラジオ体操に行くときの昨日の空。

 いよいよお正月が来るので101歳の義母に…〝何か食べたいものはない?〟とか〝何処か行きたいところは?〟〝何かしたいことは?〟…などと聞いても〝今更何にもないよ!〟という素っ気ない返事。最近ちょっとずつ弱っているように見えて心配。〝お婆ちゃん、ボケちゃいけんよ。ほら手を動かして何かせんと本当にボケるわよ!〟と言うと、〝それいね、こうやって何もせんと毎日テレビばかり見てボーッとしてると…でもボケた方が楽かもしれんわね〟と言い出す始末。これはイケン!あれだけ前向きだった義母がやる気を無くしているみたいで…。

 〝お婆ちゃん、頭の体操には塗り絵がいいってよ。買った来てあげようか?〟〝ありゃあ面倒で途中で飽きてイヤになるけんすかん…〟と。〝じゃあ、文字を書いたら?〟と言うと今度は〝わたしゃ字が下手じゃけん…〟と。〝いやいや、小学生の漢字のドリルでなぞって書くやつよ。それをすれば字の練習にもなっていいかもよ〟と言うと〝そうやね、それならいいかしら…〟と食指が動いたようなので、すかさず主人に明日ドリルを買ってきてあげてと頼みましたが…さて主人のことですから?

 と、まあこんな調子で、お婆ちゃんの今持ってる機能を何とか衰えさせないようにと…あれこれ考える毎日なんですよ。昨日の夕食も何を食べようかと考えて、義母の好きなお正月用の餅を買ったので、早速餅を入れて豚汁を作り、〝豚汁雑煮よ〟と言って出すと、〝これは餅が軟らかくて美味しいね!〟と、丼一杯を見事に完食。何だかホッ…です。先ずは食べることが一番なんですから。その後、〝お婆ちゃん食べるだけじゃ身体は維持できんのだから、今度は少し運動もしなくちゃ…ねッ!〟と言うと、突然…耳を疑うような言葉がお婆ちゃんの口から…もうビックリです!

 〝運動のためあんたの習ってるフラダンスを私も習おうかねえ~。先生教えてくれるかしらん?〟ですって。エエッ!と本当に耳を疑いましたが、実はフラダンスの先生が義母の隣の家なんですよ。ああ良かった。まだこんな冗談が言えるぐらいなら、お婆ちゃん大丈夫!です。だってその前に急に遺産相続の話なんかをしだすものだから気になって…。人は気持ち次第で明るくも暗くもなりますからね。

 こうやって義母を励ますのも結局のところは自分自身のため。お婆ちゃんの明るい笑顔を見るたびに私も〝またガンバロウ!〟という気持ちになるし、それでいつも元気づけられていますもの。だからいつまでもと…いや、いや欲張ってはいけませんね。でももうしばらくは私と一緒にガンバリましょう。

 実は一昨日令和4(2022)年度・宇部市芸術祭の、〝感動と癒しの出会い~文化を次世代に~「うべ市民文芸集」〈第7号〉〟が、宇部市文化創造財団より送られてきたんです。その俳句部門の選者詠として、今年は〈古酒新酒呑みて生涯現役と〉という句を私は載せました。まさにこの句はお婆ちゃんを見ていて出来たものなんです。義母は普通はビールですがお酒なら何でも…先日の牡蠣クリスマスパーティーではワインが飲みたいと言い出して…主人と買いに行きましたものね。でもこんな生活がいつまで続くかは誰にも分りません。いつかは終りが来るということを考えるとコワイです。しかし、何が起きても後悔だけはしないような日々を送ろうと思います。私のモットーの〝あるがまま〟を貫いて…。

 ちょっとヘンな話になりましたね。ではそれはさておいて、10月の末から12月の初めに〝子ども文化夢教室〟を、宇部市内の小学校5校の3年生~6年生までの13クラスで行ったんですが、その子どもたちがその時に作った俳句などが今回のうべ市民文芸集には掲載されていました。

 これは今年初めての試みだったのですが、〝2022年度子ども文化夢教室において「俳句で遊ぼう、俳句を学ぼう」と題して、小学生に楽しく俳句を体験してもらいました。自分の想いを言葉にして伝えることの難しさと大切さを学びました。〟と、うべ市民文芸集には紹介されています。来年1月にはもう1校2クラスが残っていますが、それで今年度の全ては終了です。

 先日、子どもたちのアンケートの結果を見せて貰いましたが、9割近くの生徒達が〝とても楽しかった〟か〝楽しかった〟と答えてくれていました。感想も全員が書いてくれていましたが、その中でも特に、〝俳句は、あたりまえのことをかかないとおっしゃっていたのが心にのこりました。なぜかというと、私は夢教室をする前はあたりまえのことを俳句にし、書いていました。なので、この教室をして、俳句がどういうものかがわかってよかったです。俳句は、その時の気持ちをあらわしたりするので、俳句を書く時に少しむずかしかったです。毎日、日本語を使っているのにいざ「俳句を書くぞ」と思った時にぜんぜんことばがでてきませんでした。だからむずかしいなと思いました。これからもっと俳句が上手にかけるようにがんばります。〟とか〝はいくを作って、はいくは季語と五七五のやくそくを守れば、どんな言葉でもOKだということをはじめて知りました。作って、「全員さいのうあり」と言われたときには、とてもうれしかったです。〟など、非常に詳しく書いてくれた生徒さんがたくさんいて有り難かったです。どちらも4年生の感想でしたが、むしろ私の方が勉強させて貰ったような気分です。皆さん本当に有り難う!また来年も一緒に勉強できるといいね。

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私のブログの本が出来ました!

2022年12月23日 | 俳句

 朝起きるとやっぱり一面が雪で真っ白…。〝ホワイトクリスマス〟ではないけど、イブの前日だからまあ似たり寄ったりでOKですかね。しかし、今夜から明日にかけてもまた雪マークですから今度は間違いなく〝ホワイトクリスマス〟かも。

 一応今回はもう10時過ぎていましたが、証拠写真として撮りました。でもこの前のは厚くてもかき氷のようにフワフワしていましたので直ぐに溶けましたが、今回のは固めの粉雪、なかなか溶けません。だから昼過ぎても気温は2度ですよ。寒いったらありゃしない!でもニュースで見る新潟県の方々などの難儀を思えばこの程度で辛がったりするのは申し訳ないですよね。

 ところで、皆さ~ん、聞いて下さい。やっと念願のブログの本が出来上がりました。着手してから丸1年ぐらいは掛かったかしら。何だかとても気恥ずかしい気がしますが、でもこうやって一冊の本になってみるとやはり嬉しいものです。タイトルは『目からウロコ―「ちわきの俳句の部屋」から』で、出版社は「株式会社 文學の森」。帯文には「一念発起で始めたインターネットのブログも、気付けば2000回を超えて五年目に突入。晴れの日、雨の日、嬉しい日、悲しい日、そこにはいつも俳句が寄り添ってくれました。」と。また更に「句歴35年、『馬酔木』同人の著者による、読んでほっこり、いつしか共感、やさしい季節の俳句エッセイです。」とも書いて頂きました。有り難うございました。

 私もあとがきには「俳句を学び始められた方々に〝目からウロコ〟と思って頂けるような部分を中心に抜粋したつもりです。もし手に取って少しでも参考にして頂ければ、これ以上の幸せはありません。」と書いています。今まで私を応援して下さった方々や俳句教室のみな様には感謝の気持で差し上げたいと思っていますので、是非読んで下さいね。

 この本には表紙だけでなく中にも何カ所か猫のイラストを描いて頂きましたが、それがとっても可愛いんですよ。出版社「文學の森」の皆様にもいろいろとお世話になりました。心からお礼申し上げます。有り難うございました。

 今夜もお婆ちゃん宅から帰ってくる時、風は強いし粉雪も舞っていてとても寒そう…。この調子なら明日もまた真っ白になっているかも知れませんね。

 ニュースでは、この強い寒波の影響で西日本の太平洋側でも記録的な大雪となり、普段雪の少ない高知では積雪が14センチに達し、観測史上最大を記録したんだそうです。この先も日本海側を中心に、26日頃にかけて大雪・吹雪に警戒が必要だと。特に山形県には顕著な大雪に関する気象情報が発表されていて、大規模な交通障害が起こるおそれがあるとも。どうぞ皆さまくれぐれも事故など大きな雪害に逢われませんようにお気を付け下さいませね。

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今日は〝冬至〟ですよ!

2022年12月22日 | 俳句

 12月の一番忙しい時期が終りホッとしている間に、今日はもう22日、「冬至」ですよ。二十四節気の一つで、1年で最も日が短い日。古代中国ではこの日から陽気が復するとして「一陽来復」と呼んでいます。

  冬至の日しみじみ親し膝に来る    富安風生

 誰でもある年齢になれば必ずと言っていいほど、やれ膝や腰やと身体に不調をきたす人が多いですよね。例に漏れず私も60代前から整形外科に通うようになってもうかなりになります。いわゆる「変形性膝関節症」というもの。ですから、よくなるなどということは到底ムリで、せめても現状維持が精一杯なんです。どうもこれは遺伝的なものがあるようで、兄や弟は既に人工関節の手術を受けているんですものね。だから私ももう時間の問題かも…。でも、今はまだリハビリや体操などに通って頑張って維持しているんですからエライでしょう!

 さて上掲句ですが、昼が一番短いという冬至の日差しが膝まで来て当り心地よさそうな景ですね。いうならば明日からは陽の日差しに変って日一日と昼が長くなっていく。それが晩冬の「日脚伸ぶ」という季語になっているんですが。その陰の最後の日が自分の膝に来て〈しみじみ親し〉というんですよ。まるで慈しみ合った友だちか何かのように、また最後の別れを惜しむかのように。この何ともいえない優しさは膝が悪い人には理屈ぬきで通じるでしょう。もしかしたら風生もこの句を詠んだのが50歳後半頃のようですから、そろそろ膝が悪くなりかかっていたのかも?

 しかし、今日の冬至の日差しは照ったり曇ったりと…今一つ定まらない日でした。午前中は最高気温が8度まで上がったんですが、午後からの予報には雪達磨のマークが…ホントかしらと思っていましたら、本当に霙になってしまいました。最低気温も1度なんですから今夜も寒そう。ああ、これからまだまだ寒い日が来るようす…どうしましょう。でも、先日のように雪でも降ったらまさに〝ホワイトクリスマス〟になって美しいんでしょうけどね。エッ、これ矛盾してますかしら?

 雪の日の写真は余りにも忙しくって撮り忘れましたけど、降ったのは19日の月曜日でした。車の上には5、6センチは積っていましたから辺り中が真っ白。だというのに私は、その日は9時までに行かねばならない所があったし、それが済むと今度は午後からの俳句教室。更には夜久し振りに嘗ての同僚との食事会がと…目一杯のスケジュールの日でしたから大変でした。

 ところで今日は、恒例の我家全員揃っての牡蠣パーティー。しかし、今年の1月の牡蠣パーティー後に義弟が急逝したことを思い出すと辛いのですが、お婆ちゃんがやりたいと言って牡蠣を広島から取り寄せたんですよ。広島に居た頃は近くに牡蠣打ち場がありましたので、そこで打ったばかりの新鮮な牡蠣を食べていましたから、こちらのスーパーで買ったような牡蠣は食べられないんです。それで義母達が宇部に引っ越してからは毎年広島から送って貰って、年に2、3回は牡蠣パーティーをしています。味が全く違いますからね。もちろん〝クリスマスケーキ〟も、ついでに今日は〝冬至粥〟も食べましたよ。もう満腹で、みんなみんなゴチソウサマでした!

 牡蠣パーティーの写真を撮る余裕がありませんでしたので、今日はこの寒さでも頑張っている健気な花たちをどうぞ。異常気象でまるで狂ったような気温の上がり下がりに花たちもきっと困っているのではないのかしら?

 だって①玉簾の花(ゼフィランサス)も②千日紅(センニチコウ)も、共に夏の季語なんですよ。③秋明菊(シュウメイギク)や④紅葉(モミジ)は秋の季語です。だからこんな寒さの中では…カワイソウ!でしょう。

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今日は何という寒さだこと!

2022年12月18日 | 俳句

 本日の最高気温は4度、最低気温も0度と昨日よりは4度以上も低い…これは今季一番の寒さかしら。ついに朝から雪も降り出しました。私にとってまさに〝初雪〟です。昨日の〝きらら俳句教室〟は最悪といいましたが、もし1日ズレていたら…ああ、いやいや、昨日よりももっと収穫があったかも知れませんね。(笑) 滅多に見られない枯蘆原の雪景色なんて…。

 こういうのは本当に巡り合わせなので、この景に出会えたから、この物に出合えたから、この人に出逢えたから…などということから思わぬ佳句が生まれたという話はよくあること。こういうのを私たちは〝賜わった句〟と言っております。自分から狙って詠もうとしても、勿論お金を出したら買えるというものでもないので、自然の偶然の出会いを待ってしか詠めないものなんです。しかし、ただ只管精進して根気よく続けていれば、必ずいつかどこかで天から降ってくるようなチャンスに恵まれるときが誰にでもあるんですよ。だからこそ良くっても悪くっても諦めずに、〝継続〟するのみなんですね。ファイト!

 さあ、そう思ったら何があろうとくじけずに頑張りましょうよ。ほらあの「水戸黄門」の主題歌、「あゝ人生に涙あり」の歌詞のように…

  人生楽ありゃ苦もあるさ
  涙のあとには虹も出る
  歩いてゆくんだしっかりと
  自分の道をふみしめて

 それでは、昨日の第9回目「きらら俳句教室」の写真です。

 一面のきらら浜の〝枯蘆原〟とビオトープへの木道。あら〝鵙の贄〟の映像がイマイチ…真ん中の茶色いものなんですが、とても撮りにくいところでしたので、ゴメンナサイ!

 こういう枯れ色の中の赤い実は良く映えてとてもキレイです。雪でも降ればもっと綺麗でしょうが…。上から順に、サンキライの実(サルトリイバラ)、タンキリマメ(2枚)、シャリンバイの実、クロガネモチの実、海桐(とべら)の実の弾ける前と後(2枚)、最後が姫楪(ゆずりは)の実です。

 2枚目・3枚目の〝タンキリマメ〟は、私も初めて見たのですが、マメ科の蔓性多年草で、暖地の山野に自生し、夏、黄色の小蝶形花数個をつけると。民間では全草および莢果(きょうか)を去痰薬として煎用したことから付いた名前なんだそうです。これは季語になっていませんが、また一つ新しいものを発見できて嬉しかったです。

 最後はきらら浜自然観察公園ビジターセンターの入口に飾ってあった手作りのクリスマスリース。ああ、もうすぐクリスマスですね。そうするとお正月もすぐ…あら、どうしましょう!エエッ、何をって?…意味不明ですね、ゴメンナサイ!

 

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〝きらら俳句教室〟第9回目でした!

2022年12月17日 | 俳句

 今日のナント寒かったこと!朝から雨も降っていましたし、今までで最悪の「きらら俳句教室」でした。先月の第8回目の報告もそのうちにしようと思いながら何やかやと忙しくてそのまま、今日は第9回目の「きらら俳句教室」でした。写真などがありますので一緒にまとめて報告しますね。スミマセン!

 第8回目は11月19月(土)、いつも通り9時30分から少し話をして、10時から吟行。この回はいつもと違う海岸の方へ行きましたが、もう殆ど見る物がない…などと言ってると、あっちにもこっちにも茱萸(ぐみ)の実がたわわに…。早速みんなで入れ替わり立ち替わりして味見です。〝これは渋い!〟とか〝こっちのは甘いわよ〟などと賑やかなこと!

 茱萸の実には、夏茱萸と秋茱萸と春茱萸があって、普通茱萸だけなら秋茱萸のこと。春茱萸は苗代茱萸、夏茱萸は唐茱萸などともいわれます。またこの秋の茱萸の花は春茱萸のものです。夏茱萸の花は晩春に咲き、秋茱萸は初夏に咲くんですよ。だから茱萸の花だけではどの季節のものか紛らわしくて分らないので、季語としては認められていないのかも知れません。

 茱萸の実を一頻り食べた後、堤防から湾を眺めると浮寝している鴨がいたり藻を食べているものもいました。それで〈海凪ぎて護岸の沖の浮寝鳥〉が最高点句で、他にも〈日の差して入江の鴨等ゆらゆらり〉や〈藻を食みて等間隔のひどり鴨〉などと、鴨の句が半分以上を占めていました。後は「冬鷺」「立枯れ」「秋思」「鼠黐(ねずみもち)の実」などで、あれだけ食べた茱萸の実は誰一人詠んでいませんでした。きっと食べ過ぎて詠む言葉が出てこなかったんでしょうね。(笑)

 さて、今日の第9回目は久し振りの雨なので、吟行するかしないかを皆さんに聞くと、雨でも外に出たいと。サスガ!もうみんな立派な〝俳人〟です。俳人というものは、どんなに雨が降ろうとも雪や嵐になろうとも、それは滅多にないチャンスだと言わんばかりに俳句を詠むものなんですよ。(笑)

 いつも通りのスケジュールで10時に外へ出ると、早速路上に牡蠣の殻が落ちていて、これは鴉が海岸から獲ってきて地上に落とし殻を割って食べた後なんだとレンジャーのTさんが説明してくれました。そこで〈烏らし路に落ちたる牡蠣の殻〉という句が出ていました。

 今回はビオトープへのコースです。すると誰かが面白いものを見つけました。ナントそれは「鵙の贄」。これは〝もずのにえ〟といって、〝鵙が虫などを捕らえて木の枝に貫いておくもの〟のことで秋の季語です。それで〈細長き尻の天さす鵙の贄〉という句が出たんですが、やはりこれでは今日見た感じは表せていないでしょう。そう言って〈天をさす尻の枯れたる鵙の贄〉と直すと、作者が〝季重ねになったらいけないと思ってそのまま使いました〟と。

 確かに、季重ねはしないようにといつも指導していますから、そう考えるのもやむを得ないかも。しかし、秋だということになればその鵙の贄はまだそれ程時間が経っていないとも考えられます。そうすると贄の様子も違ってくるでしょう。この贄はバッタかイナゴのようですから、秋ならまだ緑色をしているかも知れませんね。でも今は冬ですから枯れて茶色になった鵙の贄なんです。それを折角見つけたんですから詠まなくっちゃ面白くないでしょう。だからこういう場合は〝枯蟷螂〟と同じように考えて使ってもいいんですよ。

 今回の最高点句は〈水尾引きて鴨の集ふや雨の湖〉でした。この第9回目の写真はまだ整理していませんので、出来次第載せますからね。

 

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突然の訃報!

2022年12月13日 | 俳句

 今朝も霜が一面に降りていて、ラジオ体操へ行く頬がとっても冷たく…でも、こんな時はマスクが役に立ちますね。変な話ですが…

 体操が終ると身体がホカホカして気持がいいねとお喋りしながら帰る途中、急に携帯が鳴り…〝こんな時間に誰から?〟と見るとフォーユー俳句教室の人。何事かと聞くと…Sさんが亡くなったと!そんなことは夢にも思われない人なので、どうして?事故なの?と聞いてしまいました。こんな信じられないことが起こるなんて…〝ああ、無常!〟ですよ。

 実は10日(土)のフォーユー俳句教室に、Sさんが欠席してたからどうしたのかと思って、皆に聞いても誰も知らないし、事務所の方にも何も連絡が無かったと。非常に熱心な方で休むことは殆ど無く、どうしても休まないといけないときは、句稿をことづけたり連絡も必ず来ていましたから。ちょっと気にはなったんです。が、2週間前の文芸大会にも参加して元気な顔を見せていたし…彼女に死の影など微塵も感じなかったんですから。これこそまさに〝青天の霹靂〟です。

 知らせてくれたMさんもあの几帳面なSさんには珍しいことだからと電話したんですって。すると、応答なし。気になって今度はLINEでメールを入れると、娘さんから返事があって、12月7日に亡くなりましたと。それも脳梗塞で気がついたのが朝だったと…。こんなあっけない消え方をするなんて…Sさんらしくない!足が悪くて松葉杖をついていても山陽小野田市から車を運転して来てくれていたのに…。俳句が好きで好きでしょうがない!と言って、私のブログも欠かさず読んでくれていたのに…。入門するときも〝季語の美しさに感動しています。しっかり習いたいです〟と書いてくれたんですよ。

 今手元に先月の句稿があります。明日山陽小野田市にある須恵地域交流センターでの「須恵教養講座」、去年も来てくれましたので今年もきっと参加されるだろうからと、その時に渡そうと思っていましたのに…

 いつもユニークな句や新しいジャンルに挑戦するような句を詠んでいたSさんの最後の句稿に〈料亭の裏戸へひよいと狸の子〉というのがありましたが、彼女もどこかから〝せんせ~え~!〟と言って笑って突然現れて来てくれないかしら…とにかく安らかに、あの世でも俳句をしてね! 合掌

 写真は、?…あるといいのに。確か今年70歳になったと言っていましたっけ。代わりに「ピラカンサ(ピラカンサス)」の真っ赤な実の写真を。これはバラ科常緑低木で、和名はトキワサンザシ(常盤山査子)タチバナモドキ(橘擬)です。花が5月〜6月に咲きますが、実も花もどちらも私の歳時記には季語として載っていません。でも、美しい結実が10月~2月ですので、季語とするなら秋でしょうか。それとも冬かな?

 花言葉には「美しさはあなたの魅力」「愛嬌」「燃ゆる想い」「快活」などとありますから、まさにSさんにぴったりです。

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12月の吟行は、船木の〝来迎寺〟でした!

2022年12月11日 | 俳句

 とうとう12月も10日が過ぎてしまいました。こんなんではあっと言う間に新年を迎えそう!まだしなくてはいけないことが山ほどあるというのに…どうしましょう。とにかく今日はブログを書いておかなくっちゃ…

 今朝はちょっとどんよりしてイマイチの天気。だから気温も最高が14度、夜中は4度まで冷え込むと。とにかく久し振りの休みで、朝から不義理している人たちに電話を掛けまくり、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました…やっと一段落して、ブログ書いてます。

 実は9日(金)に5回目のコロナワクチンを打ったんですよ。てっきりファイザーと思って接種済証を見ると〝コミナティRTU〟のラベルが…。でも製造元はファイザーと書いてあるから1、2回目のファイザーと同じかしらとよく見たら型は違うようです。

 聞くところによれば今回のは副反応が弱いと…それで少し安心していましたが、やっぱり私はダメ。微熱が出たし体中の節々が痛い。だからダウンしていましたよ…と言いたいところ、昨日は午後と夜の部の句会があって、カロナールを飲んで何とか凌ぎました。でも、この解熱剤・鎮痛剤に使うカロナール…コロナのせいなのか品薄で困っているというニュースを見たような。

 だからか以前は直ぐに処方してくれていたのが、今回はちょっと…〝以前の飲み残しがありませんか?〟と、スッとは出してくれませんでした。それで、ああ、やっぱり…と思ってしまいましたね。何かにつけてコロナは困ったものです。一日も早く退散して欲しい!

 さて、7日は第1水曜日でしたので恒例の吟行会。今回は宇部市のはずれの船木へ出掛けました。ここは神功皇后の三韓征伐の時の伝説が残っていて、かつて栄えた宿場町なんですよ。そこで宇部市HPをちょっとお借りして…

 船木地区の町の真ん中を有帆川が南北に流れ、美祢に通じる宇部興産専用道路と東西に並行して国道2号線と山陽新幹線が走っています。

 昭和30年4月1日、船木町・万倉村・吉部村が合併して楠町となりましたが、その後、平成16年に宇部市と合併し、現在の「宇部市大字船木」となりました。

 その昔、神功皇后が武内宿祢(たけのうちのすくね)を従えて三韓征伐に赴かれたとき、住吉宮のクスノキの大樹を切り、48艘の軍船を造られたのが「船木」の名の由来と言われています。

 現在では北部総合支所やふれあいセンターのある辺りは、江戸時代には山陽道の宿場町、船木宰判の所在地であり、代官所や勘場、本陣が置かれたところで、明治から大正にかけても現在の宇部・山陽小野田市を含めた旧厚狭郡の政治、経済、文化の中心地として栄えていました。今も船木には、家庭裁判所(山口家庭裁判所 船木出張所)と簡易裁判所(船木簡易裁判所)が残っており、また、点在する白壁の民家や商店が当時の面影を残し、どこか懐かしい風景を見せてくれています。

 この船木地区は今まで何度も吟行しているのに、まだ来たことのない所があったんです。それが「来迎寺(らいこうじ)」。「旧山陽街道 船木宿散策」のパンフレットには〝おもむきのある山門と大タブの木が有名。また、山門周辺の紅葉が素晴らしく、紅葉谷庭園と呼ばれている〟と紹介されています。だから、本当はもう少し紅葉のいい時にと思ったのですが、なんせ吟行日が決まっていましたので、せめて〝残る紅葉〟でも見られればと淡い期待を抱いて…ところが、ほら、こんなに…キレイでしょう。よかった!境内には紅葉する木がたくさん植えられていて、なかでも鐘楼(山門)への石段付近に作られている「紅葉谷庭園」が見事でした。

 また、樹齢500年以上という大きな椨(たぶ)の木があり、境内のそこかしこには赤や黄の千両がとてもキレイ!

 この寺の縁起など調べてみたのですが不明。でも掃除をしておられたお寺の奥様に聞きしましたら、〝神功皇后が三韓征伐の時にここ船木で舟を作り、その余った木で彫ったのが本尊です〟と。ホントかしら?とも思いましたが、それはひとまずおいといて、この本尊阿弥陀如来が〝長州の目たたき佛〟という方が気になりました。しかし、それがどういう意味かを聞くのを忘れてしまいましたので、またの機会に聞いて報告しますね。更にここは西国三十三所観世音菩薩御山安置札所とかで、境内にはずらりと観音様が並んでいました。

 私は大抵近辺の名所には行っているつもりでしたが、この来迎寺には船木宿の中心からちょっと離れていたせいか一度も来たことがありませんでした。このあたりでは隠れた紅葉スポットだそうで、でも、紅葉の見ごろでもそんなに人がいないのだとも。だからか静かで心の落ち着くとってもいいところでした。今度は是非紅葉の見頃に来てみたいものです。楽しみ!

 ここを見た後、次は「学びの森くすのき」で船木の歴史を見学し、以前にも来た「カフェマチスジ」で昼食。ここは、昨年11月、船木で立ち上がった「Cafe Machisuji Project」によりオープンした店。この店を立ち上げた「船木 邑岡農園」さんと船木出身の同店店長さんは、地元有志らによる地域おこし団体「船木の木」のメンバーの一員で、同プロジェクトは同団体が進める船木を元気にする取り組みの一つだと。同店は、船木のかつてのメインロードの一角に当たる場所にあって、築100年以上の昔は呉服屋さんだったという古民家を活用したもの。

 今回初めて教えて貰って知ったのですが、この家の座敷にはなんとも見事な〝明り取り〟があって、みんなビックリ!天井をくりぬき屋根の上へ届いているこんなに高くて大きな〝明り取り〟を初めて見ました。このように吟行に出掛ければ、まだまだ発見できる何かが必ずあって…やっぱり俳句は愉しい!

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振り込み料っていくら?

2022年12月04日 | 日記

 またまた不愉快なことが!以前にも郵便局の配達の遅さに不満が溜まっていろいろ書いてしまいましたが、今回は一昨日のこと…〝これって何なのよ!〟ということが起こったんです。

 実は毎年俳人協会の俳句カレンダーを私が纏めて取り寄せ、その代金を集めて貰って発行所に送金しています。ところが、1部1,250円ですから集ったものには、100円玉や50円玉がたくさんありました。それをATMで送金したんですよ。すると、手数料が今は5万円未満では262円?しかし、以前硬貨が入ると手数料がプラスされるようになったんだとも聞いたことあるし、さて詳しいことは?だって私は普通の送金は殆どATMの通帳・カードでしていましたので、現金を送ることが余り無かったんです。

 それが今回は…それも硬貨がジャラジャラとあっての送金。紙幣は問題なかったのですが、硬貨投入の途中で機械が動かなくなって…とうとう局員さんに代わりにして貰ったのですがダメでした。そこで今度は局長さんが鍵を持って来られて機械を開けることに。後にはATMを待ってる人が並んでいましたから、こちらでと局長さん…最後はゆうちょの通帳かカードを持っていますかと聞かれ、それで振り込みをしましょうと。その代わり手数料は高くなりますがいいでしょうか…なんて、〝まさに何なんですか?〟でしょう。

 これは私が何か悪かったんでしょうか?良かれと思って他人様のお世話をし、その挙げ句に硬貨が入るからとその手数料を取られて、最後は割高の振り込み料を払わされるなんて…。すると局長さんから、〝今度からは窓口で通帳かカードでされた方が一番お得ですよ〟なんて言われ…。でも窓口に並ぶと時間が掛かるんですよね。結局この日も余裕で出て来たのに約束の時間に遅れる羽目になってしいまいましたもの。

 クヤシイから家に帰ってちょっと調べてみましたら、ゆうちょ銀行の5万円未満の振り込みは、窓口で口座から203円、現金は313円。ATMでは口座から152円、現金なら262円だと。

 硬貨の取り扱いでは、窓口では50枚までが無料。51枚から100枚までは550円なんですって!エエッと、ビックリ。ATMなら1枚から25枚までが110円、26枚から50枚までは220円…と段々高くなっていきます。

 そうすると、私の場合25枚以下でしたのでATMでは152円+110円=262円と。それが局長さんに窓口でやって貰って、313円払いました。先程の〝今度からは窓口で通帳かカードでされた方が一番お得ですよ〟という局長さんの言葉は何?また、皆のお金をジャラジャラ集めて、振り込み料は私持ちなんですから、それを余分に払わないといけないなんて…おまけに時間のロスを考えるとなんかスゴ~く損をした気分!きっと皆さんは大した額じゃないんだし、そんなケチ臭いことを言わなくっても…なんて思われるでしょう。でも金額の問題じゃないんですよ。とにかく昔は何を差し置いても銀行よりは郵便局が一番いいと、庶民の暮らしに密着した便利な存在で、いろいろと助かっていたんですけどね。

 それでも銀行は本支店と他行宛では振り込み料が違っていて高いですから、未だに振込先をゆうちょ銀行にしているところは多いんです。でもこんなに分りにくいと面倒くさくなってイヤになりますよ。最近は銀行に限らずどこへ行っても値上げばかりでしょう。だからいろんな情報をよく知らないと損ばかりするという世の中になったみたいですね。しかし、ここまで情報化が進んだ時代を損せずに乗り越えていくというのは高齢者にとっては至難の業。特に私のようなITに全く疎い者には悔しいけどムリ…スマホにしたって使ってはいますが分らないことだらけなんですもの。まさに宝の持ち腐れ!

 皆さまも最新の情報をよく調べて、でなければよく教えて貰って、お互いに賢く生きていきましょう。では、今日はこれで…

 写真は、先日文芸大会が開催された宇部市文化会館と隣接の渡邊翁記念会館の周辺。雲一つない青空にメタセコイアの黄葉が美しかったですよ。

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【マルシェルモニター限定購入商品】大玉ラ・フランス(2㎏)ああ、おいしかった!

2022年12月02日 | 俳句

 ついに昨日から12月、〝師走〟に突入しました。本当に時の流れが速すぎてイヤになりますね。その上こちらは、昨日から今日にかけて最高気温11度で最低が5度と、まさに冬将軍の到来ですもの。

  歩きたる人先に着く街師走  稲畑汀子 

 この句は「ホトトギス掲載・1998・12」とありましたから、どこで詠まれたものでしょうか。ちょっと滑稽で車社会を揶揄したところもあるような句ですね。ホトトギスの主宰だった作者が句会か何かの集まりに行く。その時車かタクシーかに乗って行ったのかも知れません。しかし、着いてみれば歩いて来た人の方が先に着いていたということ。とかく都会では道路事情から車は不便だと聞きますものね。歩いて行けるところなら自分の足が一番確実でしょうが、歳を取って足が悪くなるとタクシーか何かが必要になる。これも致し方のないこと。こちらのような田舎でも余裕を持って出掛けないと朝の渋滞などに巻き込まれて、遅れそうになってイライラすることも多々あるんですから。

 さて先日、goo blogのブロガー限定!お得な価格でマルシェルの商品がお試しできるという『マルシェルモニター』に応募して当選しました。以前にも2回ほど応募して商品を購入しましたが、期待を裏切らないものばかり…なんせ、500円でのお試しでしたから勿論言うことなしですよ。

 今回は山形県産「なかむラ・フランスファーム」の〝ラ・フランス〟(大玉・2㎏)で、お値段は送料込み3,000円のものがモニター価格で1,000円。直ぐに感想を書かなくてはいけなかったのですが、なんせ忙しくって、食べてしまってからの感想になりました。ゴメンナサイ!

神奈川県横浜市から山形県河北町に移住し、ラ・フランスを生産しています。令和4年現在、おそらく世界唯一のラフランス専業農家。
皆様に美味しいラフランスをお届けするため、日々試行錯誤しております。

 食べ頃の時期が書いてありました。届いてから3日過ぎ頃がいいと…その通りに先ず1個食べて見ました。ホント、これは美味しい!ですよ。

 〝芳醇な香りと濃厚な甘さ、とろけるような舌触り〟のうたい文句通りのラ・フランスでした。山形が誇る秋の味覚、「果実の女王」と書いてありましたが嘘偽りはございませんでした。だって通販は当たり外れがある…という事は何度も経験していますから。でも、これは大丈夫。

 1個が大きいので4人でも食べがいがあります。1箱に5個入っていましたので…毎日1個づつ、お婆ちゃんも主人も〝甘さとちょっとした酸味がアクセントになっていて、瑞々しくてジューシー!〟とベタ誉めでした。

 これは何かのお料理になんて思いつかないし、このまま生食するに限ります。もっと食べたい…というお婆ちゃんの希望に答えるべく次は注文しようと思っています。コメントが遅くなってゴメンナサイ!皆さまにもオススメで~す!

 ラ・フランスは洋梨、だから秋の季語なんですよ。

  物思へば洋梨も「考へる人」のさま   林 翔  

  洋梨が版画のやうに置いてある    長谷川櫂

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