ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

紅白南天

2019年01月13日 | 俳句

 今日はまあまあのお天気で、それほど寒くもない気持ちの良い一日でした。こちらでは昨日から今日にかけて各校区で〝どんど焼〟が行われました。私たちの校区も今日でしたので、注連飾りなどを持って行き焼きました。その時はいつも来た人に豚汁・ぜんざい・きな粉餅・蒸し芋が無料で振る舞われますので、今年もお昼を兼ねて11時過ぎに家族みんなで行きました。ゴチソウサマ!

 校庭や体育館では、昔ながらの〝凧揚げ〟や〝羽子つき〟大会が行われていました。会場の小学校が近いところにあるので歩いて行ったのはいいのですが、手ぶらで行ってしまい写真が撮れませんでした。ザンネン!

  竹はぜしとんどの火の粉打ちかぶり     稲畑汀子

  太陽の真下に澄めり凧(いかのぼり)     阿部みどり女

  その中に羽根つく吾子の声澄めり      杉田久女

 〝どんど焼〟は「とんど」とも。他に「左義長」「吉書揚」「注連焚く」などともいい、普通は小正月を中心に、14日の夜または15日の朝に行われていましたが、最近では人が集まりやすい土・日曜日に行われているようです。凧揚げも羽根つきも今では地域のイベントなどで子供たちに伝承される遊びとして残ってはいますが、これからどうなるのでしょう。この子たちが大人になって今度は自分たちの子や孫に果たして伝えてくれるでしょうか?だって私たちの頃はこういう遊びが主流でしたもの。けれど今の子たちはなんせゲームの時代ですから…ね。伝えてくれる人がいなくなれば、そのうち〝幻の遊び〟になってしまいそう!

 写真は、紅白の南天。これは晩秋の季語なんですが、今年は実が食べられずにしっかり残っていました。

 

 

コメント (2)
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