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ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝桜紀行〟第二日目のつづきで~す!

2025年04月29日 | 旅行

 今日は4月29日、国民の祝日の一つ「昭和の日」です。朝から気持ちのよい快晴で…まさに行楽日和なんですが、私にはどこにも行く予定がありません。句会はないし、リハビリも病院が休みだからないし…ということで、洗濯をすました後、玄関の山吹の花が萎れていたので、何かないかしらと庭に出てみると…あっ、ありました。〝一八(いちはつ)〟がきれいに咲いて…。でもこれだけでは寂しいので〝躑躅(つつじ)〟も加えました。写真を見ると分かるでしょうが、実際は一八ではなくジャーマンアイリスでしょうし、躑躅もサツキツツジだと思います。が、それでは句になりませんので…大目に見てください!ちなみにブリキの猫は、記念に華厳の滝で買ったものです。

  袱紗(ふくさ)解くごと一八の花ひらく      轡田 進

  盛りなる花曼荼羅(まんだら)の躑躅かな     高浜虚子

 その後は、あちらこちらと草が伸び出しているので、つい草取りを…これであっという間に午前中は終わりました。 

 ところで、〝昭和の日〟も春の季語ですが、私の歳時記にはまだ取り上げられていませんから例句もありません。しかし、よく見ると4月29日として〝みどりの日〟が掲載され、例句も載っています。もちろん解説には〝平成19年より5月4日〟と書き加えられてはいますけどね。

 ちょっと調べてみると、歳時記に季語として掲載されるには、基本的に次の条件が必要だと言われているようです。

 1.その言葉を使った名句があること

 2.その名句が社会的に広く認知されていること

 3.多くの人がその言葉を季語として使用していること

 新しい季語が歳時記に掲載されるようになるのは、やはり広く社会に浸透して、さらにはそれを代表するような名句が出てこないとダメなんですね。 

 それでは、〝桜紀行〟の第二日目の続きです。第三セクターの〝わたらせ渓谷鐡道〟に乗り、足尾駅から神戸(ごうど)駅まで20分間の列車の旅です。ここにはトロッコ列車も走っているのですが、私たちは普通列車。でも銅山にちなむ銅(あかがね)色の車両で、トロッコ列車とは駅ですれ違いましたが…写真が撮れませんでした。ザンネン!ゴットンゴットンと走り出すと、対岸のそこここには桜が満開。そんな渡良瀬渓谷の美しい景色を見ながらのんびりとローカル線の短い旅です。途中には閉山した足尾銅山や廃墟となった長屋も見えました。ここでも今にも雨が降りそうなので、傘を持ってバスを降りましたが、なんとか持ちこたえました。ところが、列車が走り出すと今度は少しずつ青空までも見えてきたりして…

 やがて長い長いトンネル(5242m)を抜けるとすぐに神戸駅…そこにはバスガイドさんの言う通り目の覚めるような桃の花が満開でした。まさに〝桃源郷〟に来た気分。私たちはそこで降りてバスに乗り換え、そのバスの中でわたらせ渓谷鐡道…愛称〝わ鐡〟の名物駅弁〝やまと豚弁当〟を食べました。 美味しかった!あら、写真がない…では駅弁の包みだけで許して下さい。 

 やがてバスは、今回の桜ツアーのハイライト〝赤城南面千本桜〟へ。14時過ぎに到着して、1時間ほどの散策です。ここは「さくら名所100選の地」に選ばれ群馬県前橋市を代表する桜の名所です。だから金曜日にもかかわらずたくさんの人で賑わっていました。猿回しや屋台なども出て…桜は今がちょうど満開ですし、天気もよさそうですからきっとこの週末が人出のピークになることでしょう。私たちもその人騒に疲れて、桜にもそろそろ飽きてきたかなという頃、またバスに乗って今日のお宿の〝草津温泉〟へ。とうとう最後まで傘をさすことなく見物出来て…ラッキー!でした。でも、帰り際に春雷がゴロゴロと…。後でニュースを見ると東京方面は激しい雷雨で大変だった様子。まるで私たちは雨の隙間を縫って移動しているような…不思議な体験でした。

 さて、さて、次の草津温泉は、私が一度は是非来たいと憧れていた所なんですが、また長くなりましたので次にまわします。続きもまた読んで下さいね。では、草津温泉と最後の三日目の旅をお楽しみに!

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やっと〝桜紀行〟第二日目の報告で~す!

2025年04月28日 | 旅行

 今日は朝のうちはポツリポツリと小雨が降っていましたが、午後からは晴れました。どうも昨日の夜中から降っていたようで。でも昨日の昼間はあんなに晴れていましたのにね。本当に変わりやすい天候です。

 先週カーブスへ行きましたら…貰いました!何をって?ほらこれ、〝500回目のTシャツ〟です。でもこれビックリするにはあたらないんですよ。だって上には上がいて800回や900回…中には1100回とかのTシャツを着てくる人もいるんですから。回数でTシャツの色が違うのすぐ分かります。大体1年で100回ぐらいは通っているので毎年貰えるんですけれど…ね。

 あら、今日は〝桜紀行〟の続きでしたよね。そういえば昨年の〝桜紀行〟も最後まで書かないままで終わってしまいましたっけ。写真はいっぱい撮っていましたので…悔やしかったです。

 それで今年は頑張って最後まで書きますからね。ちょっと時期がズレますけど…でも我慢して読んで下さい。

 4月11日の金曜日、東京の奥座敷の温泉〝鬼怒川温泉〟を8時半すぎに出発。今日は今回のツアーで一番過密なスケジュールなんです。ところが、天気予報は夕方まで完全に☔マーク。まあ今日だけは仕方がないかなと諦めながら、最初の目的地「華厳の滝」へ。上り専用の第二いろは坂を上って…ここはまだまだ冬景色。日光の標高が既に500~600mで、ここはその倍以上の標高、1200m超しているんですから木の芽や草の芽の緑はまだ全くありません。残雪の男体山(2486m)を間近に眺めながら、いよいよ「華厳の滝」の駐車場へ到着です。

 この滝は、那智の滝(和歌山県)・袋田の滝(茨城県)と並んで日本三名瀑の一つ。中禅寺湖の湖水が落下し、落差97メートルもある巨大な滝で、四十八滝といわれるほど滝の多い日光でも圧倒的人気を誇っています。また海外では日本一有名な滝です。華厳の滝には無料展望台のほかに、エレベーターで行く滝つぼ近くの観瀑台があり、その観瀑台から見る華厳の滝は大迫力!特に春は雪解け水で水量が増え、よりダイナミックな情景になります…と書いたものの、以前修学旅行で生徒たちと眺めた時の滝を思えば、その凄さが余りないような…それで、つい〝こんなもんじゃなかったわ!〟と呟いてしまいました。子供の時に見たものが大人になって見ると〝こんなものじゃ…〟という話はよく聞きますが…。大人になってからのことですもの。もしかしたら華厳の滝が変貌したとか、それとも水の量が制限されているとか…などなど思ったりして…果たしてどうなんでしょうかね。

 もちろんすぐ観瀑台へ行きましたよ。100mを一気に下るエレベーターに乗って。ここに着いた時から既に寒かったので、エレベーターを降りた時はもう震え上がりました。さらにトンネルを下って滝が眼前に見える一番近いところまで出てみると、飛沫は飛んでくるしその滝音の凄まじさで、またまた震え上がりました。それで写真を撮ると早々に上がり、今度は無料展望台の方へ行ってみました。ここでは上から見下ろす感じです。観瀑台では見上げる感じだったんですが、写真でその違いが分かりますか。ここでは飛沫も来ないし滝音も全然違いますけどね。写真撮影が下手なものでどうもスミマセン!

 3枚目は、この滝で亡くなられた方々の冥福を祈って…の仏さまです。最後の2枚は駐車場から見た男体山と雪掻きした時の残雪でしょうか。お店に入ると暖房が…熱いコーヒーとかも嬉しいですね。天気はというと予想に反して…今にも降りそうなんですが、どうにか持ちこたえていました。バスガイドさんも不思議がっていましたが、これ…もしかしたら私の神通力???いえいえそんなこと言ったら罰が当たりますよね。当然神様・仏様のお陰ですよ。

 今度は下り専用の第一いろは坂を下り、次の足尾駅までバスの旅。バスガイドさんが、〝私のお気に入りは〇番のカーブなんですよ〟というのを見れば、下の絶壁の谷へバスの前部がはみ出んばかりのカーブ。そう言えば生徒たちがキャーキャー言いながら、その恐ろしいようなカーブを見事にクリアしていく運転手さんに拍手喝采!運転手さんもいい気分になって益々と…忘れられない思い出です。確かその時は今のようなガードレールがなかったような…?だって30年以上も前なんですものね。

 次は、足尾駅から〝わたらせ渓谷鐡道〟に乗って、神戸(ごうど)駅まで20分間の列車の旅。ですが、まだまだ先がありますし、写真もたくさんありますので、この続きは次回に回しますね。

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令和7年度〝きらら俳句教室〟の第1回目です!

2025年04月20日 | 俳句

 昨日は第3土曜日ということで、午前中は令和7年度「きらら俳句教室」の第1回目でした。〝桜紀行〟のつづき二日目を書こうと思ったのですが、どうせなら新鮮な方がいいかもと、こちらを先に書くことにしました。

 きらら浜自然観察公園でいつものように朝9時30分より開始。お世話してくださるレンジャーも昨年度同様Hさん、メンバーも少し減りましたが、みんな同じ顔ぶれです。

 さてさて、4月ですから見るものも同じようなものばかりで…〝秋茱萸(ぐみ)〟の花があちらこちらで満開、かと思うと〝春茱萸(苗代茱萸)〟がたわわに赤く実っています。そこで〝みんなで食べればコワくない!〟と言いつつ味わいました。すると〈春茱萸や甘き渋きと口々に〉という句や〈苗代茱萸甘さ確かめ三粒目〉とかいう句が出ていましたね。

 行く道々にはかわいい〝菫(すみれ)草〟がいっぱい咲いていて、〈湖巡る路傍そこここすみれ草〉とか、木々の様々な芽吹きをみては〈湖風を受けて芽吹きのシンフォニー〉などというしゃれた句なども。更に海の見えるところまで行くと〝浜大根の花〟が風を受けて咲いていましたので、〈風の形(なり)残して花の浜大根〉とかも。

 更に行くと、頭上に大きな蜂が2匹…〝あれは夫婦なの?〟〝いや、蜂は夫婦では飛ばないんじゃ…〟などと話していると、レンジャーのHさんが〝あれは雄同士の縄張り争いですよ〟と。ナルホド!そういえば雌は1匹の〝女王蜂〟で後は働き蜂か雄蜂ですからねなどと話していると、それは蜜蜂とかの話で、熊蜂は集団生活はしないんですよと、レンジャーさんに教えられました。本当に幾つになっても知らないことだらけです。蜂の句では〈熊蜂の追ひつ追はれつホバリング〉とかが出ました。

 面白いのに〈みさご飛ぶ身よりも重き魚掴み〉という句。これには〝そんな重たい魚を掴んだら飛べないのでは?〟などいろんな意見が出ましたが、作者は〝大きな魚を掴んでるのをこの眼で見たから…〟と拘りがある様子。それでは〝重きではなく大きなでは?〟と。しかし、それも何だか今一ということで、レンジャーさんの〝穴子とか捕るから長きでは?〟という一言で落ち着きました。私も確かにみさごは見ましたが、魚は見ていませんので…?です。ただここで言うべきことは〝みさご〟は冬の季語ということ。今は春だからやはり当季でよんでほしい。鶚(みさご)は一応タカ科なので冬の季語にはなっていますが、全国どこにでもいる留鳥ですから弱いんですね。ほら、同類の〝鳶〟は季語にはなっていないでしょう。

 他に〝ウバメガシ〟の花、地味ですがあちらこちらにびっしりと。更にSさんが子供の頃によく遊んでいたという〝スズメノヤリ〟や〝春のキノコ〟などもありましたが、句にするのはなかなか難しかったようです。

 まあまあ、いつもと変わらない賑やかで楽しい句会でした。12時過ぎに終わり、帰ろうと車に乗ってみると、気温の表示がナント35度と出ていました。わあ~これはもう猛暑日ですよね。暑いはず!体がびっくりして、午後からの宇部馬酔木句会が終わった時はもう疲れ果ててぐったりでしたよ。

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さて、今年の桜紀行は…?その第一日目で~す!

2025年04月16日 | 旅行

 今朝起きると雨が降っていましたので、今日のラジオ体操は休みかな?…などと思って、朝ごはんを食べてたらパーッと日が差してきて青空まで見えました。外に出てみると…ちょっと寒い!昨日も雨が降って気温も10度ちょっとぐらいでしたし、春といってもいつまでも名のみばかりのような…。この度の雨で桜も殆ど散ってしまいましたから、今度は躑躅(つつじ)と八重桜が見ごろになるでしょうね。

 さて、昨年に引き続いて今年も主人と〝桜紀行〟へ出かけました。今回のコースは、〝春彩の草津・日光・鬼怒川3日間〟のツアーです。見どころは、もちろん桜ですから、2日目の「渡良瀬渓谷の絶景」「赤城南面千本桜」と3日目の「長瀞・桜並木」ですが、他に世界遺産の「日光山輪王寺」「日光東照宮」と「華厳の滝」なども。宿泊は、初日が鬼怒川温泉、2日目が草津温泉です。

 私は勤めていた頃、日光と華厳の滝は修学旅行の引率で何度も行っていますので、それほど興味はなかったのですが、主人が初めてだというし、私は草津温泉が一度は行きたいところでしたので、ということで決定。昨年は、何としても三春の滝桜が見たいと計画したのですが、かなり早すぎて…ザンネン!そこで今年こそは…と、日を選んでいきましたら何とドンピシャリ!桜を嫌というほど満喫できました。

 それでは、今日はその第1日目をご紹介します。

 4月10日(木)、山口宇部空港より7時40発ANAで羽田空港へ。9時過ぎに到着して、9時45分の空港集合場所へ。天気はあまりよくないし、雨の予報も。いくら晴女の私でも、こればかりは仕方がありませんよね。今回のツアーは主に西日本の空港9か所から集まった28名でした。もちろん添乗員さんとガイドさん付き。それではいよいよバスに乗って、10時空港から高速道への出発です。隅田川のそこここの両岸では桜が満開。遊覧船も出ているようで…今年はいち早く開花した東京でも桜が長く楽しめたようですね。

 途中のサービスエリアで自由昼食。13時30分ごろ、日光社寺の玄関ともいえる木造朱塗りの美しい橋、〝神橋〟が見えてきて日光到着。

 ここでは日光専門のガイドさんに案内されて、先ず「日光山輪王寺」へ参拝。輪王寺の本堂は日光山随一、東日本では最も大きな木造の建物で、平安時代に創建された、全国でも数少ない天台密教形式のお堂です。現在の建物は、正保2(1645)年、徳川三代将軍「家光」公によって建て替えられたものだと。 三仏堂の前には、推定樹齢500年という、天然記念物に指定されている「金剛桜」(こんごうざくら)が植えられていますが、ここはやはりまだまだ寒くて、桜は固い蕾。開花はいつ頃でしょうか。境内の隅の方には雪も残っていましたからね。日光の標高は600メートル以上ありますし、天気も良くなかったので、本当に寒かったんですよ。

 三仏堂の内陣には、日光三所権現本地仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)という三体の大仏さま(高さ7.5メートル)と、東照三所権現本地仏(薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来)という掛仏の、2組の三尊仏がご本尊さまとしてお祀りされていますが、ここはすべてが撮影禁止でした。

 次は「日光東照宮」へ。ここは輪王寺よりも更にインバウンドで混み合っています。誰か日本の人にシャッターを押してもらおうと思っても探すのに困りましたものね。石の大鳥居から五重塔を横に見て表門へ。

 さらに本命の「陽明門」へ。この門は日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。かの有名な〝三猿〟〝想像の象〟〝眠り猫〟などの彫刻を見て、さて写真を…と思ったところでスマホのカメラが急におかしくなって、撮れなくなってしまいました。やっと写っていたものもみんなピンボケ…ゴメンナサイ! 

 本殿へは上がって参拝しましたが、家康公の墓があるという奧社へは200段近くの階段があるというので行くのを諦めました。そこへは〝眠り猫〟の下を潜って行くようで、見るとたくさんの人が上っていく後姿が見えました。

 なお、陽明門、逆さ柱、本地堂の写真はお借りしました。スミマセン!

逆柱

 最後は、陽明門を出て薬師堂(本地堂)へ。ここには「鳴龍」の間があります。龍の顔の下で拍子木をたたくと音が反響して、通常のカーン、カーンという音がキーン、キーンという音で響いて聞こえてきます。それが鈴を転がした様な鳴き声に聞こえるということから〝鈴鳴龍〟とも呼ばれているそうです。ここも撮影禁止でした。

本地堂

 バスに乗る前に少し雨がパラパラと降り出しましたが、それまでは傘を持っては行きましたが使わずじまい。ラッキー!でした。庭園の池に水芭蕉がきれいに咲いていました。

 15時30分過ぎ東照宮を後にして、名産品店での買い物を済まし、後は一路鬼怒川温泉のお宿へ。予定通り17時過ぎに到着。宿へは〝桜通り〟という道を通りましたが、ここも見事に満開でしたが、雨がしとしとと、明日が心配!天気予報は午後まで完全に雨マークですもの。まあ、それは天に任せて…

写真1

 ここは鬼怒川の渓谷を挟んだ温泉街で、この絶景を見下ろした客室や豊富な湯量を持つ温泉旅館が立ち並んでいます。北側の川治温泉とともに「傷は川治、火傷は滝(現在の鬼怒川温泉)」と称され、そのお湯の良さにリピーターが多数。魅力的なレジャー施設も多く、夏はファミリーやグループ客で賑わう所だとか。夕食・朝食ともにバイキング。館内が広くて移動するのに迷うほどでした。夜朝と温泉に入って睡眠も十分…さあ、これで疲れが取れたので2日目へ。ではまた、お楽しみに!

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何年振りかの夜桜見物!

2025年04月07日 | 俳句

 先日の月例吟行会の報告を…と思ったのですが、昨夜久しぶりに主人と夜桜見物へ出かけましたので、それを先にしますね。宇部で桜がまとまって見られるというのは、やはり「ときわ公園」。ですから、もちろんそこへ行きましたが、着くまでの道がどこもかしこも余りにも暗くて、少々不安になりました。

 でも、駐車場へ着くと結構な車が停まっていて、人もぞろぞろと歩いています。あら、ライトアップもされているようで、なかなかいい雰囲気です。じゃあ少し歩いてみようかと車を降りると、意外と寒い!そう、湖からの風が結構吹いてきて、それが余計に寒く感じさせました。もしかしたらと…マフラーを持って来ていて正解!

  夜桜の一樹の化粧濃かりけり     行方克己

 一樹ではありませんでしたが、紅色にライトアップされた桜は何だか妖艶な感じがして…、まるで夜の歓楽街にでもやって来たような…余り上品ではありませんね。やはり桜は雪洞や篝火ぐらいを焚いて、琴の音でも流した方が似合います。しかし、次から次に喜んで写真を撮っている人たちがいてとても賑やかでした。私は聞かなかったのですが、主人が言うには日本語の会話じゃなかったよと。中国か韓国の人かしらと言うと、それでもなかったんだと。じゃあどこからこんなところへ???

 地元だからでしょうね。他所から来るほどの名所だとは思っていなかったので、外国の人達が見に来るなんて…このときわ公園の桜は意外と有名になっているのかも?ちょっと気になってネットで調べてみました。すると、次のように…

 面積約100ヘクタールにおよぶ常盤湖を中心に広がる緑と花と彫刻に彩られた総合公園で、山口県初の「登録記念物(名勝地関係)」に登録。自然美にあふれた園内には約3500本の桜が植えられ、「さくら名所100選」にも選ばれている。ときわ公園東駐車場とその近くの「桜山」に桜が集中しており、「桜山」下の白鳥湖面に映し出される桜の花やライトアップされる夜桜、園内周遊園路の桜並木もたいへん風情がある。

 見どころは、常盤湖湖面に映し出される桜の花、ライトアップされる夜桜は必見で、幻想的な風景が広がる。また、園内周遊園路の桜並木のほか、御衣黄・河津桜といった珍しい桜も植えられ、一味違った景観も楽しめる。

 更に山口県の桜の名所ランキングを見てみますと、1位・徳佐八幡宮🌸(山口市) 2位・一の坂川🌸(山口市) 3位・ときわ公園🌸(宇部市)…となっていました。へえっ!知りませんでした。1位や2位は観光バスが出るくらいのところですから当然なんですが、ときわ公園も観光名所になっているんですね。まさに〝灯台下暗し〟というところでしょうか。

 それでは、その夜桜の幻想的な風景を写真でお楽しみください。

 ちょうどきれいな半月が出ていましたので、あの与謝野晶子の〈清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき〉の歌をすぐに思い出しました。「桜月夜」とはナント美しい季語でしょう。俳句にも有名な句がないかと思って探したんですが、〈月光裡さくらの更にさくら色  きくちつねこ〉の句ぐらいしかありませんでしたね。桜でさえ詠むのは難しいでしょう。更に月まで加わって…余りにもきれいすぎると却って詠みにくいものなんですよ。それでは、また…オヤスミナサイ!

 

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何もかも値上げの四月で~す!?

2025年04月03日 | 日記

 昨日来た葉書…何だろうと見ると、山陽小野田市須恵地域交流センター「須恵教養講座」の講師依頼でした。4年前から頼まれて、年に1回の俳句講座を引き受け、春夏秋冬と季節ごとの講座を開いてきましたが、令和6年度の講座をこの3月に行ったばかりでした。

 ああ、もう新年度が始まるので早々に1年の講座が組まれたんだなと、見れば今年度は12月9日(火)になっていました。それぞれ一通りの季節は済みましたが、しかし、同じ季節でも、例えば初春・仲春・晩春とでは趣が全く違いますし、またそれぞれには句材といえるものが無限にあります。だから年に1回90分の俳句講座では何年かかっても教えきれませんけどね。そういえば、先日山陽小野田市役所出納室から葉書が来ていて、何かしらと見ると…支払額6,286円? 何これ…そうか、先日の講師料なんだと気が付きました。一応7,000円なんですが、所得税の714円が引かれたんですね。ナントこれっぽちのものからでも税金取るなんて!昨日巨人の坂本選手が3年間で約2億4000万円億の申告漏れをしていたとかいうニュースを見れば…何だか嫌になりますね。

 いつものことですが、わずかな謝礼を貰う度に腹が立ちます。昨日はリハビリに行くと医療費が4月から上がりましたと言われるし、買い物へ行けば何もかもがちょっとづつ高くなってるし…

 今日は車検なのでディーラーへ行ったんですが、なんと支払いが142,000円。これも少し値引きしてもらってなんですよ。そのうちの消費税が9,795円でした。前回はここまで掛からなかったような…。ナントも頭の痛いことです。貰えるものは少しも上がらず出ていく方は上がるばっかり…。現役の方々はどうなんでしょうね。

 アメリカのトランプさんの関税値上げで、今世界中にその激震が走っています。ミャンマーやトンガにマグニチュード7以上の大地震が次々起こっているというのに…。日本も地震はひっきりなしに起こってるし、関税値上げによる経済への影響も恐ろしい!これからの日本はどうなっていくんでしょう。そういう経済情勢に全く疎い私には何も言えませんが、とにかくこんな不安材料の多い毎日では精神状態も平安ではいられませんよ。

 ところで、明日は月例の吟行会です。ちょうど桜もほぼ満開、お天気も一日中快晴で気温も15度まで上がると。楽しみ!諸々の嫌なことを忘れて命の洗濯でもしてきましょうか。その報告はまた致しますから、楽しみに待っていてくださいね。

 写真は、「バーベナ」です。この花は、クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草、または一年草。暑さに強く、真夏にも元気に咲くのが特徴で、豊富な花色、多様な園芸品種が存在しています。実はいつも4月1日に銀行から送ってくるプレゼントなんです。本当は誕生日になっていたんですが、いつでもいいと言われて、私はこの日に変えてもらったんです。なぜかって?そりゃあ〝四月馬鹿〟ですもの、楽しいじゃないですか。さてどんな花が来るのか…と。毎年違う花なので、とても嬉しいんですよ。

 でもね、このバーベナの花言葉は色によって違い、紫のバーベナには、「私はあなたに同情します」「後悔」という少し寂しげな言葉がつけられていました。エエッという感じでしょ!でもこれ今の私の気持ちかも…ね。

 

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