ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

ダブルの初句会

2019年01月07日 | 俳句

 土曜日の初句会のことを昨日書こうと思いながら、気分が乗らず、今日になってしまいました。よく言うでしょう、〝休み癖〟がつくと。そうならないようにと…でも無理をしていやいや書くのも好きではありませんし…。

 新年の抱負をお互いに述べ合ったのですが、私は〝あるがまま〟と。これは今年に限ったことではないのですが、常に句を詠むときの姿勢は、〝飾らず、素直に、自分らしく、〟ということも含めてです。

 平成最後の初句会は、私はもちろん年末の句会でみんなに約束したように着物で行きましたよ。他に誰か着てくる人いるかしらと心配したのですが、午後の部では私を含めて4人、夜の部は3人が和服でした。洋服でもみなさんお洒落してきて…どちらも新年らしいとてもいい雰囲気でした。

 午後の部では、〝花びら餅〟にお抹茶を頂き、気分の出たところで席題〝初句会・初茶の湯・春着〟の中から一句を読むという趣向。全く予告していなかったし、制限時間もわずか10分でしたが、みなさん立派にこなされました。さすがです。

  あけぼのの色とも見えて花びら餅     能村登四郞

 夜の部は場所をホテルの料亭に移して、まず句会、その後会食をという趣向。前の時もここでしたので、今回はお料理を〝ふるさと膳〟に変えました。山口県の名物〝瓦そば〟と〝河豚丼〟がメインの献立です。お味の方は…う~ん、もちろん不味くはないですが…みんな前の献立の方が安くて良かったよね~と。

 兼題は、午後の部〝除夜〟、夜の部〝初神籤〟、どちらも新年の季語です。

  除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり       森澄雄

  ひそかに引きひそかに開く初神籤      山口青邨

 最初心配していたのですが、昼から夜までズウッと着物で過ごすのもやれば出来るものですね。それほど疲れていないと思ったのですが、それでもやはり家に戻り着物を脱いだときは、ああ~身軽になった!というのが実感。昔の女性たちはやっぱりスゴイです。こんなのが毎日だったんでしょうから。

 今日は午後から着付教室の終了試験でした。やっぱり〝試験〟というのはいくつになっても緊張します。筆記と実技があったのですが、どちらもミスばかりしてしまいました。でも、おまけで合格…イヤ、全員合格するんですけどね(笑)…そして、次の上級に進むんです。

 明日はまた句会ですので、今からその準備を…。

  

コメント
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