植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇金沢の夏2020-長町武家屋敷跡②

2020-09-04 04:51:03 | 金沢・石川の観光


金沢の観光スポットレポート(No.1881)

◇金沢の夏2020-長町武家屋敷跡②



〇野村家屋敷跡

1583年(天正11年)金沢城に入場した藩祖前田利家の直臣として従ったのが野村伝兵衛信貞。明治3年の廃藩まで12代に渡って1000坪の屋敷を拝領した野村家(1200石)の屋敷跡。樹齢400年以上といわれる山桃の木や、曲水・落水・名石を配した庭園は見応えがある。残念ながら屋敷は取り壊されて、北前船の商人の豪邸の一部を移築したもの。2009年ミシュランの二つ星に指定された。



■写真は野村家

□観光施設で抹茶を飲む(5)武家屋敷跡 野村家紹介ページ




■写真は茶菓工房たろう



〇旧加賀藩士高田家跡

加賀藩に仕えた中級武士高田家の武家屋敷跡。現在は藩政時代の長屋門を修復して一般公開している。敷地内には大きな池を中心に配し、周囲をめぐりながら、江戸時代の代表的な庭園造りである池泉回遊式庭園がある。ほかにも、仲間(奉公人)部屋、厩なども見学することができ、当時の武士の生活がうかがえる。





■写真は高田家跡



〇金沢市足軽資料館

加賀藩では武士が約11,000人いたうち約5,800人が足軽であったという、他の藩では足軽は長屋住まいであるが、この資料館の通り敷地は足軽で約50坪、足軽小頭で70坪で一戸建てと優遇されていたと言える。清水家は平成2年まで、高西家は平成6年まで実際に住居として使われていた。その後、住人から金沢市に建物が寄贈され平成9年11月に現在の地に移築された。藩政時代の生活が想像できる貴重な建築物である。

■写真は清水家

◇長町足軽資料館訪探レポート(清水家①)

◇長町足軽資料館訪探レポート(清水家②完)



■写真は高西家

(つづく)