植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇長町足軽資料館訪探レポート(清水家①)

2012-09-25 04:25:52 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その104(No.207)

◇長町足軽資料館訪探レポート(清水家①)

加賀藩では武士が約11,000人いたうち約5,800人が足軽
であったという、他の藩では足軽は長屋住まいである
が、この資料館の通り敷地は足軽で約50坪、足軽小頭で
70坪で一戸建てと優遇されていたと言える。

清水家は平成2年まで、高西家は平成6年まで実際に住居
として使われていた。その後、住人から金沢市に建物が
寄贈され平成9年11月に現在の地に移築された。藩政時
代の生活が想像できる貴重な建築物である。

■写真は板葺き石置き屋根



足軽屋敷としては典型的なもので、接客空間(左側)と
日常生活空問(右側)との素朴な配列が特徴となってい
る。また、特に清水家は藩政期以来、代々足軽の子孫と
して受け継がれ、現代まで住み続けられてきた由緒の正
しさも特筆されるところです。

■写真は玄関



玄関の間
 ここは、客人を迎えるところで、座敷への通り道とし
 て使用されていました。足軽屋敷を訪れる客のうち、
 奥まで上がるのは同じ身分の人達だけであったと言わ
 れています。行商たちなどは玄関を使用せず、台所の
 勝手口から出入していた。

■写真は玄関の間



座敷
 足軽屋敷も普通の武家屋敷と同様、接客を第一に考え
 て造られました。この部屋は、その接客に使用されて
 いたところです。
 天気の良い日には、雨戸が開け放され、庭を眺められ
 るようになっていました。

■写真は座敷


 庭は、観賞用というよりも野菜や果樹などを栽培する
 自給自足の場でした。



■写真は客用厠


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