植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇金沢の秋2020 金沢寺町寺院群散歩Vol.2 ①

2020-09-19 04:14:00 | #金沢いしかわ#観光


金沢の観光スポットレポート(No.1890)

◇金沢の秋2020 金沢寺町寺院群散歩Vol.2 ①(ユーチューブ連動解説版)

〇寺町寺院群概要

寺町寺院群は、石川県金沢市寺町、野町にある寺院の総称である。藩政期に一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が集められた。忍者寺として知られる妙立寺を始め、68の寺社(2020.1現在)が立ち並び、市内の三つの寺院群の中で最大規模である。寺町、野町、弥生の各一部、22.0ヘクタールが「金沢市寺町台伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定(2012年)されている。



〇大蓮山妙法寺

天正元年(1573)に圓智院妙浄法尼が開基となって、尾張、荒子に建てられました。その後、領主の移転とともに、越前府中、能登府中、金沢尾張町と移り、元和元年(1615)現在地に伽藍を構えて今日に至ります。妙法寺には石川県指定文化財「圓智院妙浄(篠原一孝夫人)画像 附紺紙金泥妙法蓮華経 漆塗経箱」が伝来しています。



〇寺宝公開の仏涅槃図






□妙法寺紹介ページ

■写真は妙法寺



〇永隆山妙福寺

慶安二年(1649)、実成寺八世・本覚院日誉の創建。本堂は、宝暦九年(1759)の大火で焼失したが、本堂の向拝の操形には創建当時のものが見られる。また、当寺は加賀藩士・岡本右太夫ゆかりの寺でもある。岡本右太夫は明和年間(1764~72)に初めて江戸より金沢へ孟宗竹を移植した人物で、石川県におけるタケノコ生産の元祖といわれている。(看板より)



〇岡本家の墓



□妙福寺紹介ページ

■写真は妙福寺



〇長久山本性寺

天正十四年(1586)、三田村作内と橋本総右衛門の二人が、加賀藩初代藩主・前田利家に請うて、本性寺を枯木町に建立。越前府中本興寺の子院・教行院の僧を招いて寺主とした。後に小立野に移り、次いで河原町、そして元和二年(1616)現在地に移った。境内には、建仁寺流の宮大工・山上善右衛門の墓がある。山上善右衛門は加賀藩三代藩主・前田利常の招きで加賀藩に仕え、富山県の国宝・瑞龍寺、羽咋市の妙成寺、気多大社、小松市の梯天満宮、那谷寺などを建立した名棟梁である。また、平家関氏の墓も境内にある。関氏は、平重盛の次男・資盛が伊勢国鈴鹿郡関の谷に隠れて関と姓し、源氏の討伐から逃れた。子孫は能登の長氏に仕え、現在に及ぶ。(看板より)



■写真は本性寺



〇寺町鐘声園

寺町寺院群(寺町5丁目交差点近く)にある休憩施設。池や築山を配した回遊式の枯山水の庭園では、四季折々の風情を楽しむことができます。



■写真は寺町鐘声園

(つづく)



ユーチューブ「金沢寺町寺院群散歩Vol.2 」

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