自衛隊警察消防の決死隊が編成されて原発に挑んでいるけれど
原発も隊員もどうか無事にと祈る事しか出来ません。
この先、どのような経緯をたどるのか、素人のkamokamoには想像もつきません。
攻防が長期間続くのか、収束するのか、はたまた最悪のときを迎えるのか。
そのあたりのアナウンスはどこからも全くなく、苛立たしい日々が過ぎてゆきます。
そんな中、ひとつ確実なのは、
現在、死を覚悟して作業に臨んでいる方が大勢いることです。
福島原発は1兆円以上の建築費がかかっているけれど、たとえ駄目になったってお金と数年の期間をかければまた作ることは可能です。(他のエネルギーに移行はするだろうけれど)
しかし人の損失は、お金やわずかな期間では補填できません。
人ひとりが成人になるまでに20年、各分野のベテランになるまでには、そこからさらに5年10年が必要です。
親が子供を育て上げるのに費やした年月と愛情、
成人した後、好きな分野で研鑽を積んだ知識と技術、情熱と使命感、
それらが、人ひとりひとりを造り上げているのです。
何の展望も脈絡も無く、勇気ある彼らをこの危険な作業に湯水のようにつぎ込み、いたずらに消耗するのは、大変愚かな行為です。
彼らが命を張って事態の悪化を食い止めている間に、取り残されているひとや一般人をもっと安全なところに移動させなければならないのでは?
と思ったりします。
他の国は80km圏以上、国外退避……
どうか、正確な情報をもとにすみやかに判断をしてもらいたいと思います。
なんて、kamokamoが言う事じゃないんだけどね。
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