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シリア戦、疑惑の誤審でまだ納得いかないkamokamkoです。
日本代表が勝ったから良いようなものの、もし引き分けか負けでもしてたら……


ところで

巷で流行っているタイガーマスク現象。
これって、はっきり言ってかなり凄いことだと思います。

なぜなら
アメリカのように大金持ちが節税対策や売名行為で寄付をするのと違って、
日本のタイガーマスク現象は「一般市民」が「匿名」で寄付をすることが「流行」しているからです。


「史記」のほんの冒頭、中国を最初に統一した「堯」「舜」「禹」の時代に関して、以下のことが書かれていました。

かいつまんで言うと
「為政者が徳政を行なうと、農民は畦を、漁民は漁場を譲り合い、工人は不良品を作らなくなる」

あらまあ、「工人は不良品を作らなくなる」なんて、まるで縄文時代から現代まで脈々と続く日本の伝統を思わせるようで嬉しいではありませんか。日本人の場合は「モノを作る楽しみと喜び」に突き動かされる傾向があるから、世の中が「徳政」かどうかは別問題だけどね。

とにもかくにも、児童福祉施設への寄付が「流行」となってしまう現代の日本に暮らすkamokamoたちは、とっても幸せな時代を生きているに違いありません。




ところで

タイガーマスク現象は、伊達直人の名を借りて匿名で施設に「物」を直接寄付をするということです。
表に出たくないけどチョットは目立ちたい、でも慈善団体への寄付は嫌、というシャイで現実的な日本人にとって、最もシックリ来る慈善行為かもしれません。

そりゃまあ某慈善団体にどれほど大金を寄付をしても、団体の派手な宣伝費やら都心の一等地にある事務所の高額な家賃やら運営資金やら人件費やらという名目で途中どのくらい消えてゆくか分からないし(ぶっちゃけ実際に海外の恵まれない子供まで到達する割合ってどれくらいなのか知りたいわ)。

さらに、街頭募金にしても募金している人たちの昼食代やら交通費やらが「集まった募金」から出ているというのもよく聞く話です。(昔は得体の知れない街頭募金も多かったし

不況の中でポケットマネーから捻出しているんだから、少しでも目減りを少なくして効率よく寄付したいわ。したがって、直接施設に子供用品を寄付をするとほぼ100%確実に………


おやおや、幸せな時代を生きる日本人として、これはどう考えればいいのかしら。

「日本人はおどろくほど騙しやすい」という日本に留学経験のある某隣国大学教授の談話もあるくらいだから、内外の篤志家の皮を被った詐欺師から虎視眈々と狙われているお人好しの日本人が寄付をするには、この伊達直人方式がいちばん確実なのかもしれないわね。


う~~~~~~ん

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