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遅ればせながら
新年おめでとうございます。


本年も拙ブログをご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます


正月早々、衝撃的なテレビ番組を見ました。
 それは……


BSジャパンの ゴッホ最後の70日(略)です。


ゴッホといえば、

昨年11月に国立新美術館でゴッホ展を見て感動し、デジタルデータ付きの洋書を取り寄せて(円高で今最安値?とってもお買い得よん)、何と元旦に到着したばかりです。

彼の画風に大きな影響を与えた浮世絵も、昨年10月に江戸東京博物館の両国界隈と隅田川の風景の浮世絵を一気に展示した隅田川~江戸が愛した風景~」で感動し、展覧会会場で販売されていた分厚い解説本にも満足できず、ゴッホと同じ出版社の浮世絵のデジタルデータ付き洋書を2冊取り寄せて鑑賞していたところでした。

何と言う偶然の重なりかと思います。

ゴッホの番組で紹介された彼の絵は、「隅田川…」の展覧会で見た「アレだ!」という構図も見受けられて一層興味深い展開となりました。


「苦労して絵画の技術を習得した後、ゴーギャンとの同居生活に破綻して自分の耳を切り落とし、その後療養所で生活するも心の病を悪化させて自ら命を絶った悲劇の画家」とのストーリーで展開していた絵画展でしたが……


それを一変させる番組の内容でした。


ゴッホの死後すぐにタヒチに渡ったゴーギャン。(耳切事件についてゴッホの生前は沈黙していたゴーギャンが、ゴッホが死んだ後に語ったことが真実として今に伝わる。死人に口無しってことかしら?

ゴッホの死のわずか半年後、自ら命を絶った最愛の弟テオ。

ゴッホの絵に憧れ贋作を描いたガシェ医師。
(この番組を見た後、あぁ~~これはガシェ作だ!というものがデジタルデータの中にいくつかありました。ゴッホの絵の白黒写真を元にしたというだけあって、確かにぼんやりした暗い色使いだわ……)


ゴッホの身の回りに存在したいくつもの邪気と狂気。

それらに苛まれ悩みながらも、沈黙を守り多くを語ろうとしなかったゴッホ………

ゴッホは決して狂気の人ではなく、

たとえ自分は誤解され傷つき死に至ろうとも、大切な人びとをかたくなに庇い続けた、心優しく愛に満ちた存在だったのですね



その、光溢れる絵のように……


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