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チョット話題が古いですが

旧暦3月3日は沖縄では「浜下り」の日。
宮古島では「サニツ」。
(3日:サンニチってことかな? なんだか東北弁に似ているかも??)
この日に宮古島の北西にある「やびじ」に一度は出かけてみたいと思っているkamokamoです。

春の大潮は特に干満の差が大きく、鳴門でも大渦が出現することでも知られています。
ニュースを見ていると、今年のサニツは例年になくリーフが海上に大きく露出している印象がありました。

去年、旧暦では閏月があり(7月が2回あったので1年が13か月になった)、今年は前年より1か月近くも遅い「浜下り」となったはず。
それでも、この日が1年でいちばん潮が引く日になっているのでしょうか?
kamokamoは遅蒔きながら漠然と疑問を抱きました。

そこで、宮古観光協会の「潮見表」で潮位を調べてみました。

旧暦3月3日は、こよみのページによると今年は4月19日。(新暦より一月半も遅れているのね…)
お昼の干潮の潮位は「-18cm」
前後の日はそれぞれ「-16cm」と「-12cm」
前後の月の最低潮位はそれぞれ「-12cm」「-13cm」です。
一年を通して最低潮位を見てみましたが、う~~~ん、旧暦3月3日は見事に最も潮の引く日のようです。
(参考までに真夜中の干潮時には12月の-26cmという数字もありますが、真夜中ではチョット…)

しかも旧暦3月3日は新月の大潮ではなく三日月の中潮です。
経験的にそれを認識し、生活の一部として利用していた昔の人たちは素晴らしいと思いました。

流れに逆らって進むモーターなどの原動力もなく風まかせ潮まかせの時代には、潮の干満や流れのメカニズムを知らないことは致命的だったでしょうね。
周囲を海に囲まれ、海とともに生きていた日本人にとって、昔は旧暦でなければ生活が成り立たなかったことでしょう。

旧暦って凄いや!
なんだか旧暦のカレンダーが欲しくなってきました。

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