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宮古島でシュノーケルをしたとき、コンパクトデジカメFinePix F10で撮った動画を使ってMPEG4ムービーを作ってみました。

こちらをクリックしてください。

高圧縮のため画質がいまいちで見にくいですが
音声はステレオで高音質です。

今、宮古島の海岸には数年前には想像もできなかった数の人が押し寄せ、個人客のみならずシュノーケル教室などでもソーセージを撒いて魚をおびき寄せたりリーフの珊瑚の上に立ったりで、海水浴客のマナーは最悪だそうです。

kamokamoがフィンで蹴飛ばされたのもどこかのシュノーケル教室の一群でした。十人ほどの団体でしたが全員手にソーセージを持って泳ぎながら夢中で撒いていて、プカプカ浮かんでハマクマノミを撮映していたkamokamoにぶつかってきました。どうやらkamokamoがクマノミポイントの目標になっていたようです。そんなに大量のソーセージをバラまかなくてもたくさんの魚が岩陰にいるのにと憤慨してしまいました。

おまけにほぼ全員が日焼けには全く無防備な姿で長時間遊泳しており、一体この教室の主催者(ほとんどが移住者。宮古の人で泳ぐのは子供だけ。)は飯の種である珊瑚を保護することも、客の日焼け(宮古では病院に運ばれるケースも)に留意することもしないのかと愕然としました。ひょっとすると日焼け防止クリームを体中に塗って海に入っている? ますますサンゴが弱ってしまうな。干潮時に足が着くこのリーフはサンゴが踏み荒らされてすでに瀕死の状態なのに。

つい半年前まで、ここはレタス状のサンゴや海藻がこんもりとまとまりクマノミの巣になっていました。たった半年でこんな状態になるとは想像もしていませんでした。

サンゴは環境の変化に大変デリケートな生物です。
訪れる人がまばらだった時にはそれほど目立たず影響が無かったように見えた行為も、大勢でそれをされては、その場を動けないサンゴは物も言わず静かに死んでゆくことしか選択肢がないのです。

美しい宮古のリーフも、もはや風前の灯火のようで胸が痛いです。
何とかならないかなあ。

宮古島の風景のパノラマ写真はこちらへどうぞ。

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