iPodでエクササイズ

iPodで、退屈なマシントレーニングを楽しいものに変えましょう!






今朝から蝉が一斉に鳴いています。いよいよ梅雨明けかも。

さて、皆様はパソコンや周辺機器の普段のお手入れ、どうしていますか?
kamokamoは通常はからぶきで、時々固くしぼったタオルで拭いていました。キーボードのシリコンラバーの間は綿棒で根気よく。

ところが困ったのはプリンターCanonMP950。ご覧のように上面と正面のほとんどをツルツルテカテカの黒いプラスティックで覆われています。(iPodの黒を安っぽくしたみたいな感じ。iPod黒はしっかりとコーティングしてある。)

3年以上愛用したBJF9000が突然不調になり、当座を凌ぐために急いで新しいプリンターを買わざるを得なくなりました。後継として同じA3サイズのPro9000か9500を考えていましたが何故か突然発売延期になっており、タイミングが合わず残念無念です。BJF9000ももう少しあとで壊れてくれたらよかったんだけどなあ…。
近頃電気店のプリンタのコーナーを見て回ることはほとんどなかったので、デザインが一変していることに驚きました。きっちりと蓋が出来てホコリが入らないようになっているところなんかは、う~~ん、なかなかよく考えられているな。給紙のところに結構ホコリが溜まっていたもんね。
まあそういう訳で小型の電気餅つき器のような、いやクーラーボックスようなMP950が急遽新メンバーとなったわけです。

黒はわずかなホコリでも目立つので結構こまめに掃除しなければなりません。しかしうっかり乾拭きすると細かい傷がついたり、右のホコリが左に寄るだけだったり、固くしぼったタオルで拭くと繊維片が残ったりしぼり方が足りないと水滴の跡が残ったりです。で、ホコリ以上にそれらが目立つのでなかなか苦労していました。(ひと月に一度しか交換しない化学ぞうきんは気持ち悪くて使えないし。)




この問題を一気に解決へと導いたのは「ダチョウのハタキ」です。

先日ふらっと覗いた近くのデパートで「伝統工芸展」をやっていました。
kamokamoの目が釘付けになったのは、手作りの箒を売っているお店にふわふわと気持ち良さそうに置かれていた羽毛のハタキ。

「このハタキ、何ですか?」
「ダチョウの羽根のハタキです。」
「へえぇええ~、ダチョウ!! はたいた時に羽根が抜けてまわりが羽だらけになるってことはない?」
「ありません!ホコリはよく落ちますけど羽は絶対抜けません。それに静電気が起こらないので、はたいた後にすぐまたホコリを吸い寄せてしまうこともありません。」
「えっ、静電気が起こらないの?それはパソコンに良いかもね。」
「パソコン用に買ってゆかれる方は時々いらっしゃいますよ。」
「へー、試してみようかな、小さい方をひとつ頂戴。」

半信半疑で買ってきたものの、これがか相当な優れもの。
軽くてふわふわの柔らかく細かい羽毛が、キーボードのキーの間など到底手の届かないわずかな隙間まで入ってゆきます。机の上の細々したもの(タブレットのペンなど)をひっくり返すこともなく、やさしく確実にホコリを払い落とします。問題のプリンターの黒い蓋では、ホコリをきれいに払い落とすばかりか、ピカピカと艶が出るほどでした。
これには感動しました。

伝統工芸品なのでちょっとお値段高めだったけど、思わず大きいハタキも買いに走ってしまいました。(高いといっても化学雑巾レンタル料の3~4ヶ月分くらい。それで10年は使えるそうだから安い!)
根元を白くかわいい短めの羽根でしっかり支えているところなどに、工芸品の細かく丁寧な手仕事の良さを垣間見ることができます。

大きいハタキは現在普段の掃除にも大活躍しています。今まではハタキがけなど到底掃除の範疇には入らないと思っていましたが、このダチョウのハタキで認識が一変しました。
これは凄い!素晴らしい!!

写真はMP950の黒い蓋の上に置いたダチョウの羽毛はたき(小)です。

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