仮名日記

ネタと雑感

12月3日(土)のつぶやき

2011年12月04日 | Twitter
10:10 from web
東京国立近代美術館の『ぬぐ絵画』展に行ってきた。一見扇情的なテーマながら、日本近現代におけるヌードのあり方を考えさせる意欲的な展示。 http://t.co/n7iZHkbz
10:16 from web
『ぬぐ絵画』展 まず、日本にヌード絵画を芸術として定着させようとした人々の試みがあり、その精華として黒田清輝の《智・感・情》が置かれている。しかし、黒田の教え子の世代ですでに、ヌードを描くことの意味を作家が問い始めている。
10:24 from web
『ぬぐ絵画』展 この展示に合わせて、東京国立近代美術館の常設展もふだんよりヌードが多めになっている様子。加山又造の作品がむやみに淫靡で、下でやっていたことがこういう方向にも進むのだな、と思う。一方、土田麦僊の《湯女》は女性がしどけなく横たわっているが桃源郷を思わせる明るさ。
10:33 from web
土田麦僊の《湯女》は、画面は明るいけれども、要するに特殊浴場的なサービスがあるのかしら、とよけいなことを考える。山種美術館に、同じ土田の《大原女》が展示されていたが、こちらに描かれた女性はかなり健康的。ただ、丸顔でかわいいのは共通している。
by kamei_diary on Twitter