KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

登攀訓練

2011年10月09日 20時43分23秒 | OUTDOOR

 三連休の中日も六甲山でクライミング訓練をした。

前日はバーティカル・リミットの映画を見てイメージトレーニングをし

今日は地獄谷から登りA懸垂岩のところでクライミングの訓練をした。

初めて地獄谷を通りA懸垂岩を見た時には登れるわけ無いと思っていたが今日はここを登る。

メジャールートでは無いので人通りは少ないがそれでも何人かは通る。

へたくそなんでそのまま通過してもらいたいところなんだが・・・

人が居なくなった頃合いをみてこっしーがリードで私がセカンドとして登り始めた。

こっしーはさくさくと登ってはヌンチャクをかけていくが

私はあれを回収しながら登るのか、大丈夫なんだろうか?

幾分不安もあったが三点確保を守って登った。

しかし、足場の確保が難しい場所で下を見てしまいその高さに・・・

高所恐怖症に3Mも20Mも変わらないと実感した。

脚が震え岩を掴む手も汗で濡れ・・・一度降りようかとも思ったが降りるのも怖いし・・・

この場所さえクリアすれば登りきれそうだったのでこっしーに

落ちるかも・・・と言ってから力まかせで登り無事に登りきった。

A懸垂岩自体はたいした高さではないかもしれないが

何かをやり遂げたという、久しぶりの達成感もあり嬉しかった。

その後はこっしーをビレイで降ろして支点の回収をして私はさらに登って

尾根沿いを降りたが次回は懸垂下降とか当分はここでトレーニングをしようと思った。

そして、いつものようにキャッスルウォールへ向かった。

キャッスルウォールでは初老の男性がソロでクライミングをしていた。

登山や縦走で必要な技術を習得する為に始めたクライミングだったので

ソロでどうやって登るのか凄い興味があってみていた。

その方法は支点を確保しロープを垂らしプルージックノットをハーネスに接続し登るという。

あれで登れるんやと新たな知識を得られたよ。

その人は私たちにも登るように言っていたが以前ここを通過した時にここは何級とかあそこは何級と

誰かが言っていたのを思い出した。

こっしーは登りたがっていたが初心者の私にはいくらなんでも無理があるぞ。

富士見パノラマで初心者がいきなり私の後をついてくるようなものだと感じ、

ものには順序があるだろう。こっしーには悪いが挑むのはA懸垂岩で高さや技術を磨いてからだな。

帰りに難波で飲んで泥酔して電車に乗っていたらおばあさんに席を譲られた・・・どんな顔してたん?