今日もアルプスの練習の為に六甲山へ来た。
しかも今回は懸垂下降とトップロープでのクライミングに挑戦する。
今日はキャッスルウォールへ向かうのに地獄谷では無くはメジャールートを歩いた。
これで一時間ほどの短縮と体力の温存ができた。
キャッスルウォールに着くと早速、トップロープの支点の確保にこっしーが乗り出した。
こっしーも久しぶりとの事で3点から確保し安全に気を配っていた。
私は高所恐怖症なので、これからのことを思うと気が重かった。
しかし、重装備の下りの安全には十分配慮する必要があるので挑戦してみることにした。
こっしーが支点も確保しその場でエイト環を使った懸垂下降のやり方をレクチャーし
いきなり、「じゃあ、降りようか。」って・・・えっマジで
「いやその~なんだ一回下に降りて高さの無いところで練習を・・・」
で私は下へ岩場を降りこっしーは懸垂下降で下まで降りた。
でこっから、こっしー師匠によるクライミングのレクチャーが始まった。
クライミングの本で読んでいても実際には中々うまい具合にはことが進まず経験者のこっしーが居てくれて助かった。
でもまぁ、師匠が師匠なんでややスパルタ感もあったが・・・
初の懸垂下降の準備も終わりいよいよ、スタートするのだが、これが中々最初の一歩がねぇ。
「へっここを降りるの?あっちへ回ったらダメ?」
「あっちに回ったら懸垂下降の意味無いやん」
「あっそうなんだ・・・うわっ怖いなぁ。」
こっしーはハーネスに体重をかけるようにと言うが怖くてうまくいかず
右手の力抜いてと言われても恐怖で抜けず僅かな距離を降りるのに延々の時間を感じたよ。
無事に下に着いたら今度はトップロープの練習をしようと言ってやり方を教わったら「じゃあ、登って」
「へっ私が先?」
初心者コースでも上まで登ると高度感があって落ちたらどうすんの?
その為に確保してるやん・・・そうやけどね・・・
登るだけなら先週来たときにこのルートなら登れそうだと話していたので
と思い登って行くと最後のハングしている岩を攻略出来ず迂回して何とか登った。
登った後はどうすんのかな?と聞いてみると「そのまま降りてきて」
そのままって・・・降りるのって苦手・・・
これを三回ほど繰り返しやっと慣れてきたが緊張と力みすぎで体力と気力が・・・
今日はこれまでにして難波で飲んで帰った。
でも今日は怖かったが貴重な体験が出来て良かったなぁ。