本当は土日で歩こうと思っていたが台風の影響で日曜日だけで歩くことにした。
いよいよ、順調に歩ければ今日で熊野本宮まで辿り着く。
早朝6時前の熊野本宮大社は死の国に相応しい静かさを漂わせていた。
本宮大社前のバス停から6時20分に田辺行きのバスがあり、このバスで近露まで行く為に、もはや早朝と呼べない2時半に起きて3時に家を出た。
近露までのバスの旅は苦痛だった・・・
バスが苦手な上に眠い・・・
寝たら田辺まで行きそうな感じだ。
バスには私ともう一人、伏拝から来た地元のハイカーも乗っていて近露バス停で一緒に降りて少し話をした。
わたしが今日は「本宮まで行きます。」と言うと「一緒やな、私も伏拝まで」と言っていた。
伏拝って本宮の手前3、4キロでは?と思いながら腹痛の私は即座にトイレに駆け込んだ。
7時半に歩きだして直ぐに近野小学校前を通る。校庭が芝生で珍しいなぁ。
約一時間歩いて継桜王子に着く。
立派な杉の巨木が出迎えてくれた。
直ぐ側の、とがの木茶屋はまだ開いておらず残念だった。
ここで霧雨が振り出した・・・予報では昼までは・・・
熊野古道に向かって小便をするとは大胆な
幾つかの王子跡を通り湯川王子に辿り着く。
雨は杉林でも合羽を着る位の雨となった。
しかし、なぜだろうか、嫌な気持ちが無い。
熊野権現が南紀らしい天気も用意してくれたのだろう。
三越峠には12時少し前に着く。
最初の予定では土曜日はここまで来て野営するつもりだったのに・・・
近くには立派な東屋と綺麗なトイレがあり野営には最適だったのになぁ。
三越峠までの激しいアップダウンとは裏腹に緩やかなアップダウンのダウンが主流となり足取りも軽やかだ。
途中で若い女性二人組みとすれ違った。はやりの山おんなかな?
発心門王子に着く手前は少し急な登りだったが距離が短かったので難なく登りきり、本宮入り口の門を潜った。
これでまた一つ本宮に近づいたなぁ。
腹減った・・・朝からすき屋の牛丼とおにぎり三個しか腹に入れていない・・・
しかし、食べ物は無し・・・発心門休憩所で休んでいたパーティの昼飯が羨ましかった。
後2,3時間の辛抱だと言い聞かせて物貰い発言は押し込んだ。
少し歩くとからくり人形が出向けてくれた。後ろの箱に水が溜まると倒れて引っ張りあげるというからくりだが、なかなか面白い。
伏拝からは果無山脈が良く見えるのだが今日は全く・・・見えない。
伏拝王子からは再び未舗装路になる。
未舗装路が嫌いでは無いが石畳がこの靴では良くすべるので注意が必要となり余計な神経を使うので大変だった。
三軒茶屋跡には小辺路の合流があって石碑には右高野、右紀三井寺とたぶん書いているのだろう。
本宮もいよいよ目と鼻の先となった。
ん?見晴台か良し行こう・・・やっぱ見えない
丸太の階段、石畳の階段を降りる。最後にこういう階段は疲れるなぁ。
ん?祓所王子に団体さんが一杯いる。雨も本降りになってるのに歩いている人が多いのは世界遺産に登録されたからだろう。
祓所王子を過ぎたら、いよいよ熊野本宮大社の鳥居が見えてくる。
長いようなでも案外短いような熊野古道の旅だった。
うわっ鳥居を潜るぞ!あっでもこっしーにはメールで知らせておこうっと。
雨の熊野本宮大社は人も少なく静かな本殿を黙々と御参りする。
今まで以上に念入りに御礼と来週の試験の合格を祈願した。
何故だろうか、雨で二日の行程を一日で歩いて来たのに疲れが無い。
ただ単に歩き馴れただけかそれとも・・・
いやぁ、今回の企画はスケールがでかくなったので達成感も格別にある。
歩いた記念に御朱印を書いてもらい交通安全のお守りを頂いて・・・あっ合格祈願忘れた・・・
JR西日本企画の「聖なる森 熊野古道を歩く」のスタンプラリーも中辺路で5個のスタンプを押した。
でも後5個も残っている。そう中辺路って新宮、本宮、那智の熊野三山を結ぶ熊野古道も中辺路なんだって。
いよいよ、順調に歩ければ今日で熊野本宮まで辿り着く。
早朝6時前の熊野本宮大社は死の国に相応しい静かさを漂わせていた。
本宮大社前のバス停から6時20分に田辺行きのバスがあり、このバスで近露まで行く為に、もはや早朝と呼べない2時半に起きて3時に家を出た。
近露までのバスの旅は苦痛だった・・・
バスが苦手な上に眠い・・・
寝たら田辺まで行きそうな感じだ。
バスには私ともう一人、伏拝から来た地元のハイカーも乗っていて近露バス停で一緒に降りて少し話をした。
わたしが今日は「本宮まで行きます。」と言うと「一緒やな、私も伏拝まで」と言っていた。
伏拝って本宮の手前3、4キロでは?と思いながら腹痛の私は即座にトイレに駆け込んだ。
7時半に歩きだして直ぐに近野小学校前を通る。校庭が芝生で珍しいなぁ。
約一時間歩いて継桜王子に着く。
立派な杉の巨木が出迎えてくれた。
直ぐ側の、とがの木茶屋はまだ開いておらず残念だった。
ここで霧雨が振り出した・・・予報では昼までは・・・
熊野古道に向かって小便をするとは大胆な
幾つかの王子跡を通り湯川王子に辿り着く。
雨は杉林でも合羽を着る位の雨となった。
しかし、なぜだろうか、嫌な気持ちが無い。
熊野権現が南紀らしい天気も用意してくれたのだろう。
三越峠には12時少し前に着く。
最初の予定では土曜日はここまで来て野営するつもりだったのに・・・
近くには立派な東屋と綺麗なトイレがあり野営には最適だったのになぁ。
三越峠までの激しいアップダウンとは裏腹に緩やかなアップダウンのダウンが主流となり足取りも軽やかだ。
途中で若い女性二人組みとすれ違った。はやりの山おんなかな?
発心門王子に着く手前は少し急な登りだったが距離が短かったので難なく登りきり、本宮入り口の門を潜った。
これでまた一つ本宮に近づいたなぁ。
腹減った・・・朝からすき屋の牛丼とおにぎり三個しか腹に入れていない・・・
しかし、食べ物は無し・・・発心門休憩所で休んでいたパーティの昼飯が羨ましかった。
後2,3時間の辛抱だと言い聞かせて物貰い発言は押し込んだ。
少し歩くとからくり人形が出向けてくれた。後ろの箱に水が溜まると倒れて引っ張りあげるというからくりだが、なかなか面白い。
伏拝からは果無山脈が良く見えるのだが今日は全く・・・見えない。
伏拝王子からは再び未舗装路になる。
未舗装路が嫌いでは無いが石畳がこの靴では良くすべるので注意が必要となり余計な神経を使うので大変だった。
三軒茶屋跡には小辺路の合流があって石碑には右高野、右紀三井寺とたぶん書いているのだろう。
本宮もいよいよ目と鼻の先となった。
ん?見晴台か良し行こう・・・やっぱ見えない
丸太の階段、石畳の階段を降りる。最後にこういう階段は疲れるなぁ。
ん?祓所王子に団体さんが一杯いる。雨も本降りになってるのに歩いている人が多いのは世界遺産に登録されたからだろう。
祓所王子を過ぎたら、いよいよ熊野本宮大社の鳥居が見えてくる。
長いようなでも案外短いような熊野古道の旅だった。
うわっ鳥居を潜るぞ!あっでもこっしーにはメールで知らせておこうっと。
雨の熊野本宮大社は人も少なく静かな本殿を黙々と御参りする。
今まで以上に念入りに御礼と来週の試験の合格を祈願した。
何故だろうか、雨で二日の行程を一日で歩いて来たのに疲れが無い。
ただ単に歩き馴れただけかそれとも・・・
いやぁ、今回の企画はスケールがでかくなったので達成感も格別にある。
歩いた記念に御朱印を書いてもらい交通安全のお守りを頂いて・・・あっ合格祈願忘れた・・・
JR西日本企画の「聖なる森 熊野古道を歩く」のスタンプラリーも中辺路で5個のスタンプを押した。
でも後5個も残っている。そう中辺路って新宮、本宮、那智の熊野三山を結ぶ熊野古道も中辺路なんだって。