万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

Bunkamura 万華鏡展から 3 素材いろいろ

2013-09-21 21:05:21 | 万華鏡ブログ

今日もbunkamura 万華鏡展からご紹介します。
写真は、高林千稔さんの世界です。 いつも独自のプレゼンテーションの仕方で、ご自分の万華鏡作品を展示しています。 展示は、和蝋燭と時計がテーマになっているようですね。 



高林さんの木工万華鏡は、木材の選び方、万華鏡としてのデザイン、美しい仕上げ、オブジェクトセルのアクリルの加工、オブジェクトのこだわり、持ちやすさ、覗きやすさなど、どの点をとってもベストを尽くされていることがよくわかります。 この手前にある1点は、新作です。 

何種類かの組み木から削りだされた万華鏡の筒は、カーブのついた曲面に現れる美しい模様が魅力です。
組み合わされたアクリルのオブジェクトセルは、その一体感を損なわないように、手をかけて磨かれていると伺いました。 木のぬくもりと作家さんの想いがこもった作品は、大切な宝物にしたくなるような万華鏡です。

次は全く雰囲気の違う、デコバージュの技法で作られた万華鏡です。 こちらもこの展示会ではお馴染みの大塚新子さん・友子さんの作品のほんの一部です。

美しい絵柄を切り抜いたものをテーマに沿って選び、筒に張り付けてデザインしたうえで、ニスを塗り、乾燥、磨きを何回も繰り返すそうです。 素材の雰囲気を伝えながら、光沢のある丈夫な筒が出来上がります。
そして、テーマに沿った映像をどんなふうに表現しているのか、一つずつ覗くのが楽しみです。 美しくきれいな映像は、筒の魅力をさらに高めているという点が何よりも素晴らしいですね。

分かりにくいですが、左の作品は、筒の一部が空間になっていて、シャドーボックスのような作りになっています。 ストーリーを感じる作品です。 内部の映像もとてもきれいでした。

ほぼ中央にある黒地に花の模様の万華鏡。 映像展開もインパクトのある華を見せています。

 

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