BKS万華鏡世界大会で来日したチャールズ・カラディモスさんの新作です。ガラスを窯で成形し、2つのパーツを合わせて筒にするのが彼の定番スタイルでしたが、今回発表したのは、ガラス製ではありません。 なんと3Dプリンターによって成形した筒の作品で、プロトタイプ第1号です。 まだ正式なタイトルもありません。高さが約24㎝あり、プリントするのに60時間かかったそうです。コンピューターから生まれる立体作品をどのように形容したらいいのか、私には正直なところよくわかりませんが、結構複雑な形です。
写真はいずれもご本人から提供されたものです。
2ミラー9ポイントの美しいシンメトリーは、さすがカラディモスさんならではのもの。 オブジェクトはランプワークを施したガラスやドライアンプルで、魅力的な映像を生み出します。
オブジェクトセルは簡単に開閉ができ、中のオブジェクトを交換できるという点も彼の作品にはなかったタイプです。
3Dプリンターの可能性に注目し、第1号に手ごたえを感じたカラディモスさんは、今後も挑戦していくとおっしゃっています。
今日でこのブログの1700回目の投稿になります。 これからも作家さんの創る素敵な万華鏡をご紹介していきたいと思いますのでお付き合いいただければ幸いです。
万華鏡にはそれぞれ作家さんがいて、個性あふれる作品が素敵ですと伝えることが当初の意図でした。 これからもその気持ちで続けていきたいと思います。
そしてありがとうございます。
毎回楽しみに拝見しています。
新しい万華鏡がアップされたかな?と、
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これからもずっとこのブログが続きますように。