鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

首里城。

2012-12-17 | 日々のこと。
12月の中ごろ、出張で沖縄へ行きました。

1日目に3時間の自由時間が生まれ、
上司たちとは別に女性4人で那覇市内を少し廻りました。
那覇へ着いたなら、やはり首里城へと。
沖縄戦で那覇市街90%が焼き払われ、
首里城も平成になって復元されました。

街路樹もシュロやネムノキ、フクギなど、北陸とは全く違って、
それだけでも遠く南へ来たことを実感。
そして石灰岩の石畳や石塀の柔らかな質感もまた独特。







首里城自体がパワースポットといわれていますが、
さらに城内のなかで一番のパワースポットはここ。
首里森御嶽です。
何かそう、これは生命の樹のように感じました。
ここから沖縄のほわんほわんした大地のエネルギーがでているような。
この御嶽と久高島を拝む御嶽と久高島は、
1本の聖なるラインで結ばれています。
いつか時がきたらほかの御嶽にまねかれ
訪れることもできるでしょうか。


こちらもまだ工事がされていました。
内部の見学もでき琉球王朝の華やかな歴史と
王族の暮らしの一端を知ることができます。


生命力にあふれた緑。
見ているだけでパワーをもらえます。

沖縄という美しく柔らかな光にあふれるこの島が、
近世は戦火に遭い今もまだ本当に戦争が終ったとは言えず、
また古くは大陸や薩摩藩に翻弄され続けた歴史を思うと、
どうしてという答えのない疑問が湧き上がってきて、
いたたまれない気持ちにもなりました。
美しい風景とのコントラストに
なお更その思いをかきたられました。

後日出会ったバスガイドさんが話してくださったこと、
また後日綴ります。


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