鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

残念っ。

2007-08-11 | 八尾だより。
第2土曜の今日、八尾上新町では風の市がある。
それにあわせて八尾の店の開店準備に向かった。

9時半過ぎ、既にオーナーが先に来て準備中であった。
朝の挨拶もそこそこに開口一番、オーナーから仰天ニュース。
聞いたなり、ええ~~!!!
いつもお世話になっている『喫茶つどい』のA美さんが
右肩を骨折したというのだ。
OH MY GOD!!と叫びたくなった。

開店準備を終え、数軒隣りの『つどい』へいくと、
当の本人がいつもの明るい笑顔で「いらっしゃーい」と出迎えてくれたが、
肩をコルセットで固定した痛々しい姿。かわいそうに。

A美さんといえば、おわらの踊りの名手。
いくつもあるおわらの連のひとつ、「酔芙蓉の会」の顔である。
ふとかざす手の向こう、八尾の山々が浮かび上がるような、
八尾に生まれ育って踊ってきた人にしかできない踊りが備わっている。

A美さんの踊らないおわらなんて気の抜けたビール、
中味が入っていないご祝儀袋、
それから、それから、
お湯が沸いてなかったお風呂、
おかずができたのに炊飯器のスイッチが入ってなかった……、

え~っと、えっと、まだ言い足りないが、
そのくらいのがっかり残念な気分ってこと。










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4 コメント

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Unknown (strauss)
2007-08-15 20:12:47
そ、それは残念なこと……。
もしかしたら私も見せてもらえる機会があったかも、なのに……。
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Unknown (kakyo)
2007-08-16 19:57:19
◎straussさん
本当に残念なんです。もう是非、straussさんには、この方の踊り見て頂きたかった。網笠を被った娘さんたちとは一味も二味も違う、大人の踊り。
昔々NHKで高橋治さんの「風の盆恋歌」を朗読と映像で綴った番組が作られたとき、メインで踊っていらっしゃった方なのですよ。
またいつか・・・があれば、是非に、です。
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Unknown (vino)
2007-08-18 13:52:24
<ふとかざす手の向う、八尾の山々・・・>
当方、同性の方にその雰囲気を語らせるその人の在り様をこそ本来その人に備わった「いろけ」である、と思っておりますので、A美さんの舞い姿が眼に浮かびます。
片肌脱ぎででも踊る?そんなことはないか、<ふとかざす>ですもんね。お大事になさるようお伝え下さい。
kakyoさんもその後お変わりなくお元気そうで、何よりです。
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Unknown (kakyo)
2007-08-19 17:29:54
◎vinoさん
昨日・今日と八尾へ行っていましたが、
A美さんは溌剌としていました。右肩を見ない限り、いつもと変わらず。
私も見習わなくては。
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