鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

初めてのろくろ。

2014-11-06 | 日々のこと。
器が好きが高じて器を販売したりしているのに、
なんというか、好きだから手を染めないでいたのが陶芸でした。

九谷五彩での絵付け体験等は何回かあるものの、
ろくろ体験は初めて。
教えて頂いたのは大野町で陶芸工房一閑を構える中村さんご夫妻。

夏の終わり、陶芸教室の生徒さん達の作品展が金沢市民芸術村の里山の家であり、
そこでろくろ体験をさせていただきました。

学生時代、陶芸科の教室に何度も行っていましたが、
なぜか土をさわることはせず、
今は亡き友人の成ちゃんが、菊練りする姿を眺めていたことしか記憶にありません。

思っていたより固い土に親指をいれむにゅ~と伸ばしていくのだけど、
んん??
ゆーこときかんぞ・・・。
終始、先生が手を添えて頂いていたおかげで、
あっという間に形になりました。

この僅かな時間での体験でしたが、
いま、店にある器たちを作った陶工の手技をすこしだけ
なぞり感じとることができるようになったのも収穫でした。

先日焼き上げていただきできあがった器に、
こまちなーとminiで求めた美味しそうな長芋、ぶなしめじを焚きあわせて初使い。
実際に使ってみると、もう少し見込みを広くとると良かったかもと思いましたが、
なにせ、ろくろに向かっていた時はそんな余裕は全くなく、いやはや・・・(苦笑

中村先生、大変御世話になりました。
日々、愛用していきます。


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2 コメント

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Unknown (strauss)
2014-11-06 08:38:14
混ぜて売れるレベルの出来ね!
そ、それは・・・ (花がたみ)
2014-11-08 15:16:07
straussさん
それはアカン(笑
でも先生の手があったから形になりましたの。
難しいもんですね。
焼き縮みを考慮し同じ大きさに素地を作っていく・・・
私には永遠に一点ものしか作れませぬと実感しました。

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