鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

ISICOのセミナーへ。

2008-03-06 | 日々のこと。
今日は休みをとって午後からISICO石川県産業創出支援機構主催の
モチベーションアップセミナー
「意識を変える、お店を変える本気のweb活用」に参加してきました。

昨年9月に母が倒れて以来、放置状態だったHPをリニューアル中で、
このままHPとしてか、あるいはウェブショップとして出なおすべきかと
考えていたときに知り得て申しこみました。

はじめにウェブショップで売上をぐぐんと伸ばし今日にいたる、
和歌山の紀伊国屋文左衛門本舗・上田真歳氏、
そして地元石川の和座本舗・西田 上氏らの基調講演でした。

ウェブショップはモールに出したところで、
最初から上手く軌道にのるわけもなく、
紆余曲折をへて今のステージにまで上った人たちのお話は、
説得力があり刺激にみちていました。

骨董は一度売るともう殆ど同じ物が仕入れできないため、
ヒット商品というものが生まれません。
それでも、彼らのお話しのなかから、色んな気付きをもらい、
これは取り入れてみようと思うこともいくつか。

基調講演のあとは県内で実店舗とウェブショップを経営する
4人の方々のパネルディスカッション。
今回、このセミナーで一番、聴きたかったのは、
ヨーロッパの子供服を扱うH(アッシュ)オーナー超原裕幹氏のお話。
歳のころ30代前半くらいでしょうか。
ネットショップから人気に火がついて(炎上ではないよ)、
オリジナルTシャツのお店を首都圏に3軒、実店舗を出しています。

ディスカッション最後にそれぞれのモチベーションアップはなに?ときかれ
超原氏の答えは「現金ですね」。
すごいストレートで、会場からは失笑もありましたが、
とても大切なことですよ、商いですもん。

夫婦二人で始めたお店は、休みが勿体無いと年中無休でやってきたそう。
オーナーは午後7時に店を閉店後、ウェブショップの応対をし、
帰宅するのが午前7時。
それから30分だけ寝てまたウェブショップの応対をして実店舗へ。
そんな壮絶な時期の話(今は専門のスタッフを雇用)や、
2年かけてオリジナルTシャツの開発をし全国のデパートを営業した話など、
シャイな性格のようで淡々と話すのだけど、
行動力、実行力、がんばりがすごい。

それぞれのビジネスごとに
スタイルこそ違えど共通してあるのは、熱意と継続。

もぅ、本当、ぎっくり腰になってる場合ではない。
シャキ-ンと、またまたネジを巻きなおして
小さいことからコツコツ励んでいきます!
(あれ、前にもどこかで書いたわ、しっかり、、、自分)




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2 コメント

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エライ! (つぐまるマダム)
2008-03-06 15:36:36
そうやって、自分から刺激を受けに行くことがすばらしいですね。
でも、みんながネジをキリキリ巻いてるのも
世知辛い世の中になっちゃうからなぁ。


花がたみさんには、ゆったりとしていてほしいんですけれど。
…ってこれは個人的な希望なので、お気になさらずに。
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切実なんだなぁって。 (kakyo)
2008-03-06 19:02:05
○つぐまるマダムさま。
半分は仕事がらみで、今回のパネラーの方々のどなたかに財団で行うセミナーの講師をしてもらえそうな人はいないかなどの検分もあったのですけどね。
骨董でがっつり儲けるなんてまず無理、よほど悪いことしないと(苦笑)
会場は200人近い人たちが来ていて、石田屋さんや吉田酒造店さんの社長なぞの姿もありましたし、みんな、切実なんだなぁって実感。
私みたいに週末だけ開店っていうポレポレな人は見当たりませんでした。
ゆったりですか~。ウェスト周りはゆったりしてきましたよ~・・・。
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