挨拶は――。

某財団法人の仕事も、はや半月を過ぎた。
先週末から今週にかけては、加入企業の新入社員セミナーを行っており、
あっという間に１日が終わっていく。
受講者は18才～22才前後で、私が彼らの親であってもなんら不思議がない。

セミナー終了後、講師の先生を見送って、会場の後片付けをしていると、
几帳面な字で書きこみのあるテキストが、一冊忘れてあった。
このテキストはところどころ設問形式になっていて、
受講者は回答を書くようになっている。

そのなかで「あいさつ」の標語を作ろうという設問が一つあった。
「あ」のみ（　　）の中が書かれてあり、残りの空欄を埋めていく。
皆さんも画面の前でどうぞ♪

あ・・・（あいさつ　　）は、
い・・・（　　　　　　）
さ・・・（　　　　　　）
つ・・・（　　　　　　）


さて、もう書けたかな～？
回答例は、

あ・・・（あいさつ　）は、
い・・・いつも　or　いきいき　
さ・・・先に　　or　さわやかに　　
つ・・・常に　

などなど。
「い」と「さ」は簡単に思いつくのだが、
「つ」はなかなか回答が浮かばず、受講者は苦戦していた。
さて、テキストを忘れていったこの忘れん坊さんは、
「つ」を何と書いたのかなと見てみた。
すると。

あ・・・（あいさつ）は、
い・・・いつも　
さ・・・さわやか　
つ・・・つっぱねる！

いったいどんな挨拶をするのだ？とイメージしたら、
笑いがこみあげてきた。