俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月16日(金)

2021-04-16 12:03:09 | 日記
曇り



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4月15日(木)

2021-04-15 11:31:06 | 日記
晴れ
かまずみの花、おがたまの花咲く。

●句美子の『手袋の色』から50句程度選句中。
●総合誌やネットなどで若い人の俳句を見る。一番の感想は、元気で燥いでいる。燥ぐ原因はなにかと。

●俳壇の占いコーナー、やぎ座は、運はふつう。5月は天体観測、自然の中を歩く。
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4月14日(水)

2021-04-14 10:36:47 | 日記

●霧雨らしいので傘なしでゴミ出しにでて、すっか濡れてしまった。着がえる羽目に。それなりに降っていた。

●愛媛から毎月俳誌が数誌送られてくる。なにかしら絆のようなものを感じてありがたく拝読している。愛媛には愛媛特有の俳句への価値観があるように思える。愛媛俳句の伝統と言えるのだろう。吟行記などは特におもしろく読んでいる。

「灯4月号」に故青野子先生の「俳句は鶏の餌にもならないとある人は言う。しかし鶏の餌にもならない俳句が自分の人生をこれほどまでに豊かにしているのはまぎれもない。」と言われたという話。「鶏の餌」に例えたのは愉快。ついでに「俳諧ははくてもありぬべし。ただ世情に和せず、人情に達せざるひとは、是を無風雅第一の人といふべし(芭蕉)」を引いてあった。

●芭蕉の言葉が出たついでに芭蕉周りことをネットで見ていた。面白いことを発見。弟子の杉風関係で、亜浪が出て来るとは。亜浪の字を愛好する人も多い。ちょっと見てみたい。

<芭蕉の門弟であると同時に、芭蕉の有力な庇護者であった杉山杉風の墓は、東京都世田谷区宮坂2-24-5の築地本願寺派成勝寺本堂裏の墓地にある。上段には「杉風墓」と記されその下には、
     痩せがほに団扇をかざし絶しいき
と辞世が刻まれ、さらに線描きの杉風肖像が彫られている。揮毫は俳人臼田亜浪である。大正十二年震災に罹りて墓碑の破損せる為遺骨を此に改葬すると共に昭和五年十一月之を再建すと碑陰に刻まれている。傍らに立つ墓誌銘には芭蕉桃青居士元禄七年十月十二日とあり芭蕉の供養墓ともなっている。>


●明日が延長期限締切となっている税金の申告。やっと今日郵送した。
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4月13日(火)

2021-04-13 10:33:13 | 日記

おがたまの花に雨粒ころがりぬ   正子
ラベンダー乙女ならずも嗅ぎにけり 正子
王配の喪中に買いぬラベンダー   正子

●「俳壇5月号」届く。本号の84ページの「俳句の杜2020アンソロジー作家作品集」に柳原美知子さんの「黄砂ふる」(5句)が載る。花冠の結社広告(隔月奇数号)が載る。広告最初のページ左隅の目立つところ。美知子さんに電話。美知子さんのところは、まだ5月号が届いていない。

●イングリッシュラベンダー2鉢買う。

●4月ネット句会に新緑の句を投句しようと思った。ところが、当季雑詠(春の句)として案内している。新緑の季語は夏。俳句は現場主義で行きたい。こんなにも新緑がきれいなのに、春の句と案内した手前、新緑の句は止める。今年はとくに季節がずれている。桜はとっくに葉桜。

●季語で思うが、ぴんとこなくなった季語もある。「種蒔く」。これは、籾種を蒔くこと。日本の農業もすっかり変わった。田舎にいけば、どの農家も小さい田んぼながら米を作っていた。籾種を蒔くことは生活のなかに深く入り込んでいた。ところが今は「種蒔く」でけでは、季語として弱い感じになっているように思える。新しい感覚の歳時記が要るのでは。
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4月12日(月)

2021-04-13 10:18:43 | 日記
晴れ

●4月月例ネット句会入賞発表。正午発表の予定が、1時ごろになる。今回は内容がいい句が、問題句がまあ、あった。
投句に、定型にしようと思えばできいるのに、定型を崩している句が結構ある。内容はいいのに選に入れるにはちょっと無理。みんな句歴はそこそこで、
いまさら。初心に帰れということ。定型は、基本の「き」なのだが。厳しく言うか、ということであるが。主宰一人がきちっといい句を作ればそれだけのこととも言える。世間は、主宰の句しか見ていないような感じでもある。

●朝10時過ぎ敬二さんの奥さんから電話。昨日の小包がもう届いてる。大したお見舞いではないが、たいそう喜んでくださった。

●句美子のアンソロジー、4月のネット句会が終わり次第、編集の相談に乗る約束。あと、1か月。
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4月11日(日)

2021-04-11 10:00:35 | 日記
晴れ

●4月月例ネット句会

投句
40.ふりあおぐ空に囀り雲もなし
雲一つない爽やかな春の空に、囀りが加わることで、美しい光景が際立ちます。気持ちのいい作者の心境も伝わってきます。(西村友宏)

42.野蒜咲く川の光を花に得て
川のきらきらした光を浴びた野蒜の生命力を感じます。 (髙橋句美子)

41.八重桜幼な木ながら花ゆたか



●「音楽の泉」、今朝はブラームス。外が明るいだけに、低音を聞かせてくれるわけかと。

●敬二さんのお見舞いに、『366花の歳時記』など小包を送る。敬二さんのことは、晃さんと、同人会長の有花さんに知らせる。
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4月10日(土)

2021-04-11 09:48:56 | 日記
晴れ

●『一日一花を愉しむ花の歳時記366』(金田初代監修・金田洋一郎写真/西東社刊)をBOOK1STで買う。366日あるのが、念をいれている。花だけでなく、歳時記だけでもない、その中間のところの本。

●井口文華堂で、便箋、シルクスクリーンの葉書など買う。井口文華堂もお店を移転してから、隠れ家的お店になって品物が少ない。ときたま大学生がペンを選んでいるのにあうくらい。文具を買うの都内へ出るか、横浜へ行くかとなる。
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4月9日(金)

2021-04-09 16:39:55 | 日記
晴れ

●ひんやりと新緑が冷えている。URの敷地をとおって、リハビリに。歩けば肩にかけるバッグが重く、脚に負担がかかっている感じ。

●敬二さんの奥さんに電話。コロナで面会できないそうだ。初期治療を終えてリハビリの段階に入っているが次の病院が決まらないでそのまま待っているとのこと。徐々に回復されいる様子で、ひとまず安心。
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4月8日(木)

2021-04-09 16:00:46 | 日記
晴れ
新緑の欅の高さに教会も 正子

●今日は久しぶりの副都心線。渋谷を越えて原宿下車。伊藤病院へ。6か月分の薬をもらう。思ったより1時間ぐらい早く診察が終わった。待ち時間が長いこの病院、みんなどこかでお茶や食事をするのを楽しみに遠くから通院してるらしい。病院のパンフレットにも表参道のお店が案内してある。

待ち時間に表参道をあるく。欅並木の新緑が美しい。参道沿いのトキョー・ユニオン・チャーチの屋根を初めてよく見た。屋根の反りが面白い。屋根が新緑に溶けている。表参道は明治通りまで下り坂なって、病院までは緩い上り坂。今までは自由に歩けたこのあたり、今日はこの坂を上るのに脚に負荷がかかる。山陽堂に寄るが、今日は面白い本もみつからない。中ではギャラリーの花に水をやって頂戴とか、お客さんがいるからとか、会話している。。根津美術館も予約制なので入れないし、骨董通りもみゆき通りもどこか寂れてるし、美味しいパン屋さんがあるのだが、今日は見つからない。裏通りの丘を歩く。神宮の杜に行きたいが時間がなくて帰る。あたらしくなった原宿駅もまだ通っていない。時間があるようでないようで、せかせかと帰る。
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4月6日(火)

2021-04-07 14:30:20 | 日記
晴れ

●気になっている添削1通返信。あんまり、添削の必要がない。そのいいわけがましく、私の撮った写真を同封した。建長寺の牡丹と、箱根湿生花園のおきな草のはがきサイズ。いざ印刷してみると、焦点がぼけているのは、いくら良さそうでもダメということがわかった。

●少し肌寒い。夕方から仕事へ。行くなり、今日は二人休んでいるで、たいへんだという。一人は39度の熱が出て昨日から休みという。PCR検査を受けたが、陰性とのこと。案の定、残業をと言われたが、友人と二人断って定時で退社。ナイトクルーがいるのに、なんてことだ。
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4月7日(水)

2021-04-07 13:59:39 | 日記
晴れ
山藤に花房はやも留守の家     正子
新緑にはるかな友を祈りけり    正子
若葉して鳥の模様の浮き立ちぬ   正子  

●敬二さんのご子息から3月末にメールをいただいている。敬二さん、命に別状ないが、ご病気とのこと。急なことで、回復を祈るしかない。倒れられて2週間は過ぎるから、親しい句友に連絡。

●4月2日に都筑阪急に出かけた。すっかり改装され2回にB00k1stが開店していた。良く揃っている。『俳句上達9つのコツ』(井上弘美著/NHK出版/1400円)を買う。

井上弘美氏は、京都生まれで、踊りの先生ではなかったかと思う。そのこともあるだろうが、俳句の型がしなやに整えられて、上手という感じ。書いている内容は、基本は基本なのであるが、文学として俳句を見るなら、粗野なところがある、できそこないの俳句も魅力なんだけれどと思いつつ読む。上手がいいわけではないし。しかし、俳句を添削するうえでは、上達するように添削し、教えなくてはならないし。

添削大流行りだが、外国の詩人に添削制度というのがあるのかどうか。自分でアドバイスを受けて直すべき。添削は一つの例案で、ベストじゃない。ベストじゃない、と言うのが難しい。
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4月5日(月)

2021-04-05 16:19:04 | 日記
小雨

●ネット今日もつながらず。WiFi器具のあたりを掃除したり、裏の番号を確かめているうちにコンセントからコードが偶然外れる。コンセントに差し直す。すると、どうでしょう。ネットが繋がった。
WiFiをつける前、ルーターでネットを繋いでいたとき、繋がらないことがよくあった。そのとき、コンセントを差し替え直すと繋がった。今回繋がった理由はコンセントを差し替えたことと思う。偶然とはいえ、よかった。WiFIでもおなじことが起こるんだと。

●血圧が下がり過ぎてふらつくので病院に電話、今朝一番に受診するよう指示される。9時までに来るようにということでおおいに疲れた。薬一種類休むことに。
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4月4日(日)

2021-04-05 15:59:37 | 日記
曇、ときに小雨

駅まではからすのえんどう花盛り 正子
くれないも白も吹かれて花水木  正子

●土曜日の夕方からネットが繋がらなくなる。夜になっても不通。仕事にならず。手紙による通信添削をたのまれて3度目になるが、返事を書こうにもネットの不具合で明日に延ばす。

●JAの直売所でかった筍、ゆでておいたのを料理。一番おいしいのは、木の芽醤油つけて網で焼く。今年は筍の裏作らしい。ぱっと出てぱっと終わるらしい。

●夕方句美子が来る。HPをまた作ろうかという。kakan.infoはだれかに取られたので使えない。suien.ne,jpはドメイン料を払っているのでOK.internet-haiku.
orgもドメイン料と払っているのでOK。任せるからと返事。

オックスフォードのブックワームを4冊借りて来てくれる。先週借りて来てくれた本の巻末に、問題練習があり、8つある物語の印象場面を俳句にしようというのがあった。そして、俳句の定義が面白い。
「5-7-5のシラブルで、3行で書く。」
シラブルの分け方の説明があって、例句が2つある。
日本の俳句の5-7-5のみが俳句輸出されたということ。これは、興味深い。



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