俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月14日(水)

2021-04-14 10:36:47 | 日記

●霧雨らしいので傘なしでゴミ出しにでて、すっか濡れてしまった。着がえる羽目に。それなりに降っていた。

●愛媛から毎月俳誌が数誌送られてくる。なにかしら絆のようなものを感じてありがたく拝読している。愛媛には愛媛特有の俳句への価値観があるように思える。愛媛俳句の伝統と言えるのだろう。吟行記などは特におもしろく読んでいる。

「灯4月号」に故青野子先生の「俳句は鶏の餌にもならないとある人は言う。しかし鶏の餌にもならない俳句が自分の人生をこれほどまでに豊かにしているのはまぎれもない。」と言われたという話。「鶏の餌」に例えたのは愉快。ついでに「俳諧ははくてもありぬべし。ただ世情に和せず、人情に達せざるひとは、是を無風雅第一の人といふべし(芭蕉)」を引いてあった。

●芭蕉の言葉が出たついでに芭蕉周りことをネットで見ていた。面白いことを発見。弟子の杉風関係で、亜浪が出て来るとは。亜浪の字を愛好する人も多い。ちょっと見てみたい。

<芭蕉の門弟であると同時に、芭蕉の有力な庇護者であった杉山杉風の墓は、東京都世田谷区宮坂2-24-5の築地本願寺派成勝寺本堂裏の墓地にある。上段には「杉風墓」と記されその下には、
     痩せがほに団扇をかざし絶しいき
と辞世が刻まれ、さらに線描きの杉風肖像が彫られている。揮毫は俳人臼田亜浪である。大正十二年震災に罹りて墓碑の破損せる為遺骨を此に改葬すると共に昭和五年十一月之を再建すと碑陰に刻まれている。傍らに立つ墓誌銘には芭蕉桃青居士元禄七年十月十二日とあり芭蕉の供養墓ともなっている。>


●明日が延長期限締切となっている税金の申告。やっと今日郵送した。
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