俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

5月15日(金)

2020-05-15 12:35:36 | 日記

晴れ。

●美容院にいくのも感染が気になってためらわれるが、マスクをしてカットしてもらった。ところが、マスクに小さい髪の毛が入り込んでしまって、ずいぶん我慢。

●手作りチョコクッキーを職場の友達みんなに食べてもらった。無塩バターがなくて、パンに塗るソフトバターを使たら思ったより塩味が効いている。「塩バタークッキー」と名付けて渡したら、今流行りと喜ばれた。また作ってね、と。
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5月14日(木)

2020-05-14 11:24:07 | 日記

晴れ。

●今日は子供の声が朝から全然しない。鳥も鳴かない。学校がはじまったのかも。

●「俳壇」6月号が届く。これは、購読している。俳壇8月号のプレミアシートに招待されている原稿をどう書こうかと、めくる。俳壇はほかの俳句総合誌に比べいろんな人を招待してくれる。リベラルな雑誌だと思う。

●去年いつだったかわすれたが、熊笹数枚を冷凍しておいた。まんじゅうを作るとき、下に敷く枌の代わりにしようと思って冷凍。それがすっかり乾燥して枌状態になった。思いついて本の栞に使うことにした。使ってみると具合がいい。今『火曜クラブ』(アガサ・クリスティ)に挟んでいるが、しっかり止まる。笹一枚を外すとき、山小屋で本を読んでいる気分にもなる。
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5月13日(水)

2020-05-14 10:16:09 | 日記

晴れ。

昼間暑かった。夜風は心地よい。真夏日に近い。薔薇に水を一日やらなかったら、しおれている。鉢の土を触って、水をやるかどうかみてやらなかったのだが、失敗。暑い日だったからかも。

●信之全句集の編集、ぼつぼつ再開。84歳で打ち切ればすぐにも前に進むが、本人は句集に乗り気でない上に、満89歳となる5月28日までの句を入るという。2017年7月~2020年5月28日までの句。

送られて来る句集は、意味不明の句が結構ある。みんなどんな読み方をしているのだろう。勝手に読んで、勝手に面白がっているように思える。恣意的に読める句を幅が広いとか、奥が深いとか言っているんじゃないのか、とも。
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5月12日(火)

2020-05-12 08:24:53 | 日記

曇り。雨ぱらつく。

橡の花紅色なれば気が晴れぬ 正子

●昨日病院のあとくまざわ書店に寄った。本屋は夏向きの本が並ぶ。山、キャンプ、学校の課題図書などたくさん。低学年の子供の本に、広島の原爆をあつかった2冊が目についた。個人の家族写真を本にしていて、ドキュメント風。一個人の家族の写真ながら言葉よりも原爆がよく伝わる。最後に、「母は、原爆で家族がみななくなったと知り、井戸に身を投げて死んだ」、とあった。低学年の子供に読ませるには、事実がきつすぎる。親がついて一緒に読むべきだろう、と思った。

夏は戦争について考える本がいろいろある。戦争を忘れさせるかのような、美しい自然の写真の本もある。尾瀬の本を手にとり、一泊した赤田代の写真がないかめくるが、なかった。

●「検察庁法改正案」を今国会で成立させようとしている。恐ろしいことを。安倍総理を応援する人たちがいてのことだが、いまだに長州閥が生きているのか。なんでこれが、どうにかできないんだ。
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5月11日(月)

2020-05-11 09:03:08 | 日記

曇り。昨夜雨が降ったあと。気温28度まで上がる。

病院の帰り歩けば家ごと薔薇    正子
薔薇たわわ政治は黒きもの隠し   正子
 
●5月月例ネット句会の発表原稿が完成したのが、今朝の2時前。自由な投句箱の選とコメント、洗濯などしながら作業。みんなのコメントが集まり次第、書き込む作業が残る。今日は通院検査日なので、睡眠不足は避けたいと思ったが、早朝起こされる。クロワッサンを温めて、朝食。お昼の弁当を作る。眠すぎる。

●NHKのクラッシック音楽館を聞く、フィルハーモニア管弦楽団、庄司紗矢香のバイオリンで、シベリウスのバイオリン協奏曲。新しい演奏家のスタイルを見た思いだ。画家の母親の影響を受けているのかも。

4月からのNHKラジオのクラッシク、新しい感覚が感じられる。今までは古かったのではという気がする。軽く、深くの傾向かも。
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5月10日(日)

2020-05-10 14:18:04 | 日記

曇り。

●5月月例ネット句会
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d

投句3句、からぶりでした。
31.雷の走る夜空を胸に寝る
32.夏雲と富士の雪嶺とおなじ白
33.野茨らし白きマッスが月の下
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5月9日(土)

2020-05-09 10:51:49 | 日記

曇り。

見えている野をやわらかにハルジオン  正子
純白を選りて摘みたるクローバー    正子
要塞を埋めて群れ立つクローバー    正子
月光の端が初夏の屋根の上       正子
つま立てば夏満月は屋根向こう     正子
 
●5丁目の丘に上る。5丁目の端は見晴らしが開け、坂がすとんと落ちている。こんもりとした丘の樹で大きな声でよく鳴く鳥がいるが、姿を見せない。崖に凭れて樹を見上げ、鳥が姿を見せるのを待っていたら、通りがかりの老人が何がいるのかと聞く。鳥がいるがなんの鳥かわからないので姿を見せるのを待っているというと、しばらく耳を傾けていたが、小綬鶏だよ、と教えてくれた。生まれたときからここに住んでいるとのこと。小綬鶏はこのあたりの竹藪にいたが、今は藪を追われてしまってるよ、とのこと。「チョットコイ」と鳴いて、姿を見せない鳥らしい。

●ハンバーグの紙包みを初めて食べる。焼いたハンバーグ、フライドポテト、ブロッコリー、茄子の揚げたものが紙に包まれて冷凍されて、500Wのレンジで7分加熱すればできあがり。味も上々。
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5月8日(金)

2020-05-08 14:37:53 | 日記

晴れ。薫風。


蜜柑の花匂えば睡り深からず  正子
若葉きらきら雀の声の弾けたる 正子
アダージョの三楽章より泉噴く 正子

●風に乗っていい匂い。柑橘の花の匂い。それにまじり、おがたまの花の匂い。もったいないくらいいい天気。

●句美子に昨日送る予定の宅急便を出しそびれた。今朝9時過ぎに浜銀通りのヤマトの営業所にもって行くと、都内なら今日夕方には届くとのこと。予定より、数時間遅れぐらいで届く。ここまで便利になったかと。送るものを夜準備して、朝早く持参すれば、その日の夕方着く。

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5月7日(木)

2020-05-07 06:42:24 | 日記

晴れ。

薔薇冷えるかたちあるもの皆冷えて  正子
夏来たり雲のなかより朝の空     正子
階段を昇りて数歩若葉冷ゆ      正子
夏雲と富士の雪嶺とあい耀き     正子
学校がなくて若葉に子等の声     正子
夏来たり丘に座れば空を統べ     正子   

5丁目の端の丘へ。富士山の頂上が見える。春の間は霞んで見えなかったが、よく見えた。夏が来た証拠。
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5月6日(水)

2020-05-06 13:22:50 | 日記

曇り。雨ばらつく。雷。

古き良きおがたまの花香る  正子
雷の走る夜空を胸に寝る   正子
開け放す本堂固めあやめ草  正子

●林誠司さんから『紅の挽歌』(中村猛虎著)が送られた。中村猛虎さんは、60歳。先月だったか、『踝』(近澤有孝著)が著者より送られてきたが、その近澤有孝さんも60歳か61歳ぐらい。この世代の俳人に共通する表現の仕方、表現の癖。

句集の編集からは、作品の読み方が規定される。
ずっと以前は評論的な読み方が流行った。昭和40年代半ばからは、評論的読み方を基礎におきながらも、作品中心の読み方となった。今は、作品だけの読みとなった。作品だけで読ませる句集は、めったにないかもしれない。

●句美子が母の日の花にばらの鉢をくれる。ホワイトピーチオベーション。その付録に花の種、メランポディウムがあったので、播いた。
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5月5日(火)立夏

2020-05-05 11:31:00 | 日記

晴れ。

白く咲いて野茨らしい月の下  正子

●早暁より起こされる。信之先生は、バナナスコーンとコーヒー、オレンジで朝ご飯。私は、夕べのおにぎりとインスタントみそ汁。

●向かいの家にえごの花が咲いている。白雲木も咲いているのではと思い、買い物の帰り、金蔵寺に寄る。白雲木も見ごろ。金蔵寺の講堂が開けられて、ご住職が掃除機をかけていた。金蔵寺の講堂が開かれたのを初めて見たが、コロナの影響で、空気を入れ替えているのかも。金蔵寺はあやめも盛り。

●柏餅をコープに予約注文しているが、明日配達。ちょっとずれているが。柏餅が本当においしいのは、旧暦の5月5日ごろ。山帰来の葉が青々となるころ。少し汗ばむようになって、部屋を開け放ち風を入れて食べる。縁側でも食べる。粒あんではなく、こしあん。

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5月4日(月)

2020-05-04 13:10:09 | 日記

雨のち曇り

四日はや夕べ菖蒲湯を立てり    正子
菖蒲の葉湯浴みのあとも青あおと  正子
風薫る見知らぬ花も良き香り    正子

●昨日の続きにバナナスコーン、チョコクッキーとサブレを焼く。電子レンジのオーブン機能で焼くが、どうもこの機能信用できない。つきっきりで焼く。子供の日のお菓子として宅急便で元希に送る。子供の日は、柏餅、粽と決まっているが、この季節傷んでもいけないし、手作りということで勘弁してもらう。

●近くのマンションの植栽にいい匂いの花がある。山茶花のような葉で、濃い紫の3センチぐらいの花びらが厚い花。名前がわからない。多分、おがたまの木。
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5月3日(日)

2020-05-03 11:00:49 | 日記

晴れ。

太陽と風と憲法記念日と   正子
鯉幟泳がす風のみぎひだり  正子


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5月2日(土)

2020-05-03 10:52:51 | 日記

晴れ。

●「俳壇」から原稿依頼。8月号に5句、「生活の句」とのこと。夏休み、ソーダ水などとある。締め切りは、6月10日。困ったことに、会心の作を一句挙げよと。そんな句は全くない。それができないので、いまだに句を作り続けているわけで。会心の作ができれば、ましな俳人と自負できようが。

●活けたからすのえんどうの茎の先が1センチほど若緑に。伸びている。

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5月1日(金)

2020-05-01 12:43:43 | 日記

晴れ。

●小さい鯉幟が見つかったので、ベランダの物干しに括り付けて泳がせた。今年は、まだ鯉幟を見ないが、前のマンションの子供たちが気付いてくれるだろうか。鯉幟の生産は生まれた県のとなり、岡山県が日本一という。知らなかった。願わくば、紙の鯉幟がいい。風にがさごそと鳴り、夕方降ろして畳むときは、小さい子は鯉幟のお腹に入って異界を楽しむ。そんな昔があった。

●「俳壇」から原稿依頼。8月号に5句、「生活の句」とのこと。夏休み、ソーダ水などとある。締め切りは、6月10日。困ったことに、会心の作を一句挙げよと。そんな句は全くない。それができないので、いまだに句を作り続けているわけで。俳壇の皆々様のようには、作句にテンションがあがらない。
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