俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

5月6日(水)

2020-05-06 13:22:50 | 日記

曇り。雨ばらつく。雷。

古き良きおがたまの花香る  正子
雷の走る夜空を胸に寝る   正子
開け放す本堂固めあやめ草  正子

●林誠司さんから『紅の挽歌』(中村猛虎著)が送られた。中村猛虎さんは、60歳。先月だったか、『踝』(近澤有孝著)が著者より送られてきたが、その近澤有孝さんも60歳か61歳ぐらい。この世代の俳人に共通する表現の仕方、表現の癖。

句集の編集からは、作品の読み方が規定される。
ずっと以前は評論的な読み方が流行った。昭和40年代半ばからは、評論的読み方を基礎におきながらも、作品中心の読み方となった。今は、作品だけの読みとなった。作品だけで読ませる句集は、めったにないかもしれない。

●句美子が母の日の花にばらの鉢をくれる。ホワイトピーチオベーション。その付録に花の種、メランポディウムがあったので、播いた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする