俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

5月12日(火)

2020-05-12 08:24:53 | 日記

曇り。雨ぱらつく。

橡の花紅色なれば気が晴れぬ 正子

●昨日病院のあとくまざわ書店に寄った。本屋は夏向きの本が並ぶ。山、キャンプ、学校の課題図書などたくさん。低学年の子供の本に、広島の原爆をあつかった2冊が目についた。個人の家族写真を本にしていて、ドキュメント風。一個人の家族の写真ながら言葉よりも原爆がよく伝わる。最後に、「母は、原爆で家族がみななくなったと知り、井戸に身を投げて死んだ」、とあった。低学年の子供に読ませるには、事実がきつすぎる。親がついて一緒に読むべきだろう、と思った。

夏は戦争について考える本がいろいろある。戦争を忘れさせるかのような、美しい自然の写真の本もある。尾瀬の本を手にとり、一泊した赤田代の写真がないかめくるが、なかった。

●「検察庁法改正案」を今国会で成立させようとしている。恐ろしいことを。安倍総理を応援する人たちがいてのことだが、いまだに長州閥が生きているのか。なんでこれが、どうにかできないんだ。
コメント
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