俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月13日(月)

2014-01-13 06:39:44 | Weblog
★正月の山の落葉のかく深し   正子
自然の移ろいは確かです。すっかり葉を落とした正月の山に足を踏み入れ、その落葉の嵩の深さにおどろかれたのでしょう。同時に新しい年への息吹も感じられたのではないでしょうか。(小川和子)

○今日の俳句
古里は雪に雪積む日々らしも/小川和子
和子さんの故郷は北国と聞いている。雪が積んだ上にさらに雪が降り積もる。そのことを知って、故郷で過ごした懐かしく思い起した。「らしも」にその気持ちがでている。(高橋正子)

○寒桜

[寒桜/神奈川・大原植物園]

寒桜は、薔薇(ばら)科。学名Prunus × kanzakura、Prunus : サクラ属 kanzakura : カンザクラ Prunus(プラナス)は、ラテン古名の
 「plum(すもも)」が語源。
・咲き始めるのは桜のなかでは早い方。1月頃から咲くものもある。大島桜と寒緋桜(かんひざくら)との雑種。ピンク色の花びらがいっぱい。
寒桜の仲間には「大寒桜(おおかんざくら)」や、伊豆半島に咲く、「修善寺桜(しゅぜんじざくら)」「河津桜(かわづざくら)」などがある。

◇生活する花たち「冬椿・冬の梨園・冬田」(横浜市緑区北八朔)

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1 コメント

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お礼とコメント (小川和子)
2014-01-11 21:18:49
正子先生の「今日の俳句」に「古里」の句をとりあげて頂きまして有難うございます。

★正月の山の落葉のかく深し 正子
自然の移ろいは確かです。すっかり葉を落とした正月の山に足を踏み入れ、その落葉の嵩の深さにおどろかれたのでしょう。同時に新しい年への息吹も感じられたのではないでしょうか。



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